人生最大の後悔とは
とあるSNSのグループで
『人生で最大の後悔を教えてくれ』というものがあった。
その回答は茶を濁す程度にしたが改めて真剣に考えてみると、
学生時代の恋愛にまつわることかなと思う。
これが20歳ぐらいだったら
志望大学に入れずに滑り止め入学してしまったという鬱々な気持ち、すなわち「大学受験に失敗するような勉強の方法をしてしまった」というのが人生で最大の後悔だったと思う。
しかし、今は、
「そういえばそんなこともあったな」と思える程度だ。
というのも最近は会社で管理職的なポジションを任されることが増えてきた。そこでは毎日のように何かしらの問題が起きる。『ふたりはプリキュア』の最初のシリーズのオープニングの歌詞ではないが「一難去って、また一難 ぶっちゃけありえない!!」を地でいっており、次々と問題に対処していかなければいけないので、1つの問題を後悔する暇もない、ましてや昔のことを後悔する暇はないのだ。
そう考えると、病んでしまう場合の特徴として「暇すぎで考えすぎる場合or忙しすぎて考える余裕がない場合」というのも分かる気がする。
大学時代は受験の失敗がそれこそ、この世の終わりみたいな感じがしていたがそう思っていたのは暇すぎて考える時間がたくさんあったからだろう。今は毎日が忙しくおそらく充実しているので過去の受験のことを引きずろうとは思わない。
ま、呼び出しや対応等で最近は完全な休日というものがないので、そっちの忙しすぎる方で病まないように自分の舵取りをしていかなければならないが。
本題に戻るが、人生最大の後悔について。
これは、した後悔というよりも、しなかった後悔である。
『涼宮ハルヒの憂鬱』の朝倉涼子の名言
「人間はさあ、よくやらなくて後悔するよりも、やって後悔したほうがいいって言うよね。」
まさしく、それ!
といった、やらなかったことに関する後悔だ。
中学生の時の同じクラスに気になる女子がいた。
背が高く、スタイルも程よい、スポーツ万能。
それだけ聞くとモテる女子に思えるが、モテてはいなかった。
なぜなら、顔が豚みたいだったからだ。
目が細くて鼻が上向いていてというイメージをしてもらえればいい。太っていることによって豚みたいな顔になる人は多いと思うが、その子はスタイルが良いのに生まれつきというか、自然な豚顔だった。
それで私は、マイページにもある通り、何が原因かは分からないが豚みたいな顔した女性にときめいてしまうので、当時もときめいていた。
しかし、当時の同級生友達との会話は基本的に容姿至上主義であり、気になっている豚顔の女子を狙おうものならブス専扱いされてからかわれるのが目に見えていたのでアタックできなかった。
これが人生最大の後悔、しなかった後悔だ。
今まで付き合ってきた女性にはそれなりに豚みたいな顔の女性もいたが、中学時代のあの女子のような完成度の高い豚顔の女性とは付き合えていない。だから、たまに思い出してしまう。
このことからも、やらなくて後悔するよりは、やって後悔した方がいい!
というか、やったことは時が経てば後悔しなくなる。
ということで、周りの目なんか気にせず、やりたいことをやろう!