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玉葱とクラリオン  作者: 水月一人
第二章
44/398

マナの木と亜人

「ぶべっ……」


 簀巻(すまき)にされた但馬がインペリアルタワー15階、謁見の間にボロ雑巾のように投げ込まれた。


 謁見の間はいつにも増して人口密度が高くなっており、部屋の真ん中で土下寝状態の但馬を取り囲むように、近衛の鎧をきた騎士たちがずらりと勢揃いして彼のことを見下ろしているのだった。


「まったく……お主は問題ばかり起こすのう」


 玉座には呆れた素振りの国王が肘掛けに頬杖をつきながら座っており、その周りに立つ大臣たちは但馬と目を合わせないように顔を背けていた。って言うか、あれ? なんか仮面紳士の中に似たような姿を見かけたような……


 そして、もう一人、玉座の前に立ち、高いところから但馬を見下ろすような格好で涙目のブリジットが立っており、


「先生、ひどいです! 私、あんなに恥ずかしい目にあったの生まれて初めてです!」


 と言って但馬のことを糾弾した。


 やべえ、めっちゃ怒ってる……


 どうやら、王族であるブリジットが王様にチクってこの騒動に発展したらしい。ごめんよと謝っても後の祭りである。軍隊になんか居るから、王族でも末席だと思っていたが、どうやらそれなりの権威があったらしい。もはや逃げ場はない。ここは一つ下手に出て、


「ゲヒゲヒ……すみませんすみませんお嬢様。お嬢様のお美しいお姿につい我を忘れてリビドーのままに突き進んでしまいました。悪気は無かったんです。でも良いでしょう? そのデカいだけで何の取り柄もないおっぱいが役に立ったのだから」


 と、謝るつもりでいたのに、気がついたら流れるように口をついて92Gをディスっていた。あれー?


「くっ……先生のばかああ!!!!!」


 ブリジットはそのセリフに地団駄を踏んで悔しがると、キィー! っと怒りを露わに、但馬の顔面に蹴りを入れてからプンスカと部屋から出て行った。激おこである。


 その怒りを目撃した近衛兵達は激怒し、


「この野郎」「貴様、我らが姫になんたることを……」

「え? 姫? あの人、結構偉かったの??」

「よもや知らぬとは言わせんぞ」「ふてえ奴だ」「やっちまえっ!」

「ぎゃああああ!! すんません、すんません! あんたら体力バカなんだから手加減しろよっ!!! 死ぬッ! 死んでしまうッ!」


 ドゲシドゲシと容赦なく但馬のことを打ち据えた。もはや謁見の間であると言うのにお構いなしに但馬が畳まれていると、やがてハァ~っと長い溜息を吐きつつ、


「どれ……もうその辺にしとくが良かろう」


 と国王が止めに入って、ようやく暴行が収まった。


 近衛兵たちはまだ怒りが収まらぬと言った感じに、


「ちっ……命拾いしたな、この野郎」「せいぜい夜道には気をつけることだな」「カァーーッ……ペッ!」


 と思い思いに口汚く罵りながら、ブリジットを追いかけて謁見の間から出て行った。


 そして、その場には血だらけの但馬が取り残された。ガチで痛い。


 その痛みにのたうち回っていると、いつぞやのプレゼンの時も居た女性騎士が出てきて、苦笑しながらヒールをかけてくれた。どうやらヒーラーだったらしい。


 この流れで失礼を働いたら命はないだろうな……と、但馬がおっかなびっくり礼を言うと、彼女はペコリとお辞儀をして、目立たないように玉座から離れて控えるように立った。


 但馬は首をポキポキ鳴らしながら、


「おー……いってえ……あいつら好き放題やりやがって……覚えてやがれよ」

「馬鹿モン。手加減しているに決まっておろう。彼奴らが本気なら、お主、今頃胴体と首が別れておるぞ」

「うっ……すんません。あと、お久しぶりです、王様。お元気そうで何よりですね」

「お主も息災かの。このところ、事業が順調であるそうじゃのう。お主のとこの、ほれ……石鹸じゃったか。あれは中々面白いのう。儂も使わせてもらっておる」

「あ、そうだったんですか? じゃあ、今度新商品お送りしますよ」


 そうしたら、ここへ持ってくればいいのだろうか……ぶっちゃけ、いつもしょっぴかれる形で連れてこられるから、アポイントの取り方がいまいち分からない。ブリジットに取り次いでもらえばいいんだろうか……と思ったところで、但馬はふと気になったことを訪ねてみた。


「そういやあ……近衛兵がブリジットのこと、姫とか呼んでましたけど、あいつってそんなに偉かったんですか?」


 すると、国王と大臣が難しそうな顔をして目配せし合った。何かまずいことでも聞いてしまったのだろうか?


「いや、あいつが王族だってことは、実は前々から気づいてたんすけどね……隠してんだと思ってスルーしてました。やっぱ聞いちゃまずかったんすかね……?」


 戸惑いながら言い訳がましくそう続けると、国王はやがて肩をすくめて、仕方ないと言った感じに口を開いた。


「国内でも知るものは少ないのじゃが……あれは儂の孫じゃ」

「はあ、お孫さん……って、ええーっ!! じゃあ、あいつ、直系だったの!?」


 王族とまでは踏んでいたが、まさか直系とは思っていなかった。軍隊で下っ端やってるし、前線にもいくし……やべえ……今までの数々の仕打ちを思い出して、但馬は血の気が引いてきた。そりゃ、近衛兵も怒るはずである。知らなかったとは言え、今回の件で完全に目をつけられたに違いない。


 夜道をマジで気になきゃいけないのだろうか……と真っ青になっていると、国王が続けた。


「あれは幼き頃、母親を暗殺されておってな……顔が知れると同じ目に合わされるやも知れぬ。故に時期が来るまで誰にも知らせず隠しておったのじゃよ……これは決して他言してはならぬぞ」

「そりゃもう……でも、そんな心配なら、なんで軍隊なんかに入れてたんですか? そんなんだから、俺はてっきりそんな大した家柄でもないんじゃないかと思ってたんですけどね……?」


 すると国王は、うんうんと二回頷いてから、苦笑交じりに言った。


「それは……お主も知っておろうが、あれはとんでもなく腕が立ってな?」

「……ああ」

「ああ見えて、子供の頃はお転婆が過ぎて手のかかる子だったのじゃ。家に閉じ込めては発散する場がなく、目を離した隙に何をするか分からぬ。それで仕方なく軍に入れて、規則正しい生活を叩き込んでおいたのじゃ」


 うわあ……思った以上にしょうもない理由に、どう返事していいか分からず、但馬も苦笑いを返した。


「それに、軍隊内なら少なくとも間者の心配はせんで済むし、かえって安全やも知れぬ。軍務についてより深く理解しておけば、将来の役にも立つしのう」


 言われてもみれば現実でも皇太子などが軍務につくのは一般的だった。戦国時代の大名などは、大概若いころに嘘くさい武勇伝があり、そして後継者に手柄を立てさせて箔をつけさせるのは、日常的に行われていたことである。


 なにはともあれ、そんな理由があったのかと納得した但馬は、ふとブリジットが言っていたことを思い出し、


「なるほど、それでブリジットの就職に反対なさっていたんですね」

「うむ……?」

「いや、先日、彼女がうちの工場を覗き込んでいたものだから、何をしてるのかって問い詰めたんです。そしたら、軍隊やめてうちに入りたいと言ったら家族に反対されたと……そんなことを言っていたもので」

「ふむふむ、おお……なんの話かと思えば……そうじゃった。そうじゃったのう……」


 今回の件があって、ここ数日、まるでハシカにでもかかったかのように、毎日続けられていたブリジットの嘆願がパッタリと止んだので、忘れていた。そう言えば、彼女はリディア王家を出奔して、但馬に臣従するとかなんとか宣言していたのだが……


「王様はブリジットの教育や安全のために軍隊に戻って欲しかったんですね。就職を認めないなんて、可哀想だと思ったけど、そう言う理由なら納得です」

「……そうじゃの。軍務に戻したいところだったのじゃが……」


 その相手が、彼女の預かり知らぬところで、バッキバキにフラグを折っていたせいで、どうやらハシカも治ってしまったらしい。


 国王は鼻を鳴らすと、


「まあ、それはもうよいじゃろう……何なら、お主の会社に入れてしまうのも悪くなかったかも知れんのう……クックック」


 キョトンとしている但馬を見ながら、実に愉快そうに笑ったのだった。


 

 そんなこんなで、状況が変わったために、但馬に対して厳罰を与える気も起きず、国王はコンコンと孫に言い聞かせるように説教をすると、今回の騒動の罰則を適当に決めることにした。


 取り敢えず罰金と市内の路地裏の掃除を命じられ、但馬はトホホホとうなだれた。


 裏路地の掃除と言っても、あのウンコだらけの路地である。実質的にボットン便所の中を掃除しろと言われてるようなものだ。正直泣きそうになったが、一国の姫君を相当侮辱しておいてこれなら破格の待遇であろう。甘んじて受けるよりほかない。


 しかし、実害はと言えば……銀板を回収されてしまった以上、無かったものになってるのであるが……


 国王はその切っ掛けになった銀板を手に取ると、そこに写った孫娘の、ちょっと恥ずかしい姿を見ながら、唸るように言った。


「それにしても但馬よ……儂は正直なところ芸術とやらはさっぱりなのじゃが……この絵が凄いことは、なんとなく分かる。この絵を描いた者は何者であるのかの?」

「ああ、それなら……」


 と但馬が答えるより早く、待ってましたとばかりに大臣たちが身を乗り出すようにして、彼に詰め寄ってきた。


「そうですぞ、但馬殿! この、まるで風景をそのまま切り取ったかのような、精緻で一部の隙もない、これほどの絵を一体どうやって描かれたのですか?」「キャンバスも特殊ですな、銀に絵を刻もうとは何と言う粋な試み……しかし、画材は? 水彩、油彩、切り絵や版画、彫刻……」「不思議ですな……古今東西、あらゆる方法を用いても、このような絵を描くには事足りませぬぞ。一体全体、この魔法のような銀板はいかにして作られたのでしょうか」


 やっぱりあんたたち、あのオークション会場に居たよね? 仮面付けてたよね? ……ものすごい勢いで質問攻めする大臣たちにタジタジになってると、国王がパンパンと手を叩いて呆れた素振りで言った。


「これ、お主たち、やめぬか。これでは質問に答えようにも答えられまい」


 その言葉に大臣たちがしょげかえるような素振りで恨めしそうに黙った。但馬は苦笑しながら、


「いや、これは描いたわけじゃないです。単に写しただけなんですけどね」

「……写す?」

「えーと、なんと言いますか……これは物の例えですけど、鏡に映った姿をそのまま切り取ったと言えば分かりますかね」

「なんと? それではこれは魔法じゃったのか」

「いや、魔法じゃなくてれっきとした化学反応なんですけどね……」


 説明が面倒くさい。


「良かったら今度お見せしますよ。どうやら商売になるみたいですし、本格的に産業として育てて行くのも、いいかも知れません」


 元々はトランプを作っていたはずだったのだが……思わぬ副産物であった。ただ、現状の方法だと銀板をそのまま使っているのでコストが掛かり過ぎる。だから儲けるとしても、普通の写真のように改良したあとの話だ。


 だが、やる価値はあるだろう。カメラや写真の材料も、レンズや硝酸など、今後あったほうが何かと便利な素材が揃っている。これらを集めるついでだと思えば、大して面倒とは思わない。どうせいずれ必要になるだろうし。


 それに、写真機があれば森でのフィールドワークにも役立つかも知れない……と思ったところで、但馬は思い出したかのように国王へ報告した。


「そうだった……実は、機会があれば一度ご報告に上がろうかと思ってたことがあるんですが」

「なんじゃ。申してみよ」

「ええ、実は先日、思いついたことがあって森へ調査に赴いたんですが……」


 但馬が森での出来事を話すと、その場にいた全員が驚いた顔をしていた。


「……では、森には二種類の木が存在すると?」

「ええ、エタノールに溶かそうとすると、マナを放出する木としない木があるんですよね。多分、前者はマナの貯蔵庫とか生産工場みたいな役割を担ってるんだと思うのですが……今のところははっきりとしたことは分かりません。ただ、エルフや魔物の生息域を考慮してみると、恐らくこれらが何らかの作用をしてるのは間違いないかと……」

「ふむ……」

「で、まあ、今後これらの分布を調査してみたらどうかなと思ってるんですよ。エトルリア本国や、可能ならガッリアの森全域まで。それで、俺一人じゃ限界がありますし、出来ればご協力願えないかと……」

「なるほど。もしそれが本当なら、本国に調査を助言するのは悪くないやも知れぬ。知らず知らずのうちに、国内に潜在的な脅威が潜んでいるというわけじゃからのう……」


 エトルリアには森林もあるそうだし、山を維持するための植林も行っている。なのにエルフが居ないのは、恐らくガッリアの森からの距離が遠すぎて、単純に移動が出来ないからだろう。調べてみれば、マナを放出する木があるはずだ。


「ただ、マナを放出する木が発見されたとしても、全部伐採することはおすすめしませんよ」

「と言うと?」

「マナというものは、魔法を行使するのに必要なものでしょう? あのオーラの色からして、それは間違いない。ところで、さっき俺がヒーリングしてもらった時も、騎士さんが緑色のオーラを発してましたよね。ここには木は無いのに、このマナがどこから来たのか……恐らくは初めからこの部屋に存在していたのでしょう、大気中に見えない形で」

「そうじゃろうな。マナは世界中に満ちているはずじゃ」

「で、そのマナを蓄えている木がどんな役割を担っているかわからない状況で、それを排除してしまったら、なにが起こるかわからないじゃないですか。もしも、木がマナの生産工場で、世界にマナを満たすための装置だったとしたら……その供給源が絶たれるわけですし」

「ふむ……そしてその可能性が高いと言うわけか」

「絶対とは言い切れませんがね……でも、もしそうなったとき、とんでもない影響が出るのは間違いないでしょう。みなさん、ちょっとした怪我でもヒーリングに頼りきってるわけですし」


 例えるなら、いきなり医学が通用しなくなるようなものだ。この世界の住人は、骨折したら添え木するくらいの知識も下手したら持ってない可能性がある。何しろ便利な魔法があるものだから。もしそれがなくなったら、その影響は計り知れないだろう……


 しかし、このヒーリング魔法と言うものも相当胡散臭いのだが……


 恐らく言っても誰にも理解されないだろうから口を濁しているが、但馬はマナ=CPNというナノマシンであると踏んでいた。


 どうして、地球で見たテクノロジーがこの世界に存在するのかは分からない。だからもしかしたら的はずれかも知れない。


 だが、もしも但馬の予想通りであるならば、クロロフィルを原料とした電気エネルギーを持つナノマシン……たかがその程度のものが、どうして人間の手足を生やしたりすることが出来るのか? 正直なところ、仕組みがさっぱりわからないのだ。


 だから、見当違いは考慮しておかねばならないし、まだ見つけてない他の要因があるかも知れない。その点はおいおい調べていくしかないわけだが……


「と言うわけで、ガッリアの森について、もう少し詳しく調べてみたいんですよ」

「じゃが、森に入るのが危険なことは、お主にもわかっておろう?」


 国王が怪訝そうな顔で答える。もちろん、それは身を持って知っている。


「ええ、ですから、襲われない人に見てきてもらえないかと思いまして」

「……? どういう事かの」

「えーっと、戦争中の相手にこんなこと言う無礼をお許し下さい。亜人を雇い入れることって、出来ないんでしょうか」


 但馬がそう言うと、場がにわかに硬直した。


 国王は瞑想するように目をつぶり、大臣たちが互いに目配せしあっている。


 まあ、多分そういう反応するだろうな……とは思っていた。しかし、前々からちょっと気になっていたのだ。


 この国は、亜人と戦争をしているが、亜人全てを排除しているわけじゃない。


 街のすぐ外にあるスラム街には、ジュリアをはじめとする亜人の娼婦やら物乞いやらが存在するし、実は街の中でも、耳や尻尾を隠して目立たないようにしているが、亜人を見かけることがある。


 彼らは大概、外からやって来る商人などの人足……恐らくは奴隷なのだろうが、中には亜人であることを隠そうともしないで堂々と往来を歩く強者も居た。


 要するに、身分が保証されているなら、亜人であっても、この国で暮らしていくことは出来るようだ。考えても見れば、この国は確かに亜人国家と戦争をしているのかも知れないが、亜人=メディア人ではないのだから、メディア人でない亜人は受け入れざるを得ないだろう。


 だが、思いかえせばハローワークに募集の相談に行った時も、亜人の求人は全くと言っていいほど見つからなかった。だからもしかして、亜人が国内で暮らすことは許していても、雇用することは禁じているのかも知れないと思い、一応、失敗する前に訪ねてみたのであるが……


「亜人を雇うことを禁じては居らぬ」


 長い沈黙の後、気まずい雰囲気の中で国王が言った。


「以前、話したことがあるじゃろう。この国は元々、勇者殿が人間と亜人が仲良く暮らせる国を作りたいと言って出来た国じゃ。だから、我が国は亜人を排除しては居らぬし、その権利も人間と等しく認めておる。元々、強行であるのはメディアの方で、我々は50年前から一貫して融和路線を呼びかけてるのじゃ」

「え? そうだったんですか? じゃあ何で……」

「認めてはおっても、長引く戦争のお陰で、既に有名無実化しておるのじゃよ。雇うことが出来ても、誰も雇おうとはしない。その実績が積み重なって、気がつけば慣習化しておった。しかも、そんな時に事件が起こってしまった」


 そして国王はため息混じりに言った。


「ブリジットの母親を暗殺したのは、亜人なのじゃよ」


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