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二十九話 昇降

 

「あー……まだ耳がキンキンする……」


「こっちは飛んだとばっちりっすよ……」


 王の怒りの咆哮は、数十分もの間途切れる事無く鳴り続けた。米軍の集団爆撃のような怒号があの廊下一体に響き渡り、そのド真ん前にいた僕は当然余裕で巻き込まれ、そして鼓膜に多大なダメージを残した。

 あの「バッカモーン!」の声がまだ耳に残っている。あれだけの声量が出せるなら、それはもはや立派な武器なのかもしれない。


「対人兵器じゃないっすか……」


「さすが……王だわ……」


 王はひとしきり怒鳴り終えた後、指をパチンと鳴らした。するとどこに潜んでいたやら、大量の兵を呼び出し僕”だけ”を丁重に客間へと案内させた。

 王宮の内部。妙に人気が少ないなと思いきやなんて事はない。王自身がそうさせていたのだ。

 王は、全てを把握していた。オーマが帝都に帰って来た事。そして、帰って早々必ず何かをやらかす事。

 そしてそのやらかしが”予想のナナメ上”の出来事であった事……


「レールの改竄、竜を街に落とす、山賊を帝都に侵入させる、貴族を人質に取る……」


「……」


「ちゃんと事前に兵を街中に配備させてたんですって。あんたに備えて」


「全部、無意味になりましたけど」


「あーあー聞こえなーい……」


 そう言えば山賊を開発区に下した時、あの執行官来るのがやけに速いと思った。あれは事前に動きをマークしていたかららしい。そこはさすが、オーマをよく知る者と言った所か。

 しかしオーマの為に仕込んだ作戦を全てものの見事に無下にされたとなっては、王のプライドはそれはそれは深く傷ついた事だろう。あの手この手で追撃をかわす標的に対する怒りは数秒刻みで溜まって行き、その結果があの声の爆撃である。

 兵を全て下げ一人あそこで待ち構えていたのは、もう、誰よりも先に会いたかったのだろう。――――怒りで。


「ねね、この辺どっかハゲてない? 絶対何本か抜けたと思うんだけど」


「あー……ハゲてはないっすけど、見事にぐっしゃぐしゃっすね」


 溜まった怒りをスッキリ吐き出した王は、阿修羅の如き形相から大らかな老人の顔になり、移動中ずっと僕にねぎらいの言葉をかけ励ましてきた。

 オーマに対しての怒号から一辺、吐息の混じった優しい声。僕に対しては孫を可愛がる優しいおじいちゃんのように態度で接してきた。

 だが、王の優しい言葉が逆に怖かった。何故ならそのぶっとい右腕には、じゃじゃ馬女の整った金髪ヘアーが、大きい掌の中に鷲掴みにされていたから――――


「あのボケェ……アタシをアフロヘアーにでもしたいのかしら」


「目一杯引きずられてたっすね」


「首引きちぎられると思ったわ」


 オーマの後頭部の一部だけが見事に、春にピッタリゆるふわカールのウェーブパーマに変貌している。それはあの王が以下に力強く掴んでいたかを物語っている。

 人が怒鳴られている所は見ていて気分のいいもんじゃない。自分は関係ないにしろ、あの独特の張りつめた空気がたまらなく耐え難いのだ。

 しかしそんなイヤな事も受け入れざるを得ない。何故ならこの相方が、テロリストも真っ青の要警戒やらかし常習犯な為である。


「ほんとマジ勘弁してくださいよ。毎回あんたに着いて行くたびにあんな空気味わいたくないっすよ」


「そーねー……次からはもっとうまくやらなきゃ……」


(あっ反省してない)


 王の怒号も虚しく、このやらかし常習犯は次の一手を目論んでいる。次は何をしでかすのか、ここまでくればもう楽しみにすらなってきた。


『あ”~……』


――――そんなこんなで今いるこの場所は、王宮内部の客間。中は一流ホテルのように豪華な家具が立ち並び、バフールの執行院とは比べものにならない高そうな椅子に腰かけている。

 王は「しばし待たれよ」と告げた後僕らをこの部屋に残し、去って行った。


「なーにちんたらしてんだか……」


 そう、これより行われるのは帝国最高権力者による申し開きの儀。つまりは”謁見”だ。

 僕らがここに呼び出されたのは、この異世界に突如現れた僕の事。そして僕がこの国に置いて最重要指名手配犯”英騎”の情報を持っている事。この二つは帝国の最重要事案であり、逆に僕にとっても最も優先されるべき事だった。

 両者の利害は一致していた。芽衣子の事もそう。それに加え、”どうやって元の世界に帰れるのか”。この異世界の最大国家たる帝国に、聞きたい事はごまんとあった。


「あ、そういえばあの貴族さん。無事帰れたそうです」


「むしろいる理由がないでしょうが……」


 どうでもいい。と言いたげにオーマは顔を机に伏せダランと力なく押しかけている。その様子は授業中に眠るアホ学生みたいだ。

 この光景を見ていると、とてもじゃないが位の高い”大魔女様”には見えない。直接の関係はないが、こいつの事はそれはそれで気になってきた。

 バフールの街ではあれだけの人気者だったのに、あの貴族連中からはえらく評判が悪い。にもかかわらず様付で呼ばれたり、かと思えば王にタメ口聞いて怒られたり……

 今回の事だってそうだ。内容こそ下らないものの、やってる事は立派な犯罪行為。

 二、三日程度クサイメシを食うハメになってもよさそうな物なのだが、少々怒鳴られる程度で済んでるこいつは一体なんなのだろう。

 

「説明がめんどいわー……」


「いいじゃないっすか。待ち時間の間に話聞かせて下さいよ」


「んー……そうね……どっから話そうかしら……」


 オーマがやる気なくダラダラと説明し始める。適当にかいつまんで話しているのだろうが、その内容はハッキリ言って”失笑”物である。

 オーマがこの帝都に住んでいた頃の話。毎度悪事を働いてはとっつかまり、しかし持前の魔力が高い事から報いとして強制労働に従事させられていた。

 オーマの魔力を持ってすれば、人手何十人分もの作業を瞬く間に終わらせる事が出来る為、性格こそアレなものの長短を天秤にかければ”ギリギリ”メリットが上回るので、毎回恩赦が出ていた。と言う事だ。

 この一連の話は、完全にデジャヴである。要するに――――


「昔から、まっっっったく変わってないんすね」


「それ、伸ばす必要ある?」



――――バフールの街での話と同じだった。



「あーだから王様と知り合いなんだ」


「ん? あのおっさん? ああ、あれは”昔からの”知り合い」


「えっ」


「あのおっさんとはちょっと因縁がね……王になったって聞いた時はびっくりしたっけ」


 失笑物のやらかし列伝とは違いこちらの話は興味がある。しかしさっきとは打って変わって、王との関係はあまり話したがらない様子だ。

 王が王になる前からの古い知り合い……井戸端会議のおばちゃんの気持ちがわかった気がする。それは、タイトルからして興味をそそる物だったから。


「え~言わなきゃダメ?」


「是非!」


「ん~何て言うか……その……」


「教師と教え子の関係? ってやつかな」


「……ええっ!?」


 その二つの単語の組み合わせは、なんとなく”イケナイ関係”な気がするのは気のせいか。王と魔女とのファンタジーが一辺して禁断の官能小説に変貌してしまった。

 男教師と女子生徒と言ったら、その、そういう関係しかないだろう。ハハ、なるほど。そりゃ言いたくないわな……


「なんか……すんません」


「はぁ? なんで謝って……あ、まーたアホな勘違いしてるっぽいわね」


「違う違う、言葉通りの意味よ。先生と生徒」


「アタシ【魔導院】時代から目ぇつけられてたかんねー」


(【魔導院】……?)


――――【帝都魔導院】それは帝都に古くから存在する、由緒正しき学習院。つまり――――”学校”だ。

 帝国には義務教育制度は存在しない。そのためどこにいようが関係なく志願者は通う学校を好きに選ぶことができる。

 学校は各都市に存在し、それぞれに”ランク”がある。その為どこを卒業したかでその後将来就ける職業が変わってくる。

 その中で最も位の高いとされるのが、オーマの通っていた”帝都魔導院”。この学校の卒業生は皆帝国の重要ポストに着く事が約束され、国の政治を決める帝国議会議員も、実に九割がこの魔導院の出だとオーマは語る。


「歴代国王もみーんなそこの出身よ」


「まじ!? めっちゃイイ学校じゃないっすか!」


「アタシもいちおー学位はとったからねー。こう見えて、そんじょそこらの平民より位は高いわよ」


「あ……じゃあ」


 意外な場面で意外な疑問が払しょくされた。”大魔女”――――彼女に付けられた名称。

 ただのあだ名と思っていたが、それは確かな経歴に裏付けされた、立派な”肩書”だったのだ。

 魔女。その言葉はそっくりそのままの意味でよく聞くが、その前に付けられた”大”はそんな意味が込められていたのか。


「大魔女……ねえ。いつからそう呼ばれ出したか、もう忘れたわ」


「でも立派な肩書じゃないっすか。ただのあだ名だと思ってましたよ」


「うーん、仇名と大して変わんないような……」


「別に正式な職業でも、自分で名乗ってたわけでもないし……」


 確かな経歴と確かな立場。それが一辺に得られる。そんな由緒正しき威厳さ満開の帝都魔導院ではあるが、その位の高さ故、入学試験”難易度”も最難関なのだ。

 将来の帝国ポスト候補生に求められる物は並のスペックではなく、知力体力はもちろん。もっとも見られる重要科目。それこそがこの異世界に存在する特有の力、つまり【魔力】なのである。


「試験? ああ、ぶっつけ本番でパツイチ合格よ。あんなもん」


「お、おお……」


 その最難関試験をらくらく突破した優等生筆頭候補のオーマではあるが……だが、魔導院側も合格させた事をさぞ後悔した事だろう。

 入学から卒業までの素行はもう案の定予想通り、毎日のように何かをやらかしては、教員各位の胃をキリキリと締め付けていたらしい。

 余談だがオーマの入学後、入試科目が一つ増えたらしい。それはズバリ――――


「志願者の人柄を見る為に、試験後に全員と軽いコミュニケーションを取るのが必須になったんだって」


(それ面接じゃん……)


 試験だけでは人柄までは見えてこない。オーマは魔力こそ最高位であるものの、とある要素が圧倒的に足らなかった――――人格だ。

 そんな優等生兼問題児を教師の責任を持って人格矯正すべく日々奮闘していたのが、今のあの王様というわけか。

 なんと因果な話だろう。当時の鬼教師が国そのものに変化し、そして帝国全体から目を付けられるハメになったのだから心中お察しする。

 辛い記憶が蘇るのか、オーマは魔導院時代の事をあまり話したがらない。だから、在学中の事はこれ以上聞かずにおこうと思う――――言われなくても、大体わかるから。


「ないわ……」


「ていうか王様も、ものすごい出世したもんっすね」


「よくある事よ。帝都魔導院元教員って経歴はかなり有利な経歴だし」


「そのまま帝都中枢職に抜擢される事も全然珍しくないわ。むしろそれを狙って志願してくるくらいよ」


「いやでも、王様ですよ? 教師がいきなり王って、ちょっとぶっ飛びすぎじゃないすか」


「魔導院で教鞭を取るのも、立派なステータスなのよ」


「ま、それだけで王になれれば苦労はしないけど……」


 どうやら、こちらの学校とは少しばかり勝手が違うようだ。話を聞くに、その役職は教師と言うより有名大学の教授に近い。

 ごく稀だが、元有名大教授がその経歴を生かし地方議員に当選するなんて事もあるっちゃある。


――――魔導院。それは生徒にとっても教師にとっても、属する事自体が名誉な場所なのか。

 話を聞くにそんな感じだ。それはこっちで言う――――

 

「東大……みたいな感じかな?」


「トーダイ……ああ、そっちにも魔導院があるのね」


 試験科目に魔法はないが、似たような物はある。学校……あの日々けだるさを感じさせてくれる強制収容所が、この世界にもあったとは驚きだ。

 義務教育か何か知らんが、あれだけは何の為にあるのかまるで意味がわからない。この世界では帝都の繁栄の為と立派な大義名分があるが、こっちの学校はそうじゃない。

 無駄にべしゃくりに長けただけの連中が群れを作って日々バカ騒ぎをする。その為だけにあると言っても過言じゃない程の、何とも摩訶不思議な謎施設だ。

 学歴社会……と言う割には勉強は各自でやれときた。いやいや、じゃあお前らの存在意義はなんなのだと問いたい。月一ペースで問いたい。


「ハッキリ言ってなくても問題ないっすよ、あんなもん」


「んあ……?」


 勉強をさせたいなら塾があるし、スポーツ選手にさせたいならむしろトレーニング施設に通わせるべきだ。

 もちろんこっちでは、イチ教師が内閣総理大臣に出世する等と言う現象はありえない。教師はあくまで教師。

 しかも彼らの教鞭はあくまで仕事。彼らは日々の生活ができれば生徒の未来などどうでもいい。卒業すればハイサヨナラ。

 王の資質……どころか、政治とはまるで無関係の存在なのだ。


「所詮公務員っすからね」


「フラストレーション、溜まってんのね~」


「その魔導院とやらを見習ってほしいっすよ」


「あんたんとこ、あんまり勉学に力入れてない感じ? ハハ、イイじゃない自由そうで」


「アタシもむしろ、そっちの学校に通いたかったわ……」


『は~あ……』



――――コンコン



「お待たせしました。元老院の申し開き、準備が完了しましたのでお迎えにあがりました」


「本当にお待たせだわ。おかげで、二人して鬱になるくらいに」


「も、申し訳ありません……」


「……」


 二人の他愛ない世間話が、いつの間にか鬱の共依存になっていた。二人して机に力なく顔を伏せている僕らの姿は、傍から見れば気の合う二人に見えるかもしれない。

 そう思われた所でだからなんだと言う話だ。あらかじめ言っておこう。うれしくないと。


「ほら、迎え来たわよ。クソ教師が呼んでるから速く立ちなさい」


「ふぁい……」


「何かありましたか?」


「二人で教育について熱く語り合ってたわ」


「はぁ……」


 足取りは重い。鬱な事を考えてたら体まで鬱になってきた。聞きたい事は全て教えてやるつもりだが、もし元の世界に帰る術がないなら……そんなネガティブな考えが頭から離れない。

 ふらふらと力なく歩く僕に合せたように、兵士に案内された先。それは元老院の申し開きを行う場所に向かう、木と鉄とよくわからない素材でできた、天高く登る筒。

 すなわち”エレベーター”そのものであった。


「こ、こんな物まであるのか……」


「そらそーでしょ。このくっそ高い王宮を何が悲しくて歩きで登らにゃイカンのって」


「ま、まぁそらそうか……」


「王宮の昇降機です。どうぞお乗りください」


「足元少々揺れますので、お気を付けを」


「はぁ……」


 言われた通り、乗った瞬間少し床が揺れた気がした。エレベーターの仕組み上揺れる事は当然の事で、揺れようが揺れまいがそんな事はどうでもイイ話だ。

 僕が感じたのは、帝都の工業レベルは本当に発達してるんだなと言う事。まさかこんな物まであるなんて……


「たっけぇ~……」


 と言った具合に正直驚きを隠せないのだが、それは僕がこの世界を内心見下していたからに他ならない。

 なんとなく発展途上国の街並を連想していた僕は、こんな身近な所まで工業技術が使われている等思いもよらなかったのだ。

 それは勝手な決めつけであり、相手からすれば実に不快極まる考え。これから王を筆頭に国家の権力者連中に会うんだ。こんな差別的な考えは捨てて、行儀のよい態度を取らねばならない。

 僕は頬をバシっと叩き、気合いを入れた。

 先入観を捨てろ。ここは僕らの世界と変わらない。そう心に叩きこめ――――


「――――先入観は捨てる!」


「……どうかしましたか?」


「かまわなくていいわよ。ただのアホだから」


「はぁ……」


「本日はご機嫌麗しゅう……いや違うな。本日はお日柄もよく――――」


「ちょっと黙って。うざいから」



――――そしてエレベーターは、王宮の高層部まで登って行った。




――――……




「まったく、あのじゃじゃ馬女め……」


「大魔女様らしいと言いますかなんと言いますか」


「あのアホウが落としたと言うドラゴンは?」


「ハ、幸いドラゴンは人語が理解できたため、事情を話した後問題なく回収されました」


「……あ奴が率いていた無法者の集団は?」


「現在探索中であります。我らが捕えようとしていると思っているらしく、開発区を中心に逃走中な次第で……」


「……ハァ、余計な仕事を増やしおって」


「昔を思い出しますか?」


「ああ思い出すよ。何べん言っても言う事を聞かなかった、あの暴れっぷりをな」


「元気そうで何よりですな」


「元気が余りすぎるのも困り者だがな。……さて、”例の件”の話だが」


「ハ、御報告申し上げます。エコータワーより入都せし其の人数、大魔女一派との”人数合わず”」


「予定されし入都者より、複数の”余分人数”が確認されました」


「民間業者や帰路に着いた貴族では?」


「いえ、レールを伝う際は我らが入念な確認を。よってそれらはありえません」


「例の山賊集団を数え誤った可能性は」


「エコータワーの反響記録により人数は確認済みです。その可能性も低いかと」


「それ以前に外部より来るレールは全て我らが許可を出しております故、そもそも見誤る道理がございませぬ」


「本日の入都者は、大魔女一派で間違いなく最後であります」


「……やはり”未確認”か」


「ハ、”無許可”入都者の可能性が最も高いとの見解が有力であります」


「……引き続き、調査を続けてくれ」


「ハ!」


「くれぐれも頼む……いやな、予感がするのだ」


「心得ております!」


「――――警戒位はとおの前に上げたはずだ。この帝都に許可なくおいそれと立ち入れるはずが……」


「手引きした者が……? いや、しかしだとすれば、誰が……」


「しかも、このタイミングで……」


「……」



――――ザザ




――――ザザ――――イッタ……イ……ダレ……ガ――――




――――……




……




「……ふふ、王様ぁ……」




――――フフ、フフフ




「正解……”なんしぃ”」




                            つづく

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