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山彦

 

「おっし! いくわよ!」


 オーマの意気揚々とした呼び声と共に、僕らは一路帝都へと歩を進める。眼前に現れた広大な”都市”は、その広さ故、距離に関わらずすぐ近くにあるような錯覚を受けた。

 連なった山々よりさらに広い帝都の光景に唖然としつつ、だからこそ当然の疑問が一つ浮かんだ。


「あの、どうやっていくんすか」


「……テンションの腰を折る奴ね~」


「いやだってここ、崖だし……」



――――グオッ



 地竜に乗って崖を飛び越え一直線。この程度地竜ならば楽々越えられそうだが、曲がりなりにもあれは”帝都”。

 よくわからんが、そんな強盗みたいに入らなくとも正式な入口があるのではないのか? 高速道路の入口みたいな感じで。


「って思うんすけど」


「拘束ロード……? ハハ、あんた捕まりに行くの?」


 この言葉のかけ違いもいい加減慣れてきた。説明も面倒なのでそのままスルーして話を進める。もう一度言うが、あの規模の都市だ。

 地竜に乗って力付くで侵入せずとも、ちゃんとした”正門”があるんじゃないのか? と言っているのだが。


「正門? んなもんないわよ」


「……へ?」


「姉さんほら、アニキは初めてっすから」


「はぁ~、説明がめんどくさいわ。行けばわかるからそのままスルーしましょ」


 内心思っていた事をそっくりそのまま言い返されてしまった。ほんとあーいえばこーいう……

 面倒なのはお互い様だろ。ミニマイクを持って「右手をご覧ください」とやれとまでは言わんが、もうちょっと噛み砕いた説明があってもいいんじゃないか。と、思う今日この頃である。


「まぁ、いいか……」


「よし、じゃあ無知はほっといて、出発進行~!」


『オオオオオーーーーッ!』


 そして僕らは再び歩を進める。案の定目の前の崖をサクっと飛び越え、ズシンと軽い振動がした後地竜は速度を上げ、そして目前の帝都が左手に見えるように、何故か”横切った”進行方向を走っている。

 どうせ質問をしたところで何も教えてくれないだろうから、自給自足で脳内に美人バスガイドをチャーターし、勝手気ままな妄想案内でもしてもらうとするか。


「ふたっつみっつやよっついつつ~♪」


「えー、左手に見えますのがー……えと……なんかすんごい街でございま~す……」



――――ズン――――ズン――――ズン……




――――……




『――――――――』



『――――access permission』



『――――For "Grand Witch" and so Servant's』



『――――and』



『"Unknown"』



――――ズゥン!



「と~ちゃぁく!」


「ここ、どこ……」


「正門らしき所」


「はぁ……?」


 帝都を横切りオーマが到着と叫んだ場所。そこは先ほどの石版からちょうど向かい側の、帝都を横切るように進んだ先の小さな山の小さな頂き。

 ここまでくればもう人間が行き来しても大丈夫な”安全地帯”なのか、山と言うよりもちょっと高めの丘に近い。

 柔らかな花や行きかう小動物。漂う綿毛の種子等、平和を連想させる物が至る所に点在する中、そのド真ん中にデンと、大きな螺旋を描く塔が立っている。


「なんすかこれ。鉄塔?」


「これが鉄に見えるんだ。帝都に着いたらまずメガネを買わないとね」


 オーマの皮肉を華麗にスルーした後、山賊達の案内で塔の上へと歩き進む。塔は内部への入口がなく、その代わり外壁に沿うように階段が螺旋状に備わっている。

 これはつまり、御用の際は自分で上に登りやがれ下さい。と言う事だろう。



――――カツ――――カツ――――



「ひ、ひぃ~、ま、まって……」


「……そんな高い塔じゃないんですけどねぃ」


「みんな進むの速いよ! 集団なんだからもっとペースを合わせて……」


「じゃああんたが合わせなさいっつの」


 階段の登る進行速度を一人著しく引き下げる僕に、オーマから当然のツッコミが入ってきた。確かに彼らが言う通り、それほど高い塔ではない。

 地上から肉眼で先端が見える程度ではあったものの、しかしそもそも階段そのものを登り慣れてない僕は、老人が口々に言うバリアフリーの重要性を十代にしていち早く体感していた。


「あ、そか」


『おわっ!』


 【水蛇】僕にはこれがあった。水玉の力を使い、高速で移動できる僕の持ち技が。

 水流の力で瞬く間に駆け上がっていく僕は、もはや階段なぞ必要とせずその身を易々と頂上まで引き連れる事が可能なのだ。


『アニキずりぃ~!』


「わはははー!」



――――ズプゥ!――――ズリュリュリュリュ――――



「おっし、一番乗り」


「……おおっ!」


 塔の頂上。そこは広い円形の屋上が広がっていた。ここで走り込みができそうな広い屋上。その床にデカデカと描かれているのは、またもや、”真っ赤な”帝国の紋章。

 なるほど、よくわからんがこれもさっきの石版と同じ、帝都の所有物らしい。


「なーんか、変わった紋章だな……」


「コポッ」


 今この場には僕の他には水玉しかいない。皆が上って来るまで少し間があったので、もう一度水流を伝い、紋章を上から覗き込んでみた。

 帝都の紋章。それは遠くから見ると、赤い靄のような絵柄が重なるように集まり、その中心から何本もの無数の線が靄を超えて伸び散らかし、その線の先端がやや上向き加減で歪曲を描いている。

 大体紋章と言うのは何かモチーフがあるものだが……赤を基調とした変わった形をしたこの帝国の紋様は、広く幻想的な帝都の光景と同じく、不思議と何か心を惹きつける物があり、それでいてどこか不安感を覚える”不気味さ”が感じられた。


「赤じゃなくて緑だったらさわやかなのにな……そう思わない?」


「コポッ」


 水流に乗りしばらく眺める事数十秒。自然と、紋章にその身が引き寄せられていく感覚がした。

 それは自分の意思ではなく、僕の意識とは無関係に、そう。


――――物理的に。



「チェストォー!」


「いぃ!?」



――――パァン!



「ったく、このアタシを差し置いて楽してんじゃないっつの!」


「お、おお……」


 オーマの見事な”蹴り”が水蛇に突き刺さった。そして触れれば割れる法則により、無意味に高く登った分、強烈な反動が帰ってきた。

 危ないな……危うく何もしてないのに、自発的な落下事故が巻き起こる所だったじゃないか。


「あ、ちょっと鼻血出た……」


「コポォ……」


「顔面から落ちるからよ。さーて、じゃあこれで全員揃ったわね?」


『ヘイッ』


 いつの間にか気づかぬ内に、頂上に全員が揃っていた。また、時間を忘れボーっとしていたようだ。

 とりあえず鼻にティッシュを詰めたい。そんな思いを蚊帳の外に、オーマは山賊を呼び寄せ円の中心へと誘導する。

 一体何が始まると言うのだろう。帝都に行くはずなのにこんな意図不明な寄り道をして、はたして大丈夫なのだろうか。


「何するんすか」


「数分後にわかるわ」


「アニキ、これから帝都へ行くんすよ」


「はぁ……」


 どうやら、ここでも納得のいく説明は受けられなさそうだ。「話しても無意味」オーマの表情からそんな思いが見て取れる。

 そしてそこはさすが魔王。”大正解”だ。話が進むにつれ、知らない単語が三つほどナナメに揃えば、ビンゴよろしく僕の意識は大空に向かって飛んでいく事だろう。


「だからまぁどうせ聞く気ないですけどね」


「アニキ、段々口調が大胆になってきましたね」


「ていうか元からこんな感じ」


「アンタの前世はきっと鶏ね」


 失礼な。さすがの僕でも三歩歩いた程度では忘れたりはしない。まぁ歩数が二桁に突入すれば怪しいのだが。

 オーマの辛辣な言葉に同情した山賊が、塔の名前だけこっそり教えてくれた。【エコー・タワー】ここはそう呼ばれているらしい。


「エコー? エコーってあの、カラオケでよくある奴?」


「そのカラオケが何かわかりやせんが、まぁ多分それでさ」


「ふーん……」


 エコーと言うとカラオケボックスのエフェクトを思い出す。あれを使うとちょっと歌がうまく聞こえるんだ。

 確か何回かググった事があったな。元々の意味は音の広がりを指す、やまびこみたいな残響音……だったかな?

 それがこの塔と何の関係があるのかは知らないが、ここから「ヤッホー」と叫ぶと声が何度も響きそうなのは間違いなさそうだ。


「……」


「さ、そろそろ始まるわよ。いらんことして飛び降り自殺かまさないようにしなさいよね」


「しませんよ……そっちこそ、いいからはよしてくださいよ」


「かまさないようにしなさいよね」


「わかりましたって。じゃあ、お願いします」


「――――なさいよね」


「だからわかったって……ん?」

 

 何度同じ事を言うんだと少しイラついたが、それはすぐに間違いだと気づいた。オーマは最初の一言以降、口を紡いだまま”喋ってない”

 にもかかわらず、オーマの声”だけ”が、何度も何度もしつこく耳に届く。


「これって……」



「――――なさぃよね」


「――――ぃよね」


「――――……ね」



「……エコー?」


 音の反響が、辺りに繰り返し鳴り響いた。それはオーマだけの声ではない。ここにいる全員の声。息遣い、金属の擦れる音、小さな足音までも。音と呼べる物は全てやまびこのように、何度も何度も――――


「な、何が始まるの?」


「さすがにこの人数だとちょっと時間かかるわね――――わね」


「人数……人数!?」


 ふと辺りを見ると、塔のてっぺんは百は超えそうな無数の人間でごった返していた。おかしいな、うちはこんなに大所帯じゃなかった気がするのだが。

 そしてその謎はすぐにわかった。人数が増えたのではない。”一人が複数人にもなっている”のだ


「……んん!?」


「アニキー――――アニキ――――アニキ――――」


「おわぁ!」


「だだだ大丈夫大丈夫大丈夫ですかいですかいですかい???」


「……こええよ!」


 エコー・タワーとはよく言ったもので、その場の全員が”反響”に包まれている。それは音だけでなく、その”姿でさえも”

 まるで分身でもしたかのように一人辺り四、五人は増えているだろうか。もちろんその中に本人は一人だけ。何だお前ら。全員忍びの末裔か。

 連中はこの異常事態に一切動じる事はなく、一言「エコーだから」と告げた後、各々が一人一人適当に待ち時間に暮れている。

 その内一人の誰かが、「ウーン」と伸びをした。エコータワーはその小さな動きすら強く反響させ、まる彼がこれから悲しみより見出した最終奥義でも繰り出すような、残像に溢れた揺らめきを見せる。

 CGとしてならおもしろい特殊効果なのだが、いざ現実に目の当たりにすれば、何年過ごしても一生慣れなさそうな”多重”の空間がそこに出来上がっていた。

 慌てふためく僕に彼らがまた同じ事を言う。「エコーですから」いやいや、僕の知ってるエコーってそんなんじゃないんだが。どれだけ精錬したらこうなるんだと問いたい。分身して全員に問いたい。


「……」


――――グオオオオオオッ!


(ブッ)


 そして極めつけに、このエコー空間を最大限に活用したような、迫力のある大きな”怪獣”が一匹、大きな顔を僕らに向けて覗かせる。



――――グオオオオオ――――オオォォォ――――ォォォ……

 


「ち、地竜だよな……?」


「ハハッ、さすが地竜。竜から三つ首竜にランクアップ?――――アップ?」



 地竜はその図体の為頂上に登る事はできない。だから塔を支えに体を起こし、顔だけをここに置いているようだ。塔、壊れないか……

 ご主人様に健気についてこようとがんばる地竜は、本来なら飼い犬のようにかわいいものなのだろう。しかしこのエコー空間に置いて首から上だけが何重にも分裂する地竜の姿は、ペットと言うより塔に救うボスキャラのように見える。

 地竜が吠えるごとに、すざましい爆音が辺りに何度も往復して響き渡る。わかった。わかったから暫くの間黙ってくれ。お前の咆哮にエコーがかかるとやかましくてかなわんのだよ。


「キングギドラかお前は……」



――――グオオッ!――――グォォ――――ォォ……――――



「お、そろそろ始まるわよ――――わよ」


「何が」


「上見てみ――――てみ」


「おっ!?」


 一体何度驚けば気が済むのか。いつの間にかポーカーフェイスを崩さないと言う不屈の誓いは、エコー同様しばらく反復した後キレイに消えたようだ。

 今頭上には、ここにいる全員が吸い寄せられるように浮いていく姿が見える。吸い寄せられてるのは本体ではなく残像の方。雑なのか吸引力が強いのか知らないが、掃除機に吸われるチリのように、伸びる残像を指してオーマは言う。


 あと数秒後に自分達もこうなると。


「やばくないっすか!?」


「アンタの頭がね――――がね」


「いやまじ……おおっ!」


 オーマの皮肉を合図に、ふわりと体が浮きあがった。一度浮き上がった体は僕の意思とは無関係にドンドン高く浮き上がっていく。

 下を見るともうすでにそこそこの高度に達しているのがわかる。さっきみた帝国の紋章が一望できるくらいに。

 まだ浮き上がらない下の連中の誰かが言った言葉が、反響に乗って僕の耳まで届いてきた。「体が軽いから一番乗りなんだろう」と。そこの間髪入れず「軽いのは頭の方」と声が聞こえた。とりあえずこれはオーマの発言だと言う事はわかった。

 言い返したいのは山々だが、倍率ゲームで高度を増していく僕の体に、抵抗虚しく言われ放題言葉のサンドバックをこの身に受け続ける。くそ、この野郎共。戻ったら覚えておけよ。


「ぬおっ、こ、このっ!」


 ジタバタと手足を動かすのがむしろ鳥の羽ばたきのようになっているのか、速度はますます増えていく。さすがにこれは事前に説明してほしかった。ここでふいに浮力が途切れたら、今度は鼻血程度じゃ済まされない。もうそんなくらいの高さにはなっている。

 下で待機している連中が蟻のように小さくなっていく。そして気づいた。塔の頂上にでかでかと描かれた紋章の、さらに外枠。塔の縁に当たる部分。この縁が何やら緑の光を描き、その縁に沿った光の輪がソナーのように上へ上へと昇っている。

 どうやら、知らぬ間に魔法が発動していたようだ。ったく……じゃあ先に言えよてんだ。


「……ん?」


 僕の体を押し上げるように登る光の輪を、なんとなしに目で追っていると、ふと浮きが止まっている事に気づいた。

 今僕は空中で停止している状態にある。もう一度下を見ると、さっきまでいた塔。それは丸い縁に赤い紋章。まるでハンコみたいだ。

 止まったのは朱肉が切れたからだろうか。等と下らない事を考えていると、蟻のように小さくなった連中が手を振っているのが見えた。のん気な奴らめ……これもサプライズのつもりか? 迷惑なんだよ。せめて安全装置くらいよこせ。と、思いつつもう一度上を振り返った。


「……いぃ!?」



 そこには、宙に浮かぶそれはそれは大きな”判”が押されていた。



「て……めえらぁーーーーッ! そそそ、そう言う事かぁーーーー!」

 


 今、全てに気が付いた。不自然な寄り道。大きな帝国の紋章。エコー・タワーと言う名称。そして手を振っているあいつら……

 この空中に浮かぶ判。これは本当に判子のように、下にある帝国の紋章がそっくりそのまま浮かび上がっている。

 空に押された烙印。そう言うと聞こえはいいが、問題はその奥。この空の紋章の向こう。登る光の輪が紋章に収まるように止まり、かと思えば再び登り始める。


――――すざましいスピードで。



「ひぃぃ!」



――――シュン――――シュンシュン――――



「きゅ、吸引式かよ!」



――――シュンシュン――――ゴォォォォ……



「くっ! こ、この……!」


 そして再び、体は動き始めた。どこに向かうかはもちろんこの”紋章”に。

 この紋章を超えれば最後。この世界初空を駆けるウォータースライダーにダイソンの如く吸いこまれ、その吸引力を持って、帝都到着まで気を失う事請け合いなのだ。

 「普通に入ればいいだろ」そんな思いは届く事無く、このダイナミックすぎる上京線路に着々と体が迫っていく。

 浮いている……さっきまでそう思っていた。そしてそれは間違いだった。軽いとか脳が詰まってないとかそういう問題じゃない。ただ単に――――


「す、吸われてるのか!」



――――ゴォォォォォ……!



「ひぃぃぃ! せ、せめてもうちょっとスピード落として……」



――――ゴォォォォォ……!



「速すぎるんだよ! いい、い……」


「嫌だァァァーーーーーーーーッ!」



――――スポッ



「アアアアーーーーッ!」



――――この体が空の紋章を超えたその時、人智を超えた力が僕を強く引き寄せた。引っ張るだとか押すだとかそんなレベルの話じゃない。まるで大気そのものが僕を誘導するように、ゴオッ! と輪の中で流れている。

 大気の誘導は光の輪によって規則正しく動いている。そしてその始まりはあの紋章。つまり、紋章は入口、光の輪は道。なるほど、それは確かに”ある意味”帝都の正門であった。

 というより何故”普通に”入れないのか。心の中の疑問がエコーのように響き渡る。しかし問題はそこではなかった。今思えば高速道路の料金所だって、あの係員はどうやってあそこまでいくのだとか、何故あそこで区切っているのかとか色々ツッコミ所はあるだろう。

 しかしそれは僕の与り知らぬ所。”なるべくしてそうなった”そう言う他ないのだ。

 

「ァァァーーーー……」


 この帝都への入口もそう。どうやって入るのかは重要ではない。帝都の力をもってすれば、”こういう入り方もできる”ただ、それだけの事なのだ。

 エコータワーとはよく言った物だ。その意味は声の反響、姿の反響、そのどれもがただの副産物であり、真の意味に気づく頃には、もうすっかり意識を失っていた。


「ァーーー……」


 今僕の体は新幹線の様な速度で輪の中を流れている事だろう。下で待機していた連中の姿はもうとっくの昔に見えなくなった。

 しかしそれは彼らが見えなくなったのではない。”僕の方が”見えなくなったのだ。断末魔を発し豪速で流されていった僕は、彼らからしたら山の雄叫びと同じに見えただろう。

 そう、エコータワー。その真の意味は”搭乗者そのものが反響する”事であった。



――――ゴォォォォォ……!



「……」




――――やまびこのように。




                            つづく

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