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羨望のリフレクト  作者: モイスちゃ~みるく
大魔女の企て
132/169

百話 罵倒

 


 ――――…………ン




 王の轟きは、受話器越しからにも関わらずまるで目の前にいるかのように鳴り響いた。

 この場に王がいるのかと思わず錯覚しそうな、王渾身の怒声である。



「くぉ……なんと言う……マドーワには、音量調節機能がないのですか!?」


「いや、あれは普通に地声……」



 機会越しの怒声はマドーワ本体にすら影響を及ぼした。

 怒鳴り声の後、黒板を爪でひっかくようなハウリング音まで寄せ返すようにやって来たのである。

 そんな超ド級の怒声を耳元に直接聞かされたとあっては、被害は甚大にならざるを得ない。

 ちょうど今、耳を塞ぎながら身を屈めるオーマのように。



「お、おお……耳が……」


(だろうな……)



 オーマのマドーワへの、不意の着信。

 出ると同時に核爆発級の怒鳴り声を散らす王は、発声加減そのままに「怒り心頭」状態であった。

 王の怒りの理由。

 それはもちろん、此度のオーマが行った”独断”に対する怒りに他ならない。



『このバカモンがッ! パム! 貴様一体何をやっているのだ!?』



「いつつ……い、いきなり大声出さないでよ! 鼓膜が吹き飛ぶかと思ったじゃないッ!」



『な・に・を・やってるのだと聞いているのだ! さっさっと答えんかッ! この大バカ者がッ!』



 一つわかるのは、例えここで何を言おうと結局は同じ怒声を浴びせられる事になると言う事である。

 仮にもっともらしい嘘八百を並べた所で、一度火が付いた王の怒りが収まらないのは、オーマもアルエもよぉく存じ上げていた。

 唯一王の怒りを知らないのは、この場において医者ドクターただ一人。

 故に医者ドクターは王の怒りを「自分に対する物」だと捕え、影ながら一人勝手に身構えていた。

 全然関係ないとも、知らずに。



「何って……見ての通りの脱走よ!」


(バッ、そっくりそのまま言うかよ!?)



『見ての通りの脱走よ――――ではないだろうがァァァ!』


『何故に貴様がそっちに回っているのだ!? ええッ!? 折角あと一歩で捕まえられたと言うのに!』



「いやだから、これは――――」



『なん……もう……もう! おま、お、お前だけは……お前だけはァーーーーーッ!』



 嘘を付いたところでどうにかなる物ではないが、だからと言って素直過ぎる白状も王の怒りに火を注ぐ。

 そんな王にオーマは、ハッキリ「テロリストを逃がす」とたった二文字で言い切ってしまったのである。

 通話越しに注がれた燃料により、王の怒りは臨界点を越え、もはや言葉を失う程にまでのぼせ上がっていた。

 こうなってしまってはもう、「何を言っても通じない」のは誰から見ても明白である。



『昔からお前って奴は……お前って奴はァーーーーーッ!』



「話聞けよ!」


(ダメだこりゃ……)




 例え――――”それ相応の理由”があろうとも。




『くっ、パム聞け! ペアヌットはもう動き出してしまったのだ!』


「知っとるわ! 今目の前にいるっつーの!」


『だったら……今自分がどれほど危険な事をしているのか、本当にわかっているのか!?』


『ペアヌット用の召喚術士を”総動員”したのだ……”完全体”まで到達させる事を視野に入れてな!』


(総動員? 完全体?)



 王の慎重さが、今回ばかりは裏目に出た。

 相手は国内最凶と名高い英騎。

 その一員を捕える為に「出し惜しみをしている場合ではない」と判断した王の採決は、至極真っ当である。

 しかし「身内が敵と行動を共にする」事など誰もが予想できるはずもなく、結果として「元教え子にペアヌットの矛先が向く」事態となってしまう。

 


『非常事態宣言の下での判断だ! お前も知ってるだろう!? お前がそっちに回れば、儂にだってもはや命の保証はできんのだぞ!?』


「ガ、本気ガチ仕様なのね……」



 ペアヌット最大の弱点である「時間の消費」の問題。

 過去、帝国はこれを改善しようと長い年月を駆け試行錯誤に打ち続けた事があった。

 しかしいくら実験を繰り返そうとも、ペアヌットの消費魔力があまりに「膨大」であった為に一向に改善の気配は見えず、結局は最終的に「時間の分を数で埋める」と言う方式に落ち着いた経歴がある。



 時間を人海戦術で埋めると言う所謂”力技”の召喚術。

 その甲斐あって多少の短縮には成功したものの、その分副作用的に新たな問題が表面化する事となってしまう。

――――「中止にも時間がかかる」と言う点である。



『今更もう止められん……いいからさっさと戻ってこんか!』


「い、いやよ! 誰が渡すもんですか!」


 

 高位魔導士部隊――――通称「召喚士」。

 ペアヌット召喚に足る魔力を持つ帝国のエリート的存在であるが、ペアヌットの持つ「分散複合型」と言うただでさえ複雑なプロセス。

 そこへさらに召喚士の数だけ魔力を”分散”させればどうなるか。

 答えは融通の効かない「頭が固い」仕様となってしまうのである――――「どこかの誰かさん」のように。


『お前だけならまだしも、横にはあの少年もいるのだろう!? 無関係な者まで巻き込むつもりなのか!』


「は!? バカ!? 無関係なもんか!」


オッサンも知ってるだろ! こいつは英騎の為にここに来たんだ!」


「”自分の意志”でここにいるんだよ! 多少の危険は、本人も覚悟の上よ!」


(いや、なわけねーだろ)



 アルエにとっては飛んだとばっちりである。

 多少の危険を何とかするのは、むしろどちらかと言うとオーマの役目。 

 本来ならば、「自分はできるだけ危険を避けて行きたい」と思っている程だと言うのに。



 しかしペアヌットの特殊な体系からして、召喚の中断は王を持ってしても不可能。

 さらに加え「完全体」まで召喚し切るべく、現存する召喚士全てを集めた現状。

 そんな本気も本気。大本命の召喚魔の矛先には今。

 寄りにもよってオーマと、加えて少年アルエまでもがいるのである。



『せめて……少年を連れて舟から降りろ! お前ならそこからでも大丈夫だろう!?』


「イヤよ! なんでわざわざこんな場面で紐なしバンジーやらかさないといけないってんのよ!」



 王の怒声は、いつしか懇願に近い口調へと変化して行った。

 王の言う”完全体”――――これはオーマの述べたペアヌット「最終段階」と同義語なのである。

 



――――




『ゼェ……ゼェ……この……ああ言えばこういう……』


「ハァ……ハァ……おのれこそ……人の話聞け……」



 オーマの事情と王の事情。それぞれがぞれぞれを述べた所で結局行き着く場所は同じ。

 「止まれ」「イヤだ」の水掛け論である。

 論争とすら呼べない、ただひたすら終わりのない不毛の中で。

 両者共に譲る気など毛頭ないものの、多少の”一息”は付きたいと思う今日この頃であった。

 


「込み入ってますね……」


『ここまで丸聞こえな通話も珍しいわ』


「どーすんだよ……」



 延々と続く長電話の裏で、”とある自体”が進行していた。

 そんな事とも露知らず――――呼吸が整った所で、先行を取ったのはまたしても王。

 


 不毛なる水の差し合い。”第二ラウンド”の開始である。



『本当にお前だけは……今更のこのこと現れたと思えば、テロリストの脱走の手助けだと!? ふざけるのもいい加減にしろ!』


「ふざけてなんて……!」


『そもそも貴様、今の今までどこに行っていたと言うのだ!? この非常時に! 戦火が帝都を覆うこの一大事に!』


「だから英騎の……!」


『その為に帝都をほったらかしにしたのか!? ハン、とんだ大魔女様もあった物だな!』


『お前程の者ならばもっと、戦火に見舞われた民を助ける事ができたのではないのか!? ええ!?』


「――――ッ!」



 第二ラウンド開始二十秒弱。早々に王のボディブローがオーマに突き刺さった。

 「オーマが民を見捨てた」――――ある意味ではそういう風に取れなくもない鋭い一言が、オーマの心を深く抉ったのである。



「んなの……今更さぁ……!」



 無論オーマは、何も帝都を見捨てたわけではなかった。

 「二者択一」。どちらかしか選べない状況の中を天秤に掛けた結果。

 戦火の上で応急処置に尽力するよりも、「大元を断つ」方が重要と考えたのだ。



「そ、それもそうだけど……」



 が――――その点に返しては言い返す事はしなかった。

 と言うよりも、できなかった。

 オーマが帝都の外で英騎を探している頃。王の一言は、言われるまでもなくオーマの心にずっと引っかかっていたのである。

 いくら探そうとも一向に見つからない焦りの中で、常に”万が一”の事態を考えながら。



『貧民区が……消滅した事は知っているな? パム……』


「さ、さっきまでそこにいたわよ! それが何!?」


『何故消滅したか、知ってるか?』


「爆弾でしょ!? 外からでも見えてたわよ、あのドデカイ火柱!」


『ではその爆心地真っ只中に、隣の少年がいた事は?』


「ウソ……!」



 貧民区に起きた大爆発は、帝都内のみならず帝都の外からでも十分に見据える事ができた。

 帝都に起こった極度の爆音・轟雷・粉塵・熱気・キノコ雲――――。

 オーマはそれを目撃した際、脳裏にこびりついて離れなかった「万が一」が現れてしまったと思い込んだ。

 そして思案する。「見つかる可能性の低い英騎の捜索を、あの爆発までもを放置してまで続けるか否か」と。

 貧民区が爆発に飲まれていた頃。オーマの心情にも、天秤を崩す爆発が起こっていたのである。



「でも、こいつ全ッ然無事じゃない! さっきまで元気にバトルしてたわよ!?」


『その子には儂のマントを授けた……風のマント。属性的に爆発とは相性がよいはずだ』


「え、このボロキレ!?」


『しかし五体満足で済んだのは奇跡と言う他ならない。身体のどこか……いや、以下に儂のマントでも、やはり命の保証なぞなかった』


「じゃ……!」



 オーマは振り返り、アルエを嘗め回すように注視した。

 アルエが身に着けている、やたらボロい黒コゲの布切れ。

 元々の服装と比べれば違和感はあるものの、「どうせどこかで拾ったのだろう」と大して気にも留めなかった。

 オーマが気が付かなかったのも無理はない。

 マントに染み付いた「風の精霊の加護」は、爆発から身を守るのと引き換えに、とおに彼方へと飛び散っていた。

 すでに、王のマントの名残など微塵も残っていなかったのである。



『自分の命だけではない。その子は多くの民の命をも救った』


『力も、知恵も、勇気も、情も……確かに証明した。此度の一件に確実に”なくてはならなかった”存在であった』


『お前がどこぞへと消えていた間、少年は”たった一人で”英騎の軍勢と戦っていた……”無関係”にも関わらずだ!』



 マドーワから漏れるお褒めの言葉に、アルエはつい頬を緩ませた。

 棚からボタ餅的な労いの言葉。

 それが、オーマを非難する為の比較材料だったとしてもである。



『その舟の上での出来事もそうだ! 何とかなったからよかったものの……もし少年がやられていれば、帝国氏に永遠と残る”恥”となる所であったわ!』


『何のために貴様に自由を与えたと思っているんだ! いつぞや儂に啖呵を切った言葉、もう忘れたか!?』


(そういや……どうやって納得させたんだ?)



 アルエと出会う前のオーマ。

 東大の異界版とも言うべき「帝都魔導院」を卒業し、その後は誰しも要職に就くと思っていた。

 帝都のさらに中枢まで入り、帝国首都から、広大な帝国の為に溢れる魔力を国の為に尽くす――――。

 しかしオーマは、要職どころか「帝都を経つ」と言い始めたのである。



 無論その際にも”特大の言い争い”が巻き起こったのは言うまでもない。

 今のこの、比ではない程の。


 

『「アタシの役目は外から守る事」――――そう言い出したのはお前だろうがッ!』



 かつて。帝国を手中に収めるべく次期王の試練に参加し、結果惜しくもその座を逃したオーマ。

 内政干渉は不可と判断したオーマは早々に帝国に見切りをつけ、ならばと今度は「自身が国」になる事を画策する。

 かねてよりの夢であった、【魔王】として動き出した瞬間である。



「そうよ……バカ王子が王子に決まったから……じゃあアタシは……」



 帝国の内輪の仕事は、次期王である王子がやればいい。

 「次期王に決まっているのだから当然のでしょ」と述べたのはかつてのオーマ本人である。

 何より「そういう事はあいつの方が向いている」事を、オーマは熟知していた。

 


――――だったら、自分は”何をすれば”イイ。自分のすべき事は一体何なのか。

 巡りに巡る思案の結果、オーマは見事王を説き伏せる事に成功する。

 それがかつて王を説き伏せた言葉、「じゃあアタシは外から守る――――」。

 帝国の外の、第三勢力”気取り”として。



「忘れてなんかいない……忘れるもんか! あん時、どれだけ頭ごなしにされたと思ってんの!?」



『だったらせめて……せめて、自分で言った事くらい自分で守ったらどうだァーーーーッ!』



「――――ッ!」




 第二ラウンド中盤。

 オーマは、不覚にも王の一言いちげきをまともに食らいダウンを奪われてしまう。

 わかりやすい程に歯ぎしりをさせながら、苦い表情を浮かべ「口籠る」と言う形で。




『自分の愚かさが身に染みたか! パム! わかったらさっさと舟をこちらに戻せ!』


『ペアヌットは加減が効く程生易しい召喚獣ではないぞ!』



「……」



 再び発せられた王の要求を、飲むでもなく拒むでもなく。オーマはただ俯き黙ったまま答えなかった。

 オーマがマドーワを耳に当てたまま沈黙を貫く――――。



 その間、ペアヌット騎乗隊は着々と”距離”を縮めていた。



「ちょっと大魔女サン! 弾幕止めたらペアヌットが!」


「やばッ、接近された!?」




――――




「テロリストの一味と思われる人物発見! 精霊使い様も乗っておられます!」


「ようし、あの射撃アイテムが止まったが今がチャンス! 一気に近づくぞ!」



 オーマが銃撃を止めた事により、ペアヌット隊に接近のチャンスが生まれたのである。

 これ幸いにと速度を上げるペアヌット隊。

 対し、満身創痍状態のアルエと医者ドクターには、上陸を跳ね返す余力など残されていない。

 この場を収める事が可能なのはただ一人――――にも拘らず、肝心のオーマはまだ動かない。

 


「おいオーマ! いいからそれ撃てよ!」


「……」



 目前の危機を知りながら、それをも上の空にする程に。

 それほどまでに、王の言葉が胸へと強く突き刺さったのである。




「大魔女サン!」


「オーマ!」


『ねーさん!』


「コポー!」



 テンカウントが刻一刻と削られていく。

 比喩ではなく、現実問題として「ペアヌット隊舟上陸」のカウントダウンである。

 膨大な魔力を所有するペアヌットの加速は舟の速度を優に上回り、注視するまでもなく目に見えて距離を縮めていく。

 そのような状況下でもオーマはまだ立ち上がらない。

 ペアヌットの駆ける音も。風の吹き荒ぶ音も。周りの声援も。そして、王の言葉すらも。

 今のオーマには、一切合切全てが届かなかった。



「………………」



「オーマ?」




 内面世界の地に伏せたオーマ。

 膝を付き、相手に頭頂部を見せる事となろうとも。

 オーマは屈辱に塗れたまま、依然として動こうとはしなかった。






「………………せぇ」







――――”復讐”するために。






(やば……ッ!)





――――アルエは、その時全てを悟った。

 かつてこの広大な異界にたどり着いた当初、真っ先に浴びた”命の危険”の気配。

 あの禍々しい気配が今また、オーマの身体を通し、再びこの場に現れたのである。





 スゥ――――




 アルエは、人知れず耳を塞いだ。

 気付きこそそれど、他者に伝える暇などはすでになかった。

 オーマの腹がすでに膨らみ切っているのが、見えてしまった為――――。





(ひぃッ!)





 そして――――オーマの腹が、再び元に戻った。








「 う ぅ る せ ぇ ぇ ん だ よ こ の ク ソ オ ヤ ジ が ァ ァ ー ー ー ー ッ! 」 

 





 ァァァァァ――――ァァ――――





 …………





 アルエは、思い出した。

 よくよく考えれば、オーマはこのようなお叱りは幾度となく経験済みだったと言う事は何を隠そう「当事者の口」から教わった事である。

 その苦い経験を繰り返した結果、今のオーマがある――――

 つまり、”何も反省していない”と言う事である。



『ぬおッ!? き、貴様! ついに逆切れか!?』


「逆切れじゃねーだろ! このアフォがッ! てめーがそうやってギャアギャア喚くから聞こえない所に行こうとしてるんだろうがッ!」


「なんでとおの昔に卒業したのにまたこんな目に合わないといけないのよ! しかも、こぉーんな人前でさぁ!」


「恥よ恥! 末代までの赤っ恥!」


「赤恥返上!? 挽回!? とかく直ちに修正する必要が現れたわ! 今すぐに!」

 


 アルエは、知っていた。オーマは性格上、何事にも”雑”に当たる癖がある。

 それが言いか悪いかは置いといて、時として手痛い目に合う事もあるだろう。

 ただし、彼女を知る者曰くオーマが転ぶのは”いつもの事”。

 アルエも短い付き合いながら、その事は重々理解していた。




「ねちねちねちねち………………ねちねちねちねちねちねちねちねち!」



(こりゃ……無事に済みそうにないな)



 アルエは、実際に見た。「オーマはよく転ぶ」――――。

 ほぼ自業自得な面が多いが、それにしても過剰なまでに。まるで、やんちゃ盛りな幼稚園児のように。

 しかしオーマが他と異なる部分は、”転んだ後”の事である。



 むしろ転んでからが本番。オーマは、転んだ屈辱を力に変える事が出来たのである。

 至極「根に持つ」と言う意味合いで。






「いい加減―――― 黙  れ  ボ  ケ  ッ ! 」






 アルエは、全てを悟った。

 「オーマはただでは起きない」と言う事を――――。





                       つづく


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