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羨望のリフレクト  作者: モイスちゃ~みるく
歪む絶望・歪む本質
120/169

八十八話 麻酔


「ハァ……ハァ……どうだ……」


『ものっそいグーパンやったな……』



 実を言うと、自分でもあそこまで威力があるとは思わなかった。

 いつか何かの格闘技漫画で見たんだ。パンチを打つ時は「腰の回転を意識しろ」と。



「ギュルルルルゥ……」


『おーい、目ぇ回すぞ』



  ”回転”――――これは水玉を操る上で、もっとも基本的な操作術だ。

 この魔法大国の首都で、その魔法大国の王子直々に教わったんだ。その有効性は僕本人が身をもって証明している。

 精霊の持つ力。それをもし、”僕自身が”繰り出せたなら……

 関節構造を回転と結びつける。その発想に至るキッカケになったのは、皮肉にも男の医者(ドクター)と言う立場だった。



『下手すると死んだかもしれんぞ、オイ』


「さすがにそこまでは……でも」



 シュゥゥゥゥ――――眼前に土埃が舞う。

 【水鯱】の威力はパンチと言うよりちょっとした散弾銃だ。

 医者(ドクター)の顔面に突き刺さった水の拳は骨の耐久力すら優に超え、さらにその刹那。

 まだなおあり余る拳圧が、人一人を吹き飛ばすまでの威力を見せた。

 


『また一個、必殺技増えたやん』


「ゴボ!」



 それはまるで、王道バトルアニメみたいな吹き飛び方だった。

 現実ではありえないフィクションの中の光景を、多少の工夫で意図も容易く再現してくれる魔法世界に……

 なんだろう、なんとも言えない高揚感を感じた。


 

「とりあえず戻っていいぞ、水玉……あ、まだ”大蛇(オロチ)”だからな」


「ゴポ!」


『ハハ、一丁前に用心しとるでコイツ』


「ちゃかすなって」



 ジュン――――僕の指示で水玉が元の大蛇(オロチ)に戻る。

 発現と解除……たったこれだけの事でまたも何とも言えぬ高揚感が増した。



 確かに、【水鯱】を出すのはちょっとした手間がかかる。

 水でできたベルトとシューズと、要の右拳に集中させる為、凝縮した水塊の”小手”の発現と言う三つのプロセスが必要なのだ。

 しかしこの手間はまるで、言うなれば特撮ヒーローの「フォームチェンジ」。

 やや右拳寄りに偏ったシルエットが「専用形態」として確かに存在感を示していた。

 このちょっとした手間が、スマホの言う通り「必殺技」感を出させてくれる……



(……よし!)



 確かな手ごたえと確かな成長を噛み締めながら、両手をギュっと握りしめた。

 この握りしめた両手に収めたい物が、もうすぐ目の前に来ているのだ。

 これならば、今ならば、手の届く範囲にさえ近づけば……きっと掴めるはず。



 芽衣子――――そしてその手がかりを握っているであろう、英騎と言う存在を。




――――




「勝手に、殺さないでくれません?」



「ッ!?」



……やはり、英騎に届くにはまだちょっと、距離が足らないらしい。

 近しい所まで来ている実感はある。

 だが、英騎に続く道はこれでもかと言う程”障害”が溢れている事を、僕は忘れちゃいなかった。



手術オペ中に医者(ドクター)の容態が急変。それ、笑い話にもなりませんから」



 願わくばそのまま戦闘不能になっててくれればよかったのだが、やはりそう甘くはなかったか。

 ”続行は十分に可能”――――医者(ドクター)のHPを完全に削り切るには、まだ少しだけ火力が足らなかったようだ。

 だがその可能性は十分わかっていた。その為に、大蛇(オロチ)のまま置いておいたんだ。



(うぁ……)


『ひ、ひえ……』



 継戦の覚悟は決めていたはずなのに。自分の成長を噛み締めたはずなのに……

 それなのに、未だ医者(ドクター)に対する”不信感”が、脳裏に飛び回って消えてくれない。

 医者(ドクター)の容態は、ゲームの用に単純ではなかった。

 0にまでは届かなくとも、黄色い警告色が出る程度にはダメージは負わせたはずだ。

 


 なのに。



「――――ペッ。あーあ……君のせいで上顎第三大臼歯が折れました」


「それに……あー、大分”腫れ上がってます”ね。全く……」


「治療費払ってくださいよ? せめて保険分くらいは、ね」



 医者(ドクター)は淡々とした口調で文句クレームをつけてきた。まるで子供のイタズラに軽いイラツキを見せるように。

 声だけ聞けば「ノーダメージだ」と言わんばかりの口調ではあるが、無論”そんなワケはなかった”。



「君のやった事は立派な暴力。つまり犯罪行為です。反省の意志を見せないなら、こっちも弁護士立てますからね」



 結論から言うと、やはり【水鯱】は多大なダメージを負わせていた。

 もはや確かめるまでもなく、”見るだけで”わかる。

 問題は――――殴った箇所が”変形”する程のダメージを追って、なおも”平然”としていられる点である。



「これじゃしばらく人前に出れません……」


『いやていうか、い……痛くないん?』


「いえ、”全く”。痛みは特に感じませんね」


(な……!)



 やはり、僕の中で蠢く不信感は正しかった。

 殴られた箇所が目に見えて腫れ上がっているにも関わらず、平然と動くどころか、言うに事欠いて「全然痛くない」などとのたまいやがったのだ。

 ヤセ我慢……いや、ありえない。

 歯が折れたせいか、口から大量に”吐血”していると言うのに。



「麻酔ですよ。わかります? 麻酔」


(麻酔……?)


「これはオピオイド系の鎮痛剤でね。「モルヒネ」って、聞いたことないですか」


(たまに……ドラマとかで聞く……)


「もしかして手術経験なしですか? まぁそれは、ある意味良い事ですが……」


手術オペで最初に行うのは麻酔の投与が大原則です。いきなりメスなんて使ったら、そんなのヤブ以前の問題ですよ」



 話を聞けば、なんとも医者らしい仕込みである。

 痛覚を断つ――――こんなの、普段薬を日常的に扱っている医者(ドクター)にしかできない芸当だ。

 予想外の裏技に少し面食らってしまったが、その分内心少しほっとした。

 やはり、ダメージはちゃんと通っていたんだ。

 あいつのやった事は、痛みを遮断して、薬で無理やり”ロスタイム”を延長させた。

 ただのそれだけだ。



「じゃあ……そのモルヒネが切れたら」


「やめてくださいよ。想像すらしたくありません」


「やめてくださいじゃねーよ……アホかよ。麻酔って、患者にするもんだろ?」


「ええ、そうですよ」


「じゃなんで自分に打ってんだよ」


「なんでって……もしかして、揚げ足ですか?」


「自分に打ってる時点で手術じゃねーだろ! 下手な例えしてんじゃねーぞ!」



 正体が割れれば恐るるに足らず。

 薬で延長しているだけと知ったからには、嫌が応にも強気にならざるをえない。

 そのモルヒネとか言う奴の持続時間が何分なのかは知らないが……

 だったらそれが切れるまで、何度も繰り返せばいい。



「ダメ出しですか……ここへきて」


「大人しく認めろよ。私は痛いのヤダから薬に頼った、情けない大人ですって」



 つまり、医者(ドクター)は薬が切れるまでの間に僕を倒さないといけない事になるが、それもどう考えても現実的ではない。

 拳銃はどこかへ蹴り飛ばした。鉗子やメスだって、水玉がいればまぁまず食らう事はない。

 こいつ自身も言っていた事だ……僕の、”予想外”の攻勢。

 それに切羽詰まって繰り出しただけの、単なる悪あがきにすぎない。

 薬の持続時間はいわば死の宣告。医者だけに、自分の余命宣告を自分で告げただけなんだ。



「いえ、ですから……」



「”投与”、もちろんしましたよ。”君にも”」



(え――――)




 ドロリ――――。

 その一言をキッカケに、全身が”とろけていく”ような感覚が僕の全身を覆った。




「ウゴゴゴゴ……」



(な、なんだ!?)



「ウゴ……ゴポ……ゴポッ、ゴプッ……ゴボォ!」



 ”とろけ”の感覚は、感覚の繋がった先から来るものであった。

 精霊との共有状態に置いて、片方が何らかの感覚を感じると言う事は、もう片方が何らかの異常を受けたと言う事でもある。

 そのもう片方から発せられる異常な感覚。

 すなわちこの場合、”水玉に何かが起こった”と言う事である。

 


「み、水玉!? どうしたんだよ水玉!」


「ゴボッ……オオオ……!」



 全身がとろける感覚に加え、逆らう事の出来ない強制的な”痺れ”。

 さらにその果てに、姿勢を維持できなくなる程の”脱力感”まで襲って来た。

 フッ――――その時、共有を示す「蒼ノ眼」が消えた。

 これが示す事態は、水玉との共有が”途切れた”証。

 

 

「いい感じで効いてますね……安心してください。後は、その病巣を摘出するだけだ」


「な、何した……お前、何をした!?」



 共有が途切れた事で、僕を突如襲った脱力感は消えた。

 その代わり、大蛇(オロチ)どころか水玉としての姿すら維持できない程……

 ドロドロに”溶けた”姿になっている、水玉の姿が見えた。



「ォォ…………ゴゴゴ…………」



「いえ、ですから”麻酔”です」


「精霊と言う腫瘍を取り除く為の、手術オペの最初に行う工程。さっき、同じ事言いましたよね?」


「水玉は病気じゃねーよ……!」


「君からしたらそうでしょうね。病気なのは、どっちかっていうと”そっち”だ」



(――――ッ!?)




『ガ……ザザ…………オ……ザザー…………』




「ス、スマホまで……!?」



 異常事態はまだまだ続く。水玉と同じく、今度はスマホまで症状を出し始めたのだ。

 スマホが発するおべんちゃらな関西弁は完全に聞こえなくなり、その代わりザーザーと砂嵐のようなノイズだけが鳴っている。

 


「な、なんで……」



『ザザ―……ザザザ……ピー…………』



 スマホの画面をよく見てみると、先ほどまでとは明確な違いがあった。

 画面の上部の通知欄。そこにはハッキリと二文字、こう書かれてあった――――。



(圏……外……?)


「ほら、パソコンにもウイルスってあるじゃないですか」


「感染、したんじゃないですか。まぁ私内科じゃないんでその辺わからないですけど」


「何科とか……関係ねーよ……!」



 スマホにパソコン並みの高スペックが備わった弊害として、新たにコンピュータウイルスの危険性も生まれた。

 これは、ガラケー時代には存在しなかった事態である。

 医者(ドクター)の言う事は、そういう意味では正しい――――だからなんだ?



『ザザー…………ビビ……ガガガガ…………』



「オゴゴゴゴゴ……」




(どう……なってんだ……?)



 ウイルス、麻酔、手術オペ――――医者らしくさっきから医者らしい言葉が飛び交っている。

 だが、そのどれもが”この事態と結びつかない”。

 目の前の光景に、ただただ茫然とするしかできなかった。

 さっきまで何ともなかったのに、なんだこれは……急に、いきなり、そんな……



「――――さて、で、ですね」


「うあ!」



 僕が茫然としている間に、いつの間にか医者(ドクター)が目の前までやってきていた。

 この不可思議な異常事態。至近距離で映る腫れ上がった顔面も相まって、まるで医者(ドクター)医者(ドクター)どころか死神にさえ見えて来た。



「精霊使いの君ならわかるでしょう。”精霊使いから精霊を引いたら”、一体何が残るのか」


「答えは”年相応の子供が一人いるだけ”です。身体のできあがってない、成長途中の子供が、ね……」



 この医者(ドクター)を気取った死神はどこか理屈っぽい。

 そして医者(ドクター)と言う地位がそうさせるのか……しきりに「大人と子供」を、比べたがる。



「君くらいの年齢だと、一学年上の先輩方がえらく巨大に見えるでしょう」


「それは錯覚じゃありません。成長期の体は、一年違うだけでそれほど変わるのです」


「それが……なんだよ……」


「一年違うだけでそれほどの差異がある……だったら、さらにその”十倍以上”は違ったら、その差は一体どれほどまでに開くのでしょう」



 この水玉とスマホが急に動かなくなった不可解な現象。男の発言になぞらえて、仮に「麻酔」と名付ける。

 その麻酔をいつ、どこで、どのタイミングで注入されたのか。

 仮にそこがわかったとしても……それ以前に、何で”急に”こうなったのか。


 

(麻酔って……そんな急に来るものなのか?)



 何をどう考えても一切合切が理解できない。

 周りの様子を見渡そうとも、水玉が泡立てながら蠢く音と、とスマホのノイズがただただ虚しく鳴り響くのみである。

 その代わり……医者(ドクター)がこれから何をしようとしているのかは、”痛い”くらいにわかってしまった。



「やら……せっかよぉ!」



「遅い……」





 ゴ ッ !




――――




「カ……ッ!」



「ま、所詮こんなもんですよ……精霊のない、ただの少年の動きなんて」



 精霊のいない僕の「パンチ」は、医者(ドクター)の言う通りまさに”素人以下”であった。

 苦し紛れに放った拳は届く事させさせて貰えず――――

 代わりに医者(ドクター)の”膝”が、僕の腹へと突き刺さった。

 


腹腔神経叢ふくこうしんけいそう……胴体の内部にある神経の密集地帯です」


「神経が固まっている為、その分他所より感覚が鋭敏なのが特徴です」


「もちろん、痛覚も、ね……」



 大人と子供の差。それは単純に、そもそも体の大きさが絶対的に違う。

 身長と体重。そしてそこから生まれる純粋な”パワー”。

 格闘技だって階級で分けざるを得ない「図体の差」と言う物を、それ以上の差で持って直撃を食らったとしたら……。



(くぅ……ぁ…………!)


「呼吸ができないでしょう? それもね、ちゃんとした理由があるんです」


腹腔神経叢ふくこうしんけいそうの場合は、肺が近くにあるんです。その為このような強い衝撃を与えると、横隔膜にまで衝撃が届いてしまう」


「そして激しく揺さぶられた横隔膜は、一時的な呼吸困難を招く……このように、人体の中で外部からの衝撃に著しく弱い箇所」


「腹部の急所――――所謂、”みぞおち”って奴です」



 異常な事態は、ついに僕の体にまで達した。

 みぞおちに膝の直撃を許した僕の身に起こるのは、激しく逆流する胃液と、驚きがてらギュッと閉じてしまた呼吸器官である。



(息…………できな…………!)



 我慢できる、痛みじゃなかった。

 敵の目の前だと言うのに、体が勝手に膝を付いた。

 膝だけじゃない。僕の体内のありとあらゆる組織が、すべからく僕の意思に反逆をし始めた。

 背中が勝手に丸まり出し、頭が自然と下を向く……

 「これほどのダメージを追ってしまうふがいない主には、もはや任せておけない」――――。

 そんな声が、どこかから聞こえた気がした。

 


「おわかりいただけましたか? これが”大人と子供の差”です」


「…………カハッ!」


「精霊がいなければ……君はその辺の子供に過ぎない……」


(み、水玉……!)



「ゴボボボォ…………」



 体中の器官が蜂起を起こす中、唯一眼球だけが僕側のままであった。

 眼球は、この場を何とかしてくれる可能性を提言してきた。「ご主人様、この場を打破するのはあの者しかおりませぬ」と。

 そうして僕に視線を配るよう促してくるのだが……

 それこそが、今溶けたアイスのようになっている水の精霊なのである。



「無駄ですよ。精霊は今麻酔が効いてますから」


「痛み止め程度とは次元が違いますよ。何せ手術オペ用の全身麻酔です」


「どう足掻いても、自分の意志で動けません」



(く……)



 唯一の味方の眼球までもが、ついに助言すらしなくなった。

 「視界の中に何か、この状況を打破するものがあれば……」そう思ったらしいが、残念ながらそんな物は存在しなかったのだ。

 眼球は、ただ視界を映すだけだけの器官に戻ってしまった。

 つまり……”諦めて”しまったのである。

 


「さて、と」




――――グイ。




「ァ……ッ!?」


「職業病……なんでしょうねえ。考え過ぎだとわかっているのですが……」


「どうもこう、ハッキリと”峠を越えるまで”、安心できないタチでして……」


(…………!)



 医者(ドクター)うずくまる僕の髪を無造作に掴み、無理やり力づくで立たせた。

 この行為により目線が再び医者(ドクター)と合う。

 そして医者(ドクター)は、声すら出せず苦しみに必死に耐える僕に言い聞かせるように、悠長に口を開き始めた。

 もしかしたらそれはお返しのつもりなのだろうか――――さっき僕がやった、「ダメ出し」の。



「話は変わりますけど。君、あまり喧嘩とかしたことないでしょう」



(なん……)



「さっきのパンチ、本当にものすごい威力でした。あれほどの威力があれば、その辺の魔導士なら文字通りワンパンですよ」


「ですが……勿体ない。”狙った場所が悪かった”」



(は……)



「君ね、殴る時私の”頬”を狙ったでしょ? よくあるんですよ。漫画とか……大体そんな描写が多いですもんね」


「でも実は頬へと打撃って、そんなにダメージはないんですよ。面積が広い分、力が分散するんですね」


「それに頬には筋肉がありますから。医学的な検知から見ても、頬への打撃はあまり有効とは言えませんね」


「だから……殴るべきだったのは、ここ――――」




「――――頬のほんの数センチ”下”の箇所」




 コン――――。

 医者(ドクター)が、その”頬の数センチ下の箇所”とやらに、手の甲を当てて来た。




「みぞおちは鍛えさえすれば結構ダメージを低減してくれます。腹直筋は沿うように縦長の形をしてますから」


「が……ここはどう足掻いても鍛える事のできない、まさに”絶対の急所”」




 それは、今からその箇所に”手を加える”と言う合図。




「まともに当たれば意志とは無関係に体が止まる。正真正銘”人体の弱点”」




 グッ――――。

 指を強く折り曲げる感覚が、手の甲から強く伝わって来た。




「追い打ちみたいで気が進みませんが……申し訳ありませんね」


「”峠を越えるまで”安心できないタチでして――――」




(あ……ぅ……!)





 これから何をされるのか……明白であった。






 ゴ ッ――――






――――硬い衝撃が、”顎”を突き刺した。




                       つづく


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