表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

12/13

第12話 原因究明

 

俺達が屋敷に入った途端ドガンドガンという打撃音が耳に入ってきた。

 急いで音のする方へ向かうと、大きな扉が歪むほど部屋から衝撃が当てられているのが見えた。

 「旦那様のお部屋です!」

 やっぱりと思ったがこれはマズイ状況だぞ。

 鍵がかけられていなければとっくにぶち破られていただろう。

 それも時間の問題だな…もう扉が割れそうだ。

 『アサヒ様と皆は吾輩の後ろに』

 すぐさまその言葉に甘えて翡翠の後ろに隠れながら扉の様子を伺う。

 「グォーーッ」

 唸り声と共に扉が吹き飛ばされる。

 「ひゃー!」

 目の前に粉々になった扉だった物が散乱する。

 中から現れたのは真っ赤な目に髪を逆立てた変わり果てた領主の姿だった。

 その姿は人間ではなく、禍々しい空気を纏う魔物のようだった。

 先ほどのダンジョンで見た時より異様だ。

 「めちゃくちゃヤバそうだけど?」

 何かしてくる前にとりあえず領主のステータスを見る。

 「あ…」

 何これ?

 「アークデーモンが憑依してるってどういう事?」

 なんとなく分かるヤバそうな名前。

 『アークデーモンですって⁈』

 翡翠が驚いた声をあげた。

 「う、うん。領主のステータスにアークデーモンが憑依って出てるんだけど、これってヤバい?」

 『ヤバいが何か分かりませんが、とても厄介な相手ですぞアサヒ様』

 翡翠の声にも緊張を感じる。

 『そうですじゃ、デーモンは人間の心が弱った隙を狙って取り憑き、徐々にその生気を奪う魔物なのですじゃ。そしてアークデーモンはデーモンの更に上位の魔物で、神聖魔法でしか太刀打ちは出来ませんのですじゃ』

 と白大蛇も少々怯み気味に説明する。

 「この中で誰か神聖魔法使える?」

 側にいる全員が首を横に振る。

 どうしたらいいんだ?

 「物理攻撃は?」

 倍増スキルで倒せないかな?

 『残念ながら効きません』

 「炎魔法とかは?」

 『上位のアークデーモンには厳しいでしょう』

 何かないのか?

 アークデーモンに取り憑かれた領主が俺たちに気づいたようでこちらを睨んでいる。

 えーと、んーと。

 【残りのギフト1つを使用すれば神聖魔法の取得が可能です】

 俺にいつも色々教えてくれる声が頭の中に響く。

 えっ⁈っていうか俺、神聖魔法使えるの?

 【可能です】

 俺の神聖魔法であのアークデーモン倒せる?

 【お持ちの攻撃力倍増スキルと神聖魔法の重ねがけが成功すれば問題ないかと】

 成功すればっていうのが気にかかるけど、今はこれに賭けるしかないでしょ!

 よし、残ってたギフトを1つ使って神聖魔法を使えるようにする!

 【風間旭がギフト1つを使用して神聖魔法スキルを獲得しました】

 突然光を放つ俺にみんなが驚く。

 『アサヒ殿⁈いかがなされた?』

 『まさか、アサヒ様⁈』

 「あはは…俺今、神聖魔法が使えるようになったよ〜」

 『またそんな行き当たりばったりでギフトを使ってしまわれるなんて!』

 翡翠にはそう言われると思ったよ。

 『先程まで使えなかった神聖魔法が使えるようになったとはどうしてなのですか?』

 『ワシもそこは気になる所じゃのう』

 灰色クマも白大蛇もめっちゃ気になってるみたい。

 『その件は後ほどゆっくり吾輩から話してやろうぞ』

 灰色クマ達はこくこくと頷いている。

 そこは翡翠が話したいだけだろ。

 「でもさ、今はこうでもしなきゃアレに対抗出来ないだろ⁈」

 『そ、それはそうですが、わざわざアサヒ様の貴重なギフトを他人の為に使うなど…』

 翡翠はまたブツブツ文句言ってる。

 「きっとこのスキルも役に立つさ、それより援護してくれる?」

 アークデーモンが俺たちに何か仕掛けようとしている。

 『もちろんです、アサヒ様』

 翡翠はすぐさま結界を張り、俺たちを守る態勢になった。

 えーと、アークデーモンの攻撃に対抗するには…。

 「ホーリー(聖なる)バリア(結界)!」

 試しに初めての神聖魔法を使ってみると、翡翠の結界の外側に透明に光る壁が現れた。

 みんなが『おぉっ!』と言う中、アークデーモンから放たれた邪悪な波動がこのバリアのおかげで跳ね返された。

 「ふぅ、危なかった〜。でもこっちからも攻撃しなきゃだよなぁ」

 神聖魔法の攻撃系は…そういえば攻撃力倍増スキルと重ねがけすればとか聞いたな。

 どうすればいいかな…と考えていたら後ろにいる執事さんが十字架を握りしめながら懸命に祈っている。

 「どうか、どうか旦那様をお救いください…」

 こんな姿になった主人でも助けてあげたいんだ。

 攻撃系の神聖魔法をアークデーモン諸共ぶち当てればいいかと考えていたけれど、なんとか領主を助けられるようにしようと俺は考えを変更した。

 ここはとにかく領主の身体からアークデーモンを引き剥がそう!

 聖なるものが苦手なんだから、領主の身体を浄化すれば苦しんで離れるんじゃないだろうか?

 何はともあれやってみるか。

 「浄化!」

 俺は浄化の魔法を領主に向けて放った。

 雷に撃たれたように苦しみだす領主。

 「グガーッ」

 すごく苦しんでるようだ。

 効いてるようだけど苦しんでるのが領主の姿なので、罪悪感がないでもない。

 (ごめんなさい、なるべく早く終わらせるように急ぎますね!)

 「もう一度、浄化!」

 ニ度目の浄化魔法をかける。

 「グワーッ!なんというコトだっ」

 領主の身体から黒い影が上半身分ほど抜け出てきた。

 影には二本の尖った角と紅い瞳がある。

 まさに絵に描いたようなデーモンの姿!

 『ナントイウ強力な神聖魔法…コノヨウナ術者がイタトハ。ウググ…このままでは我が消滅してシマウ』

 あれ?なんだかすごくダメージ受けて弱った感じに見えるけど。

 『この人間カラ離れるユエその魔法を止めてクレ!』

 「憑依を解いてくれるんなら止めてもいいよ」

 『約束スル!憑依を解除スル…』

 そう言ってアークデーモンは領主の身体から分離して、領主はバタリと床に倒れた。

 あれ?

 今気づいたけど、浄化に攻撃力倍増を重ねがけしてしまってたみたいだ…。

 アークデーモンにとっては浄化魔法は攻撃系並みの効き目があったようだ。

 ま、消滅せずに済んだし、結果オーライ結果オーライ!

 あははは…。

 「旦那様!」

 執事と門番が倒れた領主に駆け寄る。

 「どう、大丈夫そう?」

 領主の顔が蒼白になっているので無事かどうか心配だ。

 「意識はあるのですが…」

 『ではワシが診よう』

 白大蛇が領主に治癒を施して、ようやく顔色が良くなった。

 『しばらくはこのまま寝かせておくのが良かろう』

 「ありがとうございます、白蛇様!」

 領主の無事を確認して、アークデーモンに向き直るとアークデーモンはゼーゼーと苦しそうに倒れこんでいた。

 俺はそいつに近づいて話しかけてみる。

 「大丈夫?初めての神聖魔法でちょっと加減が分からなくてさ…」

 アークデーモンは信じられないとでもいうような目で俺を見返した。

 『アレが初めての神聖魔法ダト…?』

 「う、うん。領主の身体から離れてくれないかなと思ってさ、ちょっと攻撃力倍増と重ねがけしちゃって…こんなに苦しそうになるなんて思ってなくてさ」

 『お主は我にトドメを刺すノではないノカ?』

 「うーん、あの人から憑依を外してくれたらそれで良いと思ってるんだけど?」

 まさかだけど弱ったと見せかけて自爆的な反撃してこないよな?

 それとも退治しなきゃいけない流れなのかな。

 もう抵抗も出来なさそうなくらい弱っているし、翡翠の結界もあるからその必要はないと思うけど。

 『アサヒ様、倒さないのですか?よろしければ吾輩がお手伝いを…』

 アークデーモンがビクついたのが分かる。

 「しなくていいよ。もうヘロヘロみたいだし、ここをあきらめて離れてくれればそれで」

 『それだけで良いのですか⁈』

 不服そうな翡翠だが、俺はトドメを刺すなんて考えられない。

 ポイズンスライムはダンジョンのボスだったから…と言い訳させてもらうとして、目の前の弱った姿を見てしまうと甘いと言われても仕方ないけど俺には無理だ。

 「え?それだけって…えーっと、じゃあ壊したドアとかを元通りに直しておいてよ」

 ポカンとする魔獣達と翡翠。

 『アサヒ様…』

 翡翠は低い声でうめく。

 『なんという器の広さ』

 灰色クマが呟く。

 『それではちと甘いと思うのじゃが…』

 白大蛇も呟く。

 『お主もそう思うであろう?アサヒ様はいつもこうなのだ〜、実は先日も…』

 魔獣達は円陣になってまたブツブツ言ってる。

 呆気にとられたようなアークデーモンが跪いて俺に話しかけてきた。

 『強き人間ヨ、我に情けをくれタコトに感謝スル。ソチラの黒蜘蛛族の従魔の様に我もお供したい所ではアルが我は人間族の闇を喰らう事でしか生キレぬ身。故にコレをそなたに授けヨウ』

 アークデーモンが手渡してきたのは見たことのあるサイズの漆黒の宝石。

 「これって…」

 『それは我の加護石ダ』

 そう、ウンディーネにもらった宝石と同じくらいで色違い!

 「もらっていいの?」

 『我ノ助けが必要な時に使うとイイ。悪魔の命ヲ助けるというコトハ稀有な事ナノダ。その加護がアレバ、呪いは無効、かける場合は必ず成功スル。自分に悪意がある者が分カルといった効果が得られるノダ』

 なんだかすごい加護をもらえてしまったな。

 「あ、ありがとう…困った時はお願いするよ。ところでさ、どうしてこの人に取り憑いたの?」

 『…近頃王都で兵士を集めておるようなノダ。我ハこれは近々戦ガ起こるのデハと思ッタ。我らデーモン族は戦争の混沌とシタ中で狩りヲする事を好むノダ。ソシテ王都へ向かう途中で腹ごしらえの為コノ地に寄ったのダ…。負の感情を持った人間がそ奴だった故憑依シタガ…そなたがいたのが我の運の尽きダッタヨウダ』

 腹ごしらえが人に取り憑くこととはね。

 さすがデーモン族って感じ。

 「クマの生き肝の件は?」

 『人間が困って我の言いなりにナッテ追い詰めテイル状況もまた美味ナル時間ナノダ。その為の方便ダ』

 「白蛇の御神体を盗ませたのも?」

 『追い詰めラレルと罪を重ねるのも弱き人間の精神。そこから怨まれる負の感情が多いホド我の力の源トなるカラナ』

 病気の息子のために他の生き物の命を奪っても犠牲者の家族から恨みをかう。

 御神体を盗んでも白蛇の里から恨みを買う。

 沢山の人を巻き込んで負の感情を集めてたのか。

 まったくコイツの腹ごしらえのせいで大変な事になってるじゃん。

 「人の弱みにつけ込んでここの皆さんに迷惑かけてしまったんだからもう二度としないように!」

 『なんだと⁈ソレ…だけカ?』

 アークデーモンは不思議そうにこちらを見つめている。

 「はっ!そうだよな!俺が勝手に決めたらダメだよな⁈皆さんはどうなのかな?」

 勝手に俺の意向で話してたが、白大蛇や灰色熊、領主側の人にも意見を聞かなきゃだよね。

 執事が手を挙げた。

 「わたくしはアサヒ殿に賛成致しますよ。今となっては旦那様がご無事であればそれ以上は何もいりません」

 『ワシも御神体が戻ってここの領主が無事だったのじゃから、これ以上は不問にする』

 『わたしも子どもが無事だったので、ダンジョンで死にかけた事も許してもイイ。但し…また同じ事をしたらタダではおかないからな』

 灰色熊が最後に凄味を効かせていたが、みんな今回は許す事に同意してくれた。

 『分かっタ。二度とそなた達の種族ニハ手を出さないト誓ウ。我ハ先程ノ攻撃を受けテ体力も魔力もナイに等しい故、当分別の地で眠りにツク事にスル…』

 目的の王都に辿り着けなかったって言ってるけど、コイツが王都に行ってたら結構大変な事になってたんじゃね?

 騎士とか強い人が取り憑かれたりしたらめちゃくちゃ面倒な事になりそう!

 そんな事にならなくて良かった〜。

 まぁとりあえずは解決かな。

 アークデーモンは壊れた扉に指差すと瞬く間に扉が元通りになった。

 律儀な奴だ。

 しかも一瞬で。

 「おぉっ!すごいっ、ありがとう!」

 『…さらばだ人間ヨ』

 フッと笑った気がしたけど、弱々しい言葉を残してアークデーモンは消え去った。


 「行っちゃったね」

 『あのクラスの上位デーモンを倒せばどれだけレベルアップが出来た事か…いやはや勿体ない』

 「まぁまぁ、加護が貰えたし、怪我もなかったしいいじゃん。でもさ、アークデーモンって翡翠と同じ魔族じゃないの?倒したら可哀想とかないの?」

 『デーモンは我ら魔族とは違って悪魔族に属しておるのです。我らに取り憑くこともありますが、人間の方が悪に取り憑かれやすいですね。あの種族は気ままなので、我ら魔族と完全に敵対してるでもなく味方でもないといったところです』

 そうなんだ…イマイチ違いが分からん。

 「う…うーん、ここは…?」

 「旦那様⁈」

 どうやら領主の意識が戻ったようだ。

 「ここはお屋敷でございますよ。旦那様は悪魔に取り憑かれていたのでございます。そしてその悪魔を祓ってくださったのがこちらのアサヒ殿でございます」

 「そなたが…。ダンジョンで無礼な態度をとったわたしを助けてくださるとは…感謝致しますアサヒ殿」

 記憶があるんだ。

 確かにあの時は嫌な感じだったけど、憑依されてたって事で仕方なかったと理解しよう。

 「俺だけが頑張ったんじゃないですよ。ここにいる白大蛇さんと灰色クマさんもあなたと息子さんを心配して手をかしてくれたおかげでここに来れたんです」

 俺の後ろにいた白大蛇と灰色クマ親子を見た領主の目には涙が溢れていた。

 「罰当たりな事をしたわたしを助けてくださるとは…此度は本当にとんでもない事をしました。そしてありがとうございます」

 みんなも本来の領主に戻った事を喜んでるようだ。

 「意識が戻って良かったですね、あとは息子さんを見に行きましょうか」

 「あぁ…倅をどうか…」

 領主もヨロヨロと弱々しいながらも執事たちの手を借りて立ち上がった。


 そして彼らの案内で俺たちはやっと件の息子と会う事が出来た。

 息子を看病していたと見られる使用人が主人である領主の姿をみつけて驚いた顔をしている。

 「だ、旦那様⁈」

 「心配をかけたな…息子に付き添ってくれていたのだな、具合はどうだ?」

 優しい声の領主に使用人は戸惑っているようだ。

 「えっ?あの…一体…」

 「もう大丈夫なのだよ安心したまえ」

 領主の後ろに控えていた執事が声をかけて安心させる。

 「えっと…昨晩からまた高熱が続いていてとても苦しそうなご様子なのです」

 確かに顔が赤く発熱しているし息も荒い。

 『どれ、ワシが診よう』

 白大蛇が治癒魔法で治療するのをみんなで見守る。

 『うーむ…』

 様子を見るにいまひとつ治癒しきれてないようだ。

 困ってないかと白大蛇に尋ねてみる。

 「何か手伝う事ある?」

 『ワシも老いたのか魔力が足らぬやもしれぬのじゃが…』

 魔力の枯渇か。

 治癒魔法って魔力の消費量が多いみたいだな。

 魔力回復のポーションは持ってなかったなぁ。

 なんとか手助け出来ないかな…。

 そう思って白大蛇の背中に手を乗せてみた。

 その瞬間、白大蛇と俺と領主の息子の周りが光に覆われた。

 「うわっ!」

 『アサヒ様この光は⁈』

 「ま、眩しい!」

 眩しかった光が徐々に薄れて元に戻った。

 そこには穏やかな寝息をする領主の息子の姿があった。

 『な、治っておるのですじゃ…病が完治しておる』

 震える声で白大蛇がそう告げた。

 「本当に…本当に息子は助かったのですね」

 「坊っちゃま、良かった…本当に良かったです」

 「うっうっうっ…」

 領主はじめ執事たちもみんな感涙している。

 『信じられん…里に運ばねばならぬ程重病だったのじゃが…』

 「さすがの治癒魔法使いだね、すごかったよ〜」

 喜んでる俺に白大蛇が言うには…。

 『何をおっしゃいます!ワシの魔力がなくなりかけた時アサヒ殿がワシに触れたじゃろう?あの瞬間魔力の塊の様なモノがワシの治癒魔法と合わさってあの激烈な治癒魔法が発動したのじゃ!ワシの方こそ一体何が起こったのか聞きたいくらいなのじゃが⁈』

 あれ?やっぱりさっきのって俺のせいなの?

 たまたま手を乗せた瞬間に白大蛇の治癒魔法がドカーンと炸裂したのかと思ったんだけど…。

 浄化魔法の時みたいに倍増スキルで治癒魔法に重ねてしまったのかも…。

 ま、まぁ悪いことした訳じゃないからね。

 領主の息子も完治した事だし…。

 「さ、さぁ…俺には何の事だか」

 面倒なので惚けておく。

 『アサヒ様と魔法を共有出来るなんて羨ましい過ぎますぞ!ぜひ吾輩にもご教示くださいませ』

 「ご教示ってそんな大袈裟な…翡翠にはその内教えてほしい事があるからその時にね」

 『はいっ!楽しみにしております!』

 翡翠には今度魔法の使い方と力加減を教えてもらう事にしよう。

 「まぁ、とりあえず病気も治ったようだし俺たちは出ようか」

 そろそろ日暮れに近いようだし、街へ行って宿でゆっくりしたい。

 街の店で外食するのもアリかも。

 「では俺たちはこれでおいとまさせてもらい…」

 「お待ちください皆様!」

 領主に呼び止められる。

 「大したおもてなしは出来ませんが、今日はどうかここにお泊まりくださいませ」

 「えっ…でも従魔もいるし、色々忙しいんじゃ」

 「もちろん従魔様方もご一緒に!」

 「旦那様と坊っちゃまを助けてくださったのです、せめておもてなしでお礼をさせてください」

 正直これから街に行くのも大変だったので、ありがたく泊めてもらう事にした。

 「ありがとうございます、じゃあ今日はお世話になります」

 こうして俺たちは問題解決のお礼に領主の屋敷に泊まる事になったのだった。


 

      ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎

 読んでいただきありがとうございました


ゆっくりではありますが、更新していきますのでよろしくお願いします


 自分だったらこんな風に異世界を旅したいなぁなど妄想しながら楽しんでいます


 感想やご指摘あればぜひともいただきたいです

 励みになり一層頑張れます


 応援くだされば幸いです


 ではまた次回お会いしましょう


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ