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魔術師マーリンの冒険 EP1 アーサー王と聖剣エクスカリバー EP2 魔女モーガンと悪の王ヴォーティガン

間の86


監督ステファン・カップ

脚本ミシェル・デルガド/カリーヌ・デ・テモ

CASTジェラール・ジュニョ/_ジョセフィーヌ・デ・ミュー/アーサー・モリエール/クリスティーヌ・カボドンティ/マリルー・べり/ミシェル・ヴュイエルモース/ウラディミール・ヨルダノフ/他

 2011年 フランス/チェコ/イタリア


 アーサー王伝説に切っても切れない魔法使いマーリンを主役にした物語。

 彼を主役にした「マーリンの生涯」の実写化映画ではなく、アーサー王伝説をアレンジしたオリジナルなので伝説等とは、大分違うので好きで知識を持った人は観て、「コレは違う!」などと思うお話なのでまえもって……。


 個人的なイメージだけどマーリンをはじめて知ったのはディズニーアニメの「王様の剣」なので、「指輪物語」のガンダルフぽいっ(彼のモデルがマーリンなのだが)のがマーリンのイメージ。

 この作品ではは、じめはとんがり帽子で白髪の長髪長髭だが、イメージよりぽっちゃり顔のマーリン、アーサーを教育し終えて隠居を考えたマーリンはイメチェンを考えたか……。長髪長髭をカットしてしまう。だので、この映画のマーリンは頭の薄い白髭のぽっちゃりジイさんに。

 ちょこっと伝説とは違う湖の妖精と恋に落ちるマーリンは若返ろうとイメチェンしたのだ。


 で、悪役になるのは少し伝説より小悪党ぽいっ悪の王ヴォーティガンと、異母姉のモーガン(伝説ではモルガン。元は良い妖精だった)。モーガンは子供の頃アーサーと婚約していたが、美王女グィネヴィアの出現により、アーサーは彼女のとりこに。嫉妬に燃えたモーガンは、魔女と化しアーサーの愛をえようとする。

 魔女になったモーガンは城を裏切り敵国の王ヴォーティガンと組んで、アーサーの父王を殺してしまい。国を手に入れるが、アーサーは逃亡。


 マーリンと湖の妖精ヴィヴィアンに救われたアーサーは城奪還の準備をする。


 エピソード1で、驚いたのは、アーサーの円卓の騎士の一人ランスロットが、ヴィヴィアンの連れ子で子供なのた。まあソレも面白いが、なぜか彼だけが聖杯を見つけ出せる運命の子という設定。子供ながらアーサーより強くなる。妖精の子だからな説得力はある。


 エピソード2は、アーサーが城を奪還してから七年後。

 湖の妖精ヴィヴィアンに恋したマーリンはともに暮らし伝説通り魔法力を失ってしまう。


 七年後、倒したと思った魔女モーガンとヴォーティガンが現れ復讐に。


 モーガンの魔法でアーサーの妃グィネヴィアが石にされてしまう。


 モーガンはグィネヴィアを助けたかったらマーリンに惚れ薬を作らせろと。

 モーガンはかけだし魔女だから本がないと惚れ薬が作れないんだよね。

 本手に入れたが惚れ薬のページをアーサーの幼い娘が破ってしまってた。


 一方ヴォーティガンは、世界を支配出来るという聖杯を手に入れるためにヴィヴィアンを拐う。

 ランスロットに母を助けたかったら聖杯を探してこいと。


 聖杯を探す旅に出るのは薬で女になってしまったランスロットとマーリン。それにまったく役にたたない円卓の足の精の小人三人。


 ランスロットが女になっても強いという設定は良き! 「美女活」になってる。


 ヴォーティガンに成りすまし聖杯を手に入れた魔女モーガンと。

 ヴィヴィアンの策略で力が復活したマーリン。

 二人の善悪魔法の最終決戦が……。


 とりあえず映画二作分。

 それなりに楽しめた。ヴィヴィアンが使う魔法の鏡がスマホ風だったり、ランスロットが女になって活躍したりで時代を感じさせる設定でしたけど、肝心のマーリンがらしくないのがちょこっと。丸顔の頭の薄い短いヒゲのジジィが今のマーリンってことですか。

 なんだかなぁ~。

   

 映画はハッピーエンドだか、伝説のマーリンはヴィヴィアンに騙され洞窟に閉じ込められ一生を終える。

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