ファイヤーボール
間の82
監督・脚本ワラコーン・プンサワット
CASTプリティ・バーラミーアナン/タヌタラー・チューチュアイスワン/プサリット・プロムンダーン/他
2009年 タイ
「マッハ」「チョコレート」に続けと、新たなるタイ・アクション俳優の披露的映画。
ファイヤーボールって〜のはバスケとラグビー、それに格闘を混ぜた様な暴力的裏スポーツで裏社会の賭博になってる。
賭け事と言っても競技する方は命がけ。
ルールなんてあって無いような物。
酷いものである。
バスケゴールはあるが、ほぼ殺し合い。
格闘にスポーツを混ぜたつもりだが、コレではスポーツの意味がない。
アクションは、ほぼケンカ殺法で私の好きな格闘美は、少なめ。
自分を刑務所から出所させてくれた双子の兄が半殺しにされ病院で昏睡状態に。
主人公の弟は兄に成りすまし兄の過去を探ると闇バスケの存在を。
新鋭のボスがチームを作り闇バスケのトーナメントに参加。ソコに主人公の姿が。
表向き兄の復讐だが、闇バスケに参加中の主人公の影がチームメイトの生活等で薄くなる。
ボス役の俳優さんちょと肥えた堺雅人に、ときどき見えます。
しかし、スター性のあるキャラクターがいませんね。主人公のおにいさんが、いかにも務所帰りなボーズ頭。チームメイトでアクションを魅せ、最後まで頑張った(ちょっとネタバレ)男が……。売り方次第で売れるかも、この俳優。
結局、タイからの売れ線アクションスターはトニー・ジャーやジージャー意外に、この時期には現れませんでしたね。
映画としては、まあまあでしたが俳優を売るにはB級アクションで消えるような作品なのでダメ映画でした。
イマイチ主人公が立ってないし、魅力もない。他のチームメイトの方が主人公向きだったのでは。
タイ・アクションはキライではないです。
アクション俳優もしんどいわりに中々売れないのは、スタッフかな……。




