スネークトレイン
間の8
監督マラッチ・ブラザーズ
脚本エリック・フォースバーグ
CASTジュリア・ルイス/アルビン・カルロ/ジョバンニ・ビジャラ/ジャロン・ゲイル/他
2006年 アメリカ
モンスター物は人が毛嫌いする爬虫類物とか多い。
スネークモンスターも、その一つ。
多くの場合。どんなにキレイなCGでも本物には勝てない。
映画「アナコンダ」シリーズしかり。
なら、ドラマを面白くすれば。
本物多様。ドラマも力いれた。
けど、トホホなB級モンスター映画。
オープニングは荒野を弱った女性を連れて何処かに向かう男。
ちょっとウエスタンみたいで良い。
二人が向かったのはメキシコとアメリカの国境。二人はアメリカに不法侵入する。
女性はメキシコで、あることが原因で呪術師に蛇の呪術をかけられ、体内から蛇が出る。
嘔吐して口から蛇が。引っ張り出したり。
オエッ。
コレはまだ小さい。
男は女性を愛する呪術士で、女性をなんとかしたいが出来ない未熟者。
彼女から出た蛇は彼女の身体の一部だからと捕まえて保存する。
この行動がよくわからないが、捕らえた蛇は逃げて成長する。
彼女の呪いが解けるのはL.Aに居る師匠と。国境から出る列車に無賃乗車。
いろいろあって蛇が逃げ出し乗客を襲い出し車内はパニックに。
吐き出したヘビを身体にもどさなきゃと、逃げ出した蛇たちを口に入れる女性。
うえっ。
なんだかなぁ~。
このへんまでは、モンスター映画ではなくスネークパニック。
しかし、蛇を身体に戻した女性は、巨大蛇に変身。
巨大蛇は列車の外へ、さらにデカくなって列車を背後から飲み込みはじめる。
理由は、わからんがまとめて喰っちゃうってこと?
巨大蛇のSFXはちゃちいし、車内の蛇は本物だけと、あまり動かず俳優が怯えるだけ。
CGなんてほとんどない。
トホホモンスター映画。
だから人間ドラマに力を入れた感じで、パニック映画の定番。列車には、いろんな乗客たちが。
だが彼らのエピソードもイマイチつまらない。
まあ呪われたカップルが一番のインパクトなんだけど。
たまたま列車には主役カップルの知人の不法侵入者の男も乗っていて、最後は彼が……。
そんなキャラではなく出番も少なかったのに……。なんでか、そいつがラストにおいしいトコもってちゃう。
はじめから出ているヒーローぽいっ呪術士の男の立ち場かない。
蛇が嫌いでモンスターパニックが好きな人ならキモ怖いかも……。
呪いをかけた呪術師も出ないから、呪術大戦みたいな展開はない。
ソレやったら違う映画になっちゃうか。