天才スピヴェット
間の69
監督・脚本・製作ジャン=ピエール・ジュネ
CASTヘレナ・ボナム=カーター/カラム・キース・レニー/ニーアム・ウィルソン/ジュディ・デイヴィス/カイル・キャトレット/ドミニク・ピノン/他
2014年 フランス
監督はメジャーだが、作品ははマイナーというよくあるパターンの作品。
珍しくアメリカが舞台のフランス作品で、モンタナの田舎牧場の少年が主人公。
父親がおそく生まれたウエスタン・マニアという設定。そして母親は昆虫学者。
女優志望の姉、父親に愛される双子の弟。そんな家族の主人公は、天才少年だった。
この監督のキャラは皆、個性的でイイ。
過去、主人公と弟は銃の暴発事故で弟を亡くしてしまい。自分のせいだと気にしていた主人公だが、自分が考えた永久機関のアイデアが権威ある科学賞に受賞し、ワシントンDCでおこなわれるパーティーでスピーチを頼まれるが、はじめは子供だから父親が考えたとウソをつきことわる。その父も死んだと。が、考えが変わった主人公は、家出してパーティーに出ることにした。
ここから、大陸横断の列車に密行し、ワシントンに向かう少年の旅かはじまる。
ストーリーだけだと暗そうなドラマだが、監督独特のユーモアやVFX等を使い映画は暗くない。
私、監督の作品が好きなので日本見れる作品はなんとか観た。
どの作品も好きである。
「エイリアン4」とか、好きな人より「アメリ」よりですが、それほど長くないのが良い105分。 最近は長い映画が多すぎる。
この映画は違うが、モンスター物やヒーロー物なんかは、二時間以上は長い。
短くて面白い作品を作ってもらいたいもんです。
長くても面白い作品は沢山あるけどね。まあそこは監督のウデでしょ。




