その男ヴァン・ダム
間の64
監督・脚本マブルク・エル・メクリ
CASTジャン=クロード・ヴァン・ダム/フランソワ・ダミアン/ジヌティーヌ・スアレム/カリム・ベルカトラ/他
2008年 ベルギー=ルクセンブルク=フランス
ハリウッドから、ほされたアクション・スターのジャン・クロードヴァン・ダムが、地元に帰り郵便局に入ると……。
落ち目のハリウッド俳優ジャン・クロード・ヴァン・ダムを本人が演じてる。
ドキュメントではなくドラマ映画なのだ。
お金に困ったアクション俳優が、地元の郵便局からお金を送金するために寄ったら、強盗が入っていて人質にされた……。
人質の中にアクション・スターが、混じってるのを知らない犯人が……。アクション・スターを顔の知られてない警察官とかにした設定なら、よくある。発展したら「ダイ・ハード」になるが、この映画は落ち目のアクション俳優を人質にとった強盗は利用して立てこもり犯人にする。
電話にも出され、警察側は完全に犯人は、ヴァン・ダムだと思い込む。
犯人たちと警察の取引がはじまる、果たしてヴァン・ダムは、この事件をどう解決出来るかがドラマだ。
アクション・シーンは、はじめの映画撮影のシーンが見所。
映画のメインは郵便局の立てこもり事件のドラマ。
まあまあ、見せるが途中にヴァン・ダムの泣きの愚痴があったり、ベルギーからハリウッドにのし上がった地元のスター推しがあったりで……。
アクション・スターが途中でアクションだけではなくドラマも出来るんだぞという映画作りますよね、そんな映画をヴァン・ダムは地元ベルギーで作った。プロデューサーも兼ねてる。
ネタバレになりますから、この映画観ようと思ってる人はここまで。
いまいち納得がいかなかったので書いちゃいますが、事件解決はヴァン・ダムのおかげなのに、裁判までしてヴァン・ダムは刑務所に。
郵便局の人質たちは、すべてを知ってるはずなのに何故?
刑務所に入れられたヴァン・ダムは楽しそうで終盤に良い面会も。
でも、スカッと終わらせてほしかった。
ジョン・ウーネタはお笑い? 皮肉?
劇中でも言ってたがハリウッド大作に出たかったヴァン・ダム。この映画から4年後に「エクスペンダブルズ2」で悪役のボスキャラで出演。
良かったのかな……。
内容はいままでのとそう変わらずだけど。




