GUN&SPIRIT ガン&スピリット
間の6
監督・脚本・撮影・編集・音楽ショーン・ラナ
CASTダニエル・エドワーズ/サミー・ダール/アンナ・バード/イアン・バーンズ/メリート・ヴァンカップ/エリック・ロバーツ/他
パッケージは「シンシティ」風で映画もそんな画風。まあそこはいいが、ひとくせありそうなピンクとゴールドの髪色の女たちは出て来てすぐ殺されるただの娼婦。べつにジャケットに載せるほどのキャラクターではないんだよね。
いかにも艶やかなエロそうな眼鏡の女弁護士が元警官の囚人に面会するところからはじまる。
この元警官のおにいさんが、なぜ犯罪者として投獄されたかが、この作品のストーリー。
彼が街を騒がす殺人鬼カップルと仕事中に関わってしまったのが原因で、そのためにカップルに妻は殺されるし上司はまるであてにできず、警官を辞めカップルに復讐を。
たまたま警官で、イカれた殺人鬼カップルのために犯罪者になってしまった男の悲劇。
画面は暗くて血はドバドバ。主人公は、どっちかといえばイカれた殺人鬼カップルビリーとバーバラじゃないかと。
私はもともと「シンシティ」は不快な映画として嫌いでした。
こちらは、そちらより血なまぐさい。悪徳刑事も出てくるし。べつに悪人ではないのだが妖艶な怪しい女弁護士。はじめのインパクトはある。
パッケージのコピーにある『スタイリッシュ』の微塵もない残虐犯罪映画。
血が見たい人はどーぞ。