アース・トゥルーパーズ 地球防衛軍VS巨大蟻軍団
間の45
監督カリボウ・セト
脚本デビッド・ヒューイ/ドム・マクウィリ
CASTメルノバック/ティナ・デジリー・バーグ/スティーヴ・スフライ/他
2005年 アメリカ
コレは、六十年代のモンスター映画を意識して作ったのか、軍隊とか本物が登場。でも、本編は低予算なチープな映像。
アリのままのアリ怪獣、大暴れ。
隕石の影響で高山の氷の中に眠っていた巨大アリが復活。
主人公は、昆虫学者とその娘のラジオDJ。
彼らにからむ謎の仲間。
なぜか巨大アリが出現している森林で人間同士の闘いがあったり、この辺よくわかりません。
主人公の学者の仲間にえらく目つきの悪い日本人ケンジという男が格闘アクションしたりしますが、敵の連中はアリに襲われる。
アリさんは凶暴で人間をバラバラに引き裂く。襲われたあとが肉片だらけ……。
中盤では害虫駆除の親子がアリを倒す音波を使いラジオ放送で主人公の娘が流すと街なかのアリは、ほぼ駆除。
その前に軍隊による地下鉄のアリの巣壊滅作戦が。
地下鉄の列車でアリの群れに特攻シーンでは、バンザーイ!
って、おいおい。カミカゼスタイル。
地下鉄での軍隊との攻防は平成ガメラシリーズのレギオンを思わすが、アレよりなんかトホホ。巨大アリって多分CGだと思うが……。動きがなんか毎度同じ。人との距離関係がなんか曖昧。
クライマックスは生き残った女王アリと空中戦。このへんも空飛ぶレギオンぽいっ。
軍の戦闘ヘリが一騎討ち。
ヘリの数が少ない。
軍人でも勝てない。が、ヘリの盗んだ主人公親子が立ち向かう。
娘はヘリを操縦が出来るのはロケとかで飛んでるから……。
彼女は操縦してないよ。スゴイご都合主義。
この素人のコンビが女王アリと空中戦。
この映画A級ならスゴイスペクタルなんだろうけど低予算のB級ですから……。
画面もスタンダードサイズ。
怪獣映画は低予算でも、作り方次第だよ。
「平成ガメラ」と、この映画はどっちが低予算なのか?




