バビロンZ
間の4
監督・脚本スヴェン・クヌッペル
CASTユーリー・ベッカーズ/セシル・デッカー/サラ・ダイナー/リアン・シームス/ヨハナ・マルシュ/ファビアン・モナステリオス/他
2008年 ドイツ
おそらくドイツの日本オタク監督が作ったと思われるこの作品。役名に日本人名が、しかし演じてるのはドイツ人俳優だ。他にも日本漫画やアニメネタらしき小ネタが沢山。
第三次大戦後のこの世界。モノクロの様な画面で描かれてる。押井守の「アヴァロン」みたいな。監督は押井守ファンかな。
顔にコードがプリントされてるクローン技術から生まれた新人類『イミューン』と旧人類『シチズン』が対立してる世界。シチズンって……。
なんだか映画の舞台は要塞都市バビロンとかいう中での出来事で設定のわりに、いまひとつ世界がせまい。
で、わかりやすいヒーローやヒロインが居なくて群像劇で。皆さん好きなことをやってる。
一応最終兵器を使い争いに決着をつけようという話はあるんだけどねぇ。
アニメや漫画好きには臓器売買な仕事をするイカれたおねえちゃんコンビがいいんじゃないかと。あと、着ぐるみを着て外でなんだか探すおねえちゃんとか。他のキャラは軍人や科学者等。真面目なぶんエンタメにならず暗めで楽しめない。敵対する男女の恋とか。新味がない。
日本のアニメみたいにもっとハチャメチャの方が良かったのでは。
おねえちゃんコンビを主人公にして。