トーベ
間の31
監督ザイダ・パリルート
CASTアルマ・ボウスティ/クリスタ・コゾネン/シャンティ・ローニー/ヨアンナ・ハールティ/ロベルト・エンケル/他
2020 フィンランド スウェーデン
トーベとは、「ムーミン」の作者トーベ・ヤンソン。
パッケージには、『トーベ・ヤンソンの半生と、知られざるムーミン誕生の舞台裏を描く情熱の物語』と、う〜ん。
これもなんか、だまされたような映画でいまいちだった。
私は「ムーミン」が好きで、てっきりムーミン誕生物語と思い見てしまった。
ところがこの映画、タイトルの「トーベ」にはウソ偽りがない。たしかにトーベ・ヤンソンの主役の映画だ。
ムーミンは、というとたしかに出てくるけど。ソレは作る過程ではなく、トーベの人生に関わる作品として登場する。
ムーミン物語より主役のトーベの人生だ。
この映画が作られたときはまだ健在だったトーベ・ヤンソン。
踊るのが好きだったという本物彼女のフィルムが初めと最後に登場する。ソコはま、いい。
中盤は女性同士の愛の物語。トーベはそういう人でした。
女性同士の愛し合うストーリー。なんか違うものを見せられて、いや見てしまった。
べつに同性愛どうこうではなく、期待のムーミン物語ではなかった(パッケージにしっかりそう書かれてます)。早い話トーベ・ヤンソンは同性愛者だったという映画。で、そんな彼女は世界的に有名になった「ムーミン」の作者だった。みたいな。ムーミンを期待してる人にはおすすめ出来ません。まあそういう映画でした。




