霊視
間の23
監督ポール・マース
CASTキーファー・サザーランド/ポリー・ウォーカー/ヘンリー・ツェニー/ステファン・ウィメッテ/ロン・サロシャック/ゲーリー・ハドソン/他
1999年 アメリカ
「霊視」とは、シンプルなタイトル。
主人公は、サイコメトリーの力を得てしまった刑事。彼に、似たような力を持った青年が近づき協力する。
そして超心理学者の女性博士がヒロインとなり、十年前に現れて消えた連続殺人鬼ジャバーウォッキー事件に挑むことに。
原作がミステリー小説なのか、意外な展開になり、意外な犯人があばかれる。
まあ一見まともなサイコミステリーなんだが、主人公の力があいまいで物語に都合が良く見えてるようなトコも。
殺された人間視点でサイコメトリー能力で見れば、一発で犯人わかっちゃうんですが。なぜか、犯人目線で見える能力なのね。だから、害者にいくら触れても殺人体験を共用してしまい、つらいだけの能力。
しかし、殺人現場での階段の手すりでは殺人の様子が設置カメラ目線で見えるとは、どんな能力だ。はじめから現場に行けば犯人わかるのに。
でも作品内では、わからない。
階段の現場には残留思念があったからなのかな? 他の現場では害者は成仏したのかな?
ミステリーに霊能力は難しい。
証拠をつかまないと逮捕は出来ない。
「犯人わかちゃたんですけど」路線になり、サスペンス展開になるのかと。
ならず、この作品はクライマックスまで犯人は、わからない。
出演はメジャーで、主人公の刑事にキーファー・サザーランド。女性超心理学者にポリー・ウォーカー。この人はあまりメジャーじゃないか。




