ファンタスティックピーターパン
間の118
監督デァムイド・ローレンス
脚本エイドリアン・ホッジス
CASTスタンリー・トゥッチ/ザック・サトクリフ/ヘイゼル・ドープ/パロマ・フェイス/他
2015年 イギリス
タイトル通り「ピーターパン」の物語。
ちょっと違うのは、そのまま映像化したわけでなく、ある少女の夢・妄想……。夢の方が近いか。
主人公の少女は生まれたときから心臓に疾患があり、入退院を繰り返していた。
映画は、いつもの入院ではなく手術入院で失敗したら命にかかわる大手術。
なので本人も母親も精神が不安定。
そんな主人公に馴染みの医者が病院の博物室を見せ、ある一冊の本を渡す。
ソレが「ピーターパン」だ。
彼女は、はじめは小さい子が読む本だからとこばむが医者のススメで、たまたまその部屋に現れた子どもや他の子どもの患者に読み聞かせながら読むといいと。
ソレから主人公の目に幻想がはじまり、夢と現実がまざり合い主人公や他の患者の子どもたちが「ピーターパン」の物語のキャラクター化する。
「ピーターパン」の物語と現実に起こってるコトが混じり合いなが物語は進む。
病院が舞台なので、なんとなくトーンが暗く感じる。
私、「ピーターパン」というとディズニーのアニメしか見てないので、ドコまでが原作通りで、違うのか、わからない。
クライマックスの決戦が、海賊船の上だったり病院の中だったりするのは面白いがピーターパンとフック船長の闘いが迫力不足。飛べるピーターパンがフェアじゃないからと普通に闘うから、大人と子どものじゃれ合いに見えてしまう。
最悪なのがティンカーベル。やはりディズニーのイメージがあるから、金髪のけばいおネエちゃんにしか見えないのがトホホ。原作はこんなのなのか?
「妖精の存在を信じる」をこだわっているが原作も?
現代風なのか刈り上げピーターパンもトホホ。
全体的にはそれほど悪くないです。
「ピーターパン」をディズニーアニメでしか知らない私には。