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第85話 まつり!!

 新たに精霊を手懐け……精霊に認められたオーネはギルド職員たちをダイバーアリーナ127へと導くための鍵役を部長に頼まれてそれを快諾していた。その間に部長はユリの曲をブラッシュアップさせぜんおねにまた珍しい企画を伝えたりし、ユリとサティたちは部長に禁じられ歌詞なしの歌の練習や簡単な振り付けを古民家で自分たちで考え試していた。




 暇をしているオーネがゲートを開け、職員たちはダイバーアリーナ127に出入りをし部長とギルド長のフドウが話し合って決められた時間に作業に日々励んでいた。



 ダイバーアリーナ127内部の作業場に近い小部屋。綺麗に掃除され乱雑に物が置かれたそこはギルド職員たちの休憩スペースになっていた。



「石のパネルねぇほんとに光んのか」


 試しに四角い石のパネルに風属性の魔力を流してみた職員。


 その魔力に呼応し白く眩く輝いた石のパネル。


「おおおおお、すごいなこれ。というか風って白なんだなへぇー」


「すごい綺麗に光ってる」


「ちょっと俺の属性も試させてくれ」


 続々と集まりその魔法のパネルで各々の属性魔力を試し遊びはじめた職員たち。


 子どもたちがひとつの玩具で遊ぶようにたのしげな様子だ。






『トゥーラートゥララトゥララララ♫』






 たのしげな何かがギルド職員たちの耳に聴こえてきた。



「なんだこれ? まつり?」


「音……うた……じゃない?」


「歌だ!! はねてる!? 深緑の女王??」


「なんだろうこれどこの女王様」


「まつりじゃない? たのしいし!」


「まつりだな!! ハハいいじゃん」


「……お祭りかぁたのしみだな。俺たちも参加できるよな?」


「さぁ? あの部長ってやつとサティちゃんに頼んでみるか!」




「部長さんいいよね! あの目好き!」


「え? なんか怖くない? 人が変わりそうで」




 たのしげな歌とともに職員たちの休憩時間が過ぎてゆく。知らず内に異世界に伝わってゆくその想いとメロディー。







『────────ラーラーララー♫』

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