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第76話 ステージ!!

 部長がギルド長と仲良くなった次の日の朝。部長とサティはギルド長を連れ例の場所へと向かった。


「では」


「待ちたまえサティくん。部長くん、私も一緒にいいかね?」


「え、あはい!! ダイバーアリーナ127、でお願いしますギルド長!」


「心得た!!」


「…………。では」




「「「ダイバーアリーナ127」」」


 目と目で会話し手を繋いだ3人はみずいろのゲートへとダイブしていった。




 3人が踏み入れたダイバーアリーナ127、超激レアダンジョンのセカイ。


 驚きとワクワク。銀と青の泉の景色やピアニックドラゴンの存在を堪能したギルド長を今回の視察の目的の場所へと案内する。




「これかね石の皿とは」


 例の場所。ダンジョンの大部屋にある、先日ぜんおねが岩石ロック魔法で造り上げた石の台地。アイドルのステージだ。



「はいステージ、または舞台といったものです」


「ステージ、ブタイ……」


「はいこの荒いステージをギルド職員のみなさんに仕上げてもらおうというのが俺の頼みです」


 部長は何枚も重ねた紙をギルド長に手渡した。


「ふむふむ魔法のパネルで光り輝くお祭り会場? ふむ。祭りをしたかったのか部長くんはこのダンジョンで。ハッハハハハ」


「ハハ、そうです!!」


「わざわざダンジョンでやらずともとは思ったが、ふむ。魔法のパネルとはなかなか新しいな。ダイバーたちのチカラの誇示、魔法を天に放ち盛り上げることはグレーピーの祭りでも毎年やっているが」


「え、ハハ。まぁ」


(異世界にお祭りぐらいはあるとはおもっていたがよかった。チカラの誇示……まぁそれはそうか魔法やスキルを……使うのは常識だよなこの世界。魔法ビギナーの俺のアイディアなんてしれてるな。てか怪しまれてもサティさんにもっとこの世界のことをきいておくべきだったな……)


「わかった部長くんのご要望通りこれを仕上げてみせよう!! ところで……ここに色々〜と人員を送り込むが……よろしいか? 安心したまえサティくんのように有能な、有能な! 私の愛するダイバーギルド117の職員たちだ」


 サティに渋いウィンクを送るギルド長。


 サティはそれに対しなんとか微笑む。




「ハハハハハ、愛を感じます。もちろんオッケィ願ったり叶ったりです!!」


「そうか部長くん!! グレーピーナイスガイだ!!」


「ハハハハ、ぐれーぴー? ナイスガイです!! ハハハハ!! あ、これ神秘の水ですギルド長」


「うむ。これは泉の水か! いただこう……プッハァ!! これは!! ミステリアスグレーピーシンピな味だ!!!! 部長くんもう一杯!!」

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