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第69話 だいこん②!!

 ユリと部長の異世界生活10日目。


 心を落ち着かせるえんじ色の屋根、が特徴の古民家。今日もふたりは異世界でのLIVE開演に向けこの家で日々暮らしている。



 帰宅するや否やドタドタと木の階段を登り二階へと上がるユリ。


「部長!! 大根が!!」


「どうしたユリ」


 慌ただしく駆け登ってきたユリの方を向くリラックスしている様子の部長。


 なにやら珍しく椅子に座り木の机の上で手作業をしている部長。すっかりこの世界での相棒になった黒い木の棒に何かのオイルを塗り手入れをしている。


「大根が私たちのダンジョンに埋まって生えて育って!!」


「そうかぁ。ラッキーだなユリ!!」


「ラッキー!! とかじゃなくて……やっぱ部長がなんかしました?」




「あぁ主婦ギャル大根を雇った」


「……主婦ギャル大根……?」




「ひとりでもファンを得るためには土地も売る!! 美味いアイドル大根を育てて売ってさらにファンを増やすという永久機関だユリ!!」


「……部長おかしいですよそれ……大根とアイドル関係ないし……永久機関でもないです」






「ともかく収穫だユリ行くぞ!!」


 部長は椅子から立ち上がりユリに向かい、行くぞの合図のガッツポーズをする。


「ピアニックドラゴン掘り返して食べてましたよ。ガブガブ」




「ピアノが大根を……なん……だと!?」


 ガッツポーズは崩れ、ユリと部長の異世界生活10日目のこの日は終わりを迎えた。

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