第63話 フドウ!!
グレープ塩温泉に浸かり今回のダイブの疲れを癒したアイドル部117は、武器アイテムの査定やその他手続きを済ませるためダイバーギルド117へと訪れた。
「サティくんどこに行っていたのかな?」
「ギルド長、お久しぶりです。ダンジョン127までダイブしていました」
「それはハードだねぇ。そちらのおふたりとかな」
「はい。ダイバーの部長さんとユリさんです」
ダイバーギルド117ギルド長フドウ。白髪に落ち着いたグレープ色の混ざった渋いダンディな背の高い大人の男。体格が良くいかにもこのダンジョン世界で生きてきた風格を感じる。発する声もいっしょにコーヒーが欲しくなる渋さだ。
「はじめましてギルド長、部長ですこの度はサティさんにビギナーダイバー付き添いコース、ということで大変お世話になりました」
「ユリです。サティさんにはめちゃくちゃお世話になっています」
「うちのサティが役に立ったのだねそれは良かった。ところでサティくんビギナーダイバー付き添いコース、とはなんだね?」
「ギルド長、そろそろドロップアイテムの査定をしたいのでよろしいでしょうか」
「サティくん!?」
「では失礼します。長旅でお疲れでしょう行きましょう部長さんユリさん」
「「は、はいサティさん……」」
アイドル部117はギルド長のフドウに軽くお辞儀をし受付カウンターまで歩いて行った。その際部長とフドウは目で会話し何か頷き合っていたようだった。




