表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
100/112

第98話 エメラルド!!

 小型の黒い音貝から封印されていた歌が流れる。



らーらー 潜った夢の途中……



深くても 浅くても みんな潜って


ゆくものです 人生とはー






「ダイバーいいな♪」






「はぁ…………」



「なんて楽しい歌なのかしら」


 綺麗なエメラルド色の目を輝かせ、黒い音貝を片手に豪華なベッドへとその細い身でダイブした。


「わぷっ! 私の歌とぜんぜんちがうっ……正反対? なんてことなの」



「この音はなんなのかしらダンダーンって締まって……あ、あ、アガる! ……」



「ヴィーヴィヴィ!! 悪魔? こんな悪魔の音がステキに思えるなんて、なんてことなの! ……ヴィーヴィヴィ!! ふふ……」



「それにふたりで歌っているなんて、ナンテ、なんてうらやましいの」




「すっと入ってくるエンジェリックそよかぜお姉様ボイスに、そしてなによりこの……アオい静かに熱い歌声…………!!!!」






「……才能ってやつ、なのかな……どうすればこんな風に歌えるんだろう! 私のなんて……」




「あーーーーやになっちゃう!! らーらー♪ ……私だって深緑の女王!! ……でも……」




「私以外にも歌をうたっている人たちがいる……」




 仰向けになり黒い音貝を両手で掴み天へと伸ばす。





「……あいたいな……」




 見つめるエメラルドの瞳のキラキラ、鼓動と期待と欲望で身体がじっとしていられない。


 うたう。






おまかせはきっと グレープグレープ♪ ふふ




ヴィーヴィヴィ!! ふふふ






ヴィーヴィヴィ!!






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ