ニューハーフ?頼朝ちゃん
源頼朝がおかまだったら?義経と仲良しだったら?なんてフィクションです。
超短いので、気軽にお読みください。
いい国作ろう鎌倉幕府。
源義朝の三男として生まれた鬼武丸君は、家族を平氏に殺され、伊豆に流刑になった。
伊豆では伊豆でなんやかんや有り、男の大事な〇〇を失い、傷心の日々を送っていた。
しかし、北条政子君に励まされ、「敵をうってやるわよ~」と出陣し、牛若丸君と合流。
牛若丸君が超頑張って平家を倒しちゃう。
そんな波乱の人生を送った頼朝ちゃん(源氏名)と義経ちゃん(源氏名)の一幕である。
鎌倉にて、頼朝ちゃんと政子君が昼間っから猥談をしていると、義経ちゃんが訪ねて来る。
「キャー義経ちゃん! おひさ~」
「お姉さま。お・ひ・さ、ハート」
「義経ちゃん、か~わ~うぃ~い~!」
「お姉さまは、す・て・くぃ」
挨拶を終え、二人は抱きしめ合う、熱く、熱く、激しく、それは周囲がドン引きする程に。
「ところで、お・え・さ・ま。この間、後白河君から左衛門少尉だか検非違使だかって役職貰っちゃったの~。どうしよ~」
「義経ちゃん! 貰える物は貰っておくのよ! これがこの世を生き抜くコツよ!」
「流石、おね~さま~! す・て・くぃ。でも、それだとおね~さまが」
「良いのよ、義経ちゃん。あたし今度、後白河君に征夷大将軍をおねだりするから」
「キャー! キャー! 征夷大将軍なんて。カッコウィー!」
「そうでしょ! 義経ちゃんはドーンとしてなさいよ!」
「おねーさまに相談して良かった」
「義経ちゃん。後はあの藤原君たちよ」
「あ~。あのホスト軍団? あんなの私と弁慶君でやってやるわ!」
「流石、義経ちゃん! た~の~もすぃ~い!」
そして、再び熱い抱擁を交わす。激しく熱い夜が更けていった。
「いや、俺放置だよ。政子君だよ。一応頼朝ちゃんと夫婦って設定。ねぇ放置、ほんとに放置ねぇ」