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空の世界とサーヴァント  作者: 崎守さん
1/4

享年29歳。三十路間近に転生しました。

_______________天空の塔。


  まるでこの広く、青く澄み渡る空を支配するかのように、高く…高くそびえ立つ異径の建造物。


東の空には紅い塔。

西の空には蒼い塔。

北の空には鈍色の塔。

南の空には白い塔。

そして、四つの塔に囲まれるような形で立つ、黒い塔。

 

  それが、この世界の象徴だ。


その塔には天使、そして神が住み、神は龍を使役する。

冒険者は、その塔に夢を見る。


 

  もう一度言おう。

それが、俺が”俺が転生したこの世界”の象徴だ。





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