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弟の情操教育について頑張って考えてみた、これならニュアンスは伝わる気がする

野生のオスカー「『サロメ』の話を知らない人の為に分かりやすく、日本の会社内ゴタゴタに例えるとこうなる。原作はねちっこいからタイトルにもなってるサロメは幼女になってもらったぞ、母と娘のやり取りに注目だ。では、ご覧あれ−」


◇◆◇


山田=ヨハネ=ヨナカーン(以下山田)「うちの社長の嫁さんってさ、社長の兄弟の嫁さんだったのに旦那捨てて社長と一緒になったんだって?うわー無いわー。」

社員達(滅茶良い奴の山田にこう言われるなんて社長嫁相当なんだなー)

社長嫁「‥‥‥‥」(山田ムカつくわ…)


◇◆◇


社長「おーヨシヨシ、さろめは可愛いなぁー。お、嫁。どうしたー?」

さろめ「おかーさん、どうしたのー?」

社長嫁「…何でも無いわ。それよりさろめ、今度社内パーティーでダンスを踊ってくれるって言ってたけどそろそろ練習の時間じゃないの?大丈夫?」

さろめ「あっ、いけない先生に叱られちゃうっ。行ってきまーす!」

社長、社長嫁「「いってらっしゃい。」」


◇◆◇


さろめ「らんらんー♪るんる♪らんらん♪らー。」

くるくるくる

社長「おおっ、さろめは凄いな!将来はトップダンサーだな〜よし、おとうさんがご褒美をあげよう。何でも好きなもの言ってごらん?」

さろめ「えー?いいの?」

社長「もちろんだよ、さろめ用にダンススタジオでも作ろうか?」

さろめ「おかーさんっ。」

さろめは社長嫁に抱きついた。

社長嫁「あら、どうしたの。さろめ?」

さろめ「おかーさん最近元気無かったからさろめのご褒美おかーさんにあげるっ。」

社長嫁「いいの?」

さろめ「うんっ!」

社長嫁「じゃあ、おとうさんに山田さんのクビがいいってお願いしてもらえる?」

さろめ「くびー?わかったー。」

社長「さろめ、おかあさんとお話してたけど決まったかい?」

さろめ「山田さんのクビがいいっ!」

社長「は?山田の…?」

さろめ「ダメなの?何でもいいって言ったのに、おとーさんのうそつきっ!」

社長「さ、さろめ……わかった、山田をクビにしよう…。」


◇◆◇


社員A「山田、社長の親馬鹿でクビになったんだって。」

社員B「まじでか。さろめちゃんのおねだりってやつか?」


◇◆◇


野生のオスカー「如何だったかな?オペラ戯曲の原作者はオスカー=ワイルド、スキャンダルで有名だ。

王妃である母の不興を買った預言者ヨナカーンの首を皿に乗せて寄越してくれ、と義理の父である王にサロメが踊ったご褒美を要求するのが元々の内容だ。

サロメは王が性的な目で見てくるから嫌気が差して王宮の井戸の傍に来ると声が聞こえる。声の主は預言者ヨナカーン、王妃に疎まれ井戸の中に幽閉されてる彼を見て一目惚れする。そこに王と王妃がやってきて、なんでも褒美にやるから踊るよう言われて踊る。褒美に貰った皿に乗ったヨナカーンの首に口づけるのを見た王がサロメを殺すよう兵に命じて彼女の恋は終わりを告げる。

この話はサロメの狂恋が肝かもしれないな、ではよい人生を−」




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