入れ替わり2日目
入れ替わってから2日たった
慣れてきた事が少しこわくなる
あらかじめ姉貴にバイトがないか聞くと今日はないとのこと、バイトはもう懲り懲りだ
夏休みは今日を入れて残り4日
残り4日……こんな日数で元に戻る方法を見つけることが出来るのか?
「頑張んなきゃな」
自分に言い聞かせるように呟く
「湊~」
姉貴が俺の部屋のドアを開く大きめの声であったので注意する
「母さんに聞こえんだろ!部屋に入るまでは梓だろ!」
「ごめん……」
「全く…」
姉貴は本題を切り出す
「これからどうする?」
「どうするったって……」
「多分これ夏休み終わっても戻らないと思うの」
俺も同じ意見だ
「しょうがねぇ、元に戻る方法を考えつつお互いのフリして学校行くか」
「やっぱりそうなるよね」
二人とも黙り込む
「仲いいやつとか関係とか書いたメモ暗記しよう」
「頑張って覚えるよ」
「じゃあメモに書いて来て」
「了解!」
姉貴はドタドタと部屋に戻る
さて、俺も書かなくては
親友と言ったら隼也だろ?他に仲いい奴と言えば…
龍輝と海羽と真奈位かな
この辺だけ仲いいグループとしてメモに書こう
後はクラスメイトとか少しだけ交流のある奴だけ書いておこう
名前を思い出すのに時間がかかり、もう8時だ
……腹へった
リビングへ向かった
母さんの作った飯を食い、今日は風呂に入った
ベッドにダイブする
入れ替わってからは時間が思った以上に速くすぎてしまう
もう11時だ
寝るか
おやすみzzz




