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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

UMA

大河に潜む者

作者: 千路文也


 二人の漁師はボートに乗って魚釣りをしていた。そこに、不自然な物体が流れてきて、不思議に思った漁師は網を投げて、物体をボートの上に引き上げた。


「おっと、こいつは酷いな」


 漁師が引き上げたのは死体だった。それも、頭が切り離された死体であり、強烈な悪臭を放っているため、思わず鼻を押さえる。


「誰に殺されたんだか」


「まったく酷い人間もいるんだな」


 すると、波が起きてボートが揺れた。漁師はボートを両手で掴んで、転覆しないように押さえた。


「な、なんだ?」


「地震じゃねーだろうな」


 漁師はいつもと違う河の不気味な雰囲気に飲まれそうになる。


「!?」


 その時だ。漁師の目を疑う生物が飛び込んできた。後ろを振り返った漁師が見た物とは、ヘビの様な長い首に、馬の頭部、ワニのゴツゴツとした皮膚を持つマムランボという未確認生物だった。マムランボは鋭い目つきで漁師を睨み付けた後、長い首を伸ばして漁師の頭に噛みつき、頭を食い千切った。


 無論、漁師は一瞬で絶命。化け物は漁師の頭が無くなった首から血を吸い始め、身体中の血を吸い上げた。


「ば、化け物だ!」


 もう一人の漁師は河に飛び込んで、逃げようと必死に泳いだ。ところが、後ろから猛スピードで走ってくるマムランボに追いつかれてしまい、大きな口で丸飲みにされたそうだ。



マムランボは南アフリカのムジントラヴァ河に生息していると噂されています。果たして、本当に生息しているのでしょうか?

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