ラウ街
更新が遅れたのはマイクラのせいなんだ・・・
旅をはじめて二週間と三日。街に着いた。
そして慣れたのか、トルナロが敬語をやめた。
「大きい街だな~」
「地図があってたら、ここはラウ街か」
ラウ街は、この国では王都の次に大きい。有名な人たちもよくここに集まるし、観光者が多い。その為か商人はここを中心にして商売することが多いらしい。あと、ここにはギルトもたくさんあるし。
魔素、空気に混じっている魔力がここは豊富だ。
「て、あれ?」
「ん?あ、変わってるの?」
「ん」
目。緑だったのが黄色に変わってる。
「何なのかなーこれ」
「んん、なーんか引っかかるんだよなぁ」
雑談しながら歩いてると、宿屋についた。
「えっと、ワンルームを二部屋」
「はい、わかりました。ワンルームを二つですね」
「はい」
「では、この鍵をお持ちください。部屋は三階の022と023です」
おお、鍵をここで渡してくれるのか。大体は紙を渡してきて入るときだけなのに。すごいな。
「あ、おわった~?」
「ん。終わった。ハイこれ」
「え、鍵?もう渡してくれたの?」
「ん。それにしても、宿もすごいな」
「うん。で、どうするの?」
「まあ、とりあえず荷物置いてどっちかの部屋集合」
「おっけ~」
その後、トルナロの部屋。
「トルナロ、コレ」
「え?あっ剣だ!これって、ソーラが造ってたやつ?」
「ん。あんまり長くしなかったけど、それでいいよな」
「うん!なんか、すごいしっくりする」
造った剣はハンド・アンド・ア・ハーフという種類の片手剣。普通の長さは70cmぐらいだが、53cmに抑えた。重さは0、9kg。女性が簡単に使えるよう軽さを重視した。
これは切れ味より頑丈さを求めた物。日本刀とは真逆だが、まあなんとかできた。
材料は、鉄を中心にミスリル銀を混ぜている。鋼をいれると重くなるし。ミスリル銀は銀でもなぜか軽い。あと、オークの血を混ぜている。魔物の血を混ぜると錆びにくくなる。
「さて、どうするよ」
「とりあえずは街を観光かな」
◇◇◇
現在、トルナロと別行動中・・・
「あ!珍しいな。こんな魔石見たことない」
「おう、それは光属性のマギストーンらしいぜ。ダイヤの次に見つけにくいんだよ」
「へぇ。でも買えないな。今度来た時、金があったら買うよ」
さすが、珍しいものがある。お金がほしい・・・
「あ、ソーラ!どう?これ、似合ってる?」
「お、似合ってるよ。かわいいな」
「えへへっ」
白いシャツに、黄色のスカート。髪型がポニーテイルになってる。
かわいらしいな。ていうか、胸がわりと大きいな。装備とかで分からんかったけど。
なんか、トルナロって子供っぽいな。性格とか。
「いこ、ソーラ」
「おう」
なんだろ、周りから見たらどうなってんだろ俺ら。
この洋風な中、和が混じってる黒髪の男と、髪は赤いけど、目が黄色の女。
明らかに浮いている。周りの人は気にしないけど。
黒髪を二度見するけどな。
「あ、そうだ。ソーラは冒険者ギルトに入る?」
「いや、その予定はない」
入るなら商売ギルトだ。
「ふーん。・・・討伐依頼、とか手伝ってくれない?」
「んんっ、ん~」
依頼は『ギルト』に届く商人・国・研究者や貴族などから届くお願い事のような物だ。
クエストとも呼ばれている。届く依頼はギルトごとにちがう。
傭兵ギルトなど戦闘系のギルトには討伐依頼などが届く。
商売ギルトには商品関係の依頼が届く。
それぞれのギルトは届く依頼が決まっていたりするのだが、冒険者ギルトは違う。
冒険者ギルトは色々な種類の依頼が届く、万能型だ。
さすがに『魔結晶の採取』など専門的なものは無理だが、基本万能。
討伐依頼、採取依頼や護衛依頼などなど。
俺は基本万能だが、それほぼ机の上。戦闘は不向きだというのをこの二週間よーく思い知らされた。
「あ、サポートくらいでいいから。私もそんなに強い魔物相手にしないし。いままでソロだったから」
「ん、それなら」
まあ、なんだろ。冒険者じゃない人が手伝ってもいいのかな?




