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―いよいよ旅立ちです―②

「アンデットと言えど身体はヒトですから例えば骨が折れれば動かせません。身体中の骨を砕いてやる感じでしょうか。一撃必殺なら頭を砕くしか有りませんね」


「いまさらだけどアンデットは人に戻せないのか? 元がヒトだからと言って加減する感覚は薄れてきたのは確かだが戻せるのと戻せないのではやっぱり違うな」


「アンデットは文字どおり不死人です。死体がヴァンパイアの力で動き回っているだけですよ。もし彼らに魂が残っているなら成仏させてやるのが十分に情けになると思いますよ」


「そうか……。じゃ、メイリ、始めようか」


「はいはあい。ハッ」


 メイリの掛け声で真剣を使った組手が始まる。


 始めてメイリに会った時に見た目に見えない乱舞の様な剣捌きも確実に認識出来る。


 上から交互に二振りされた直後に右から交互に二振り、左右ななめ上から連続して交互に振り下ろされる。二振り同時が無いのはリズムと勢いの問題のようだ、と皇成が見きった時に左から胴に二本同時に叩き付けられそれを防御するとメイリの動きが止まる。


 止まったと言っても数分の一秒だが皇成はトンファーを長く持ち替え上段から叩き付ける。


 さすがに当ててしまうと頭を砕いてしまうので基本的には寸止めだ。しかしメイリも良く受けており剣同士であれば互角だっただろう。しかし剣よりトンファーの方が3倍重い。つまり3倍質量が高い訳であり剣によって切れれば別だが単に弾き合っているだけなら重い方が勝つ。


 大振り気味に叩き付けたトンファーをメイリが弾いた後で剣の横腹にトンファーを叩き付けるとあっさり二つに折れて衝撃でメイリの手から離れてしまう。


 メイリは一本になってしまった剣を右手で握り直ししばし構える。今度は皇成がかかって行くがトンファーの上段をキレイに受けてメイリの剣はまたもや折れてしまった。


 手元に残った残骸を投げ出すと拳を振り回してくる。


 始めトンファーで受けたが痛そうに顔をゆがめるのを見てトンファーを投げ捨てた。拳にバリアを張って打ち込んだのだろうが目一杯力を込めればイタイものはイタイだろう。


 もともと体術には皇成に一日の長があるのだから出せるパワーが同じならメイリに勝目は無い。


 しかし以前に比べて明らかに違う動きには目を見張るものがあり基本的には皇成にブロックされ、当たっても軽い打撃だけだが当て方が実に鮮やかだ。


 フェイントとも攻撃とも判断つかない威力のある手数を縦横無尽に繰り出し甘くなったガードポジションに的確な一撃を入れている。軽い打撃と言ってもバリアの得意な皇成相手だから効かないだけでヴァンパイア相手であっても大抵は悶絶する威力を秘めてはいたのだ。


 しかし皇成があまりに強くなってしまった為に子供が大人につっかかっている様な絵図になってしまっている。


 だが実は皇成は皇成で攻撃の糸口を見つけられずに戸惑っていた。あまりにも攻守一体の連続技に手が出せないと言うか手が空かない状態で守の中から攻は出していたが本当の攻に移る事が出来ない。


 正直、舌を巻きたい気分だったのだ。


 そして先に根を上げたのはメイリだった。


「こんのバカ皇成い。私のダンピレスなのに、私が強くしてあげたのになんでそんなに強いのよお。このバカバカバカバカバカあ」


 突然攻撃をやめて幼児のように両手の拳をワタワタと皇成に打ち付けるメイリ。


「いやちょっとマテ。それは何攻撃だ?」


「うるさいバカバカバカバカバカあ」


 技も何もあったものでは無い。ただポカポカと皇成を叩いているだけだ。


 良く見ると涙まで流している。


「ちょっとタンマタンマ」


「懐かしいですメイリ様。鍛錬で私が軽くいなしていると突然飽きてそんな行動をお取りになっていましたね。最後にはツバとかペッペしてエンビとかなんとか。本当にお懐かしい。」


「そりゃ子供だろ!」


 皇成の叫びをよそにメイリは本格的に泣き出している。


「お兄ちゃんがメイリさんを泣かしたあ」


 と叫びつつ綾奈まで泣き出した。どんな保育園だ? と思いつつイリーシャスが宣言する。


「メイリ様を泣かせた輩は許しません。抹殺させていただきます」


 抹殺かよ、と少しびびった皇成もいやいやこの状況でそんなハードなセリフは無いだろうと楽観する。


 しかし、金属製の双剣を構えたイリーシャスは真剣そのものだ。それどころか気を集中してパワーを高めている。髪の毛が白く光輝くのを見て彦助も軽く呆れた程だ。


「いやそんなに本気にならなくても……」


 しかしイリーシャスは既に始めていた。双剣を自在に操り皇成に打ち込んでいく。目が真っ赤に染まり本当の本気をうかがわせる。


「うおああああぁぁぁぁ」


 突然叫びだした声には攻撃の意思が込められている。ものすごい頭痛に襲われた皇成は彦助や綾奈、メイリまで頭を抱えるのを見て怒り出した。


「なんてことするんだ!」


 叫びながらトンファーを振り回す。たちまち二振りの剣を叩き落とすと再度構え直した。


 が、なんとイリーシャスは本気で怒っており素手のままその時点で皇成との距離が十数センチの位置に到達してボディーに正拳突きの様な連打を打ちまくる。


 腕でガード出来ないので筋肉を固めてバリアの強化を意識する皇成だが明らかに効いている。やはりメイリとはパワーがケタ違いであり恐らくフルパワーなのだ。たまりかねた皇成は強引に前蹴りを出して5Mほどイリーシャスを吹っ飛ばし両手を上げて


「ちょっと待った待ったイリーシャスさんタンマタンマ」


 と降参する。しかしそれでも止まらず落としていた剣を拾い再度切り込んでくる。いくらなんでもやり過ぎを感じた彦助も


「ストップストップ」


 と声を張り上げるが効果無し。結局頭を振りながら復活したメイリが


「イリー、止めなさい」


 と叫んで動きを止めた。


「忘れてたけどイリーは興奮すると歯止めが効かないのよ。ごめんなさいイリー、皇成は悪くないわ。私が悪かったの。許してくれる?」


「私がメイリ様をたしなめる事はありません。確かに我を忘れてしまった様です。皇成、すいませんでした」


「いや、俺はいいが、まぁ、その、なんだ、まあいいか」


「全部お兄ちゃんが悪い。罰として一人でご飯用意してきて」


「そっそうか? やっぱり俺が悪いのか?」


「いいわ、たまには私たちで作りましょ。それでいいわねイリー?」


「はい。申し訳ありませんでした」


 さりげなくこづき合いながらキッチンに向かう二人を見ながら綾奈は


「なんかあの二人ホントに仲良しになっちゃったな」


 としみじみ考えていた。


 食事が終わりまた皇成とメイリのコンビで罰ゲーム的に片付けもする。その時に彦助の携帯が鳴り二言三言話すと、


「イリーシャスさん、ネット環境をお貸し頂けませんか。PCはこちらのをつかいますので」


 イリーシャスが承諾して彦助はPCを立ち上げる。綾奈もたまにイリーシャスのPCをいじっている。それほど得意では無いが一通りこなせるのは中学生として当然の事だ。


「デヌリーク市国の事が出てるよ。国連は静観の構えだって。日本がどうするか問い正してるって」


「そうですね。しかしそろそろ動きが有っても良い頃です。ヒト達はヴァンパイアには劣りますがバカでは有りません」


「でもコムネナさん達って何がしたいんだろ? 閉じ籠ったままで何もしないよね? 中がどうなっているのか不思議ぃ」


「それは私にも分かりかねますが……」


「あっあんな事した人にさんづけなんておかしいかな? でもいい人っぽかったし一回でも会ってるって複雑だね」


「いいと思いますよ綾奈様。私などコムネナ様付けです。おまけに彼があれだけの事をしたなどと未だ信じられ無いのです。そういうお方であった事は確かであって、なかなか呼び捨てなど出来ません」


「でも本当になんで何もしないのかな。ヒトをいっぱい殺しちゃったんでしょ? どんな事であってもやろうとする事があったとしか思えないけど」


「ヒト達もそこの分析にあけくれているのでは無いでしょうか」


「表向きは、ですね」


 一族との打ち合わせを終えたらしい彦助が戻ってくる。


「国連デヌリーク対策会議はスエリに国連治安維持部隊として各国から兵力を集結させ始めたらしいですよ。フランス軍にスエリ軍とアメリカの即応部隊が中心で大英帝国とロシア連邦が後詰です。特にロシア連邦はアメリカとの関係はともかく今回一貫してヴァンパイアの肩を持ってますね。よほど過去に世話になっているのを義理固く思っているのか西側への当て付けかは知りませんがね」


「攻撃開始はいつになるの?」


 食事の片付けから戻って来たメイリが質問する。


「まだ決まっていない様です。決議即攻撃開始態勢ですね。それでメイリさん、一族の決議結果ご報告前に貴方達の方針を国連の動きも合わせて再度お考えをお聞かせいただけますか」


「ヒト達が多少動いたところで方針は変わらないわ。まずアンデット共を滅する。それからの事は現地で考えるしか無いわね」


「今回の事態を憂慮しているヴァンパイアグループが有るならばみなその結論に至るだろうと言うのが一族の判断です。しかし、大きな問題がある」


「マインドコントロールね」


「そう、由香里は頓宮一族の出身です。そういった能力が特に高くても不思議は無い。我々は皆特別に高いと言えますが、あれだけ大規模に洗脳出来た話しは聞いた事有りません。そして貴方達メイリさん一派もそうだ」


「確かに私達も意思を読む力は強いわね。そしてその分ブロックする力も強いと言う訳ね」


「そう、他のヴァンパイアでは近づいただけでみな洗脳される可能性がある。この力は対象が多ければ分散して薄まると言うものじゃ無い。10人でも100人でも1人がかかればみんなかかると考えるべきところに恐ろしさがあります」


「頓宮の一族でなければ対処出来ない可能性があると?」


 メイリと一緒に戻っていた皇成が口を挟むと、


「そおそお皇成ちゃん良くわかりましたね。天才い」


 と案の定メイリが茶化す。


「どうしてお前はそうなんだ?」


「ちょっと待った、お前ってだれ?」


 メイリの指摘に彦助がすかさず


「そこ?」


 と突っ込む。しかし皇成は慌てて


「いえメイリ様のおっしゃる事はいつもウィットなセンスで大変けっこうなお手前と感服する次第でしてゴニョゴニョ」


「ゴニョゴニョってなにゴニョゴニョって?」


「そこはアレだろ?ゴニョゴニョはゴニョゴニョだろ?」


「意味を持たせて下さいませんか? 日本語として納得出来ませんので」


「いや、その」


 遂に漫才の域に達した二人の会話に彦助は我慢がならず


「いい加減にして下さい。我々はともかく人類の存亡位はかかっているんですよ? 遊んでいる場合では無いです」


「いや彦助さん、遊んではいない。俺は真剣にこのお転婆アの機嫌を取らないと大変なことに……」


「はい? 誰が婆ア? はいはい? もしもし?」


「いや誰もババアなどとは滅相も無い」


「お兄ちゃんとメイリさんて仲良しじゃないの? 敵なの?」


「メイリ様の敵は私の敵です」


 綾奈とイリーシャスも加わってもうぐチャグチャだ。


「ああ、もういいだろ。俺はメイリが好きだから敵にはならない。メイリも俺が好きだから敵にはならない。それが全てだ!」


 遂に大胆発言が皇成から飛び出すが、


「もう、本当にどうでもいいですから」


 彦助はぶちギレ寸前だ。


「そうしましたら我々の方針は……」


 真面目な顔で言い募ろうとする彦助の声に被せて


「お兄ちゃん、また言ってしまったね」


 彦助が全く眼中に無い綾奈。


「いまさらの感もありますし私がどうこう言える問題では有りませんがメイリ様のお気持ちを確定的に確認した上での言葉と受け取ってよろしいんですよね? 万一そのような工程を経ずに発せられたような事があれば相応の対応を考え無ければなりませんが?」


 こちらも眼中に無いイリーシャス。当のメイリはと言うと


「…………」


 ……固まっていた。眼中どころか目には何も写していないかのごとく、それでいて伏せていると言うにしてはやや顔を上げた位置で固着した頭をピクリとも動かさずそのまま定まらぬ視点でどこか違う世界の一点を見つめている。


「ふう」


 彦助はため息をつき状況の推移を見守る事にした。考え様では重大発表を前に冗談のようにたるんだ空気にさらされた訳であって、例えば席を蹴って怒りながら出ていく、と言う選択もヒトには自然に考えられるだろう。


 ヴァンパイアでも基本的には変わらないとも言えるがそれ以上に自分勝手、わがままなのが特性の一つであり、もしヒトがヴァンパイアと付き合うとしたら始終キレっぱなしになると思われるほど自由奔放なのだ。


 彦助はこれ以上無い程のヴァンパイア属性であったからこんな扱いに腹を立てる事も無く居れた訳だ。


「いや、その、はっきりと改めて問われるとそれはあれじゃ無いか? そういうものと言うかそう言っても怒られはしないだろうと言うか」


 皇成が言い繕おうとしても肝心なメイリは無反応にして無関心。


「ええ? お兄ちゃんの片想い? ううん、応援すべきかどうするか微妙な判断だわ。考えてみたら歳の差あり? いくつ違い? うわあああ」


 皇后成は


「いやそれを言ったらおしまいだろ」


 と言うセリフを飲み込んで沈黙を選ぶ。明らかにメイリは歳上なのだ。またメイリがキレたあげくにフワフワ発言されては終わってしまうかも知れない。


「メイリ、なんとか言ってくれよ。俺のこと好き、でいいんだよな?」


 仕方なくすがるように声をかける皇成。


「え?」


 メイリは珍獣でも見つけたような視線を向けると


「また……バカに……戻っちゃたのね……知らない!」


 と立ち上がって部屋を出て行ってしまった。またまたポカンとさせられた皇成に今度は彦助が


「クックックッ。皇成さん、貴方はメイリさんから拒絶の意思を感じましたか?」


「いや、むしろ喜んでいる感じが強く……えっ? あれっ? なんでこんなにはっきりと答えられるんだ?」


「それが我々の能力です。そしてメイリさんは今回皇成さんと通じた事もわかっていた。そこまで来てさらに聞いて来た皇成さんに怒ったと言うか呆れたと言うか。まっ恥ずかしさも強いってトコですかね」


 彦助の解説は納得のいくものだ。


「でもイリーシャスさんが確定の確認のと……」


「ちょっと待って下さい。そこで私に振られても困ります。確定を確信しているのならばそうお答えになれば良い事です。何も問い正せなど一言も言った覚えはございませんよ? 言い掛かりをお付けになっているおつもりですか? 私をおナメになってらっしゃるのですか? 覚悟はよろしいですか?」


「はあ。あぁあ、今度はイリーシャスさんも怒らせたあ。お兄ちゃんダメダメだね」


 綾奈まで尻馬に乗ってくる。


「彦助さん、もし良かったら現状の解説と俺の進むべき道を教授してもらえないだろうか」


「はい、わかりました。イリーシャスさんは皇成さんをからかっているだけ、綾奈さんは自分が楽しんでるだけ、それぞれメイリさんを取られる様な寂しさと皇成さんが離れていく寂しさを根底としているようです。それ以上の事もあるようですがあまりペラペラすると私にも類が及びそうなので控えましょう。そして貴方が取るべき道は、メイリさんを追いかけて連れ戻す事です。私の発表も終わっていないのですよ?」


「から……かった……? たの……しんだ……? …………メイリぃ」


 さすがに泣きそうな顔で席を立ち上がり急ぎ足で部屋を出て行った皇成がすっきりした顔でキビキビとしたメイリと戻って来たのは10分ほど経ってからだった。


 皇成は相変わらずビクついた風だったがメイリは有能な経営者のようにしゃんとしている。


「お待たせしたわね彦助さん。頓宮の総意、お聞かせ願えるかしら」


 すでにビジネスモードだ。


「はい。頓宮はコムネナをヴァンパイア界の安寧を乱すものとして原則として由香里と共に排除する方針を固めました。恐らく、ヒトはもちろんヴァンパイアもまともに戦っても勝てない。理由は知っての通りです。メイリさんが志しを同じくするならば協力的な動きも取らせていただく。具体的には日本政府と話しを付けて特別機を仕立てますから日本から武器弾薬類も運べます。万一、メイリさん達が不在の日本にアンデットが現れたら忍の力で滅しておきます。日本におけるアンデット対策には伊賀の者も同意したのですがデヌリーク行きを承諾しません。由香里が頓宮の者だと知っていて身内のカタは身内でつけろという考えの様です。ゆえにデヌリーク行きの人員が20数名しか用意出来ませんでした。50名は欲しかったのですがね。もっとも頓宮の血筋は8名しかいません。もし洗脳力が兵器級に強ければいずれにせよ私を含めた8名と、貴方方チームメイリの計12名で決戦せざるを得ないのかも知れません。いずれにせよまずはスエリのエリコム本社で態勢を整えて、必要なら国連のヒト達に話を通すかも知れません。日本の政治家は、正確には官僚は非常に優秀ですからね。我々の動きに乗じて我々を日本からの人的な貢献と位置付けさせる可能性は高い。この騒動が収まった後の世界情勢に懸念は有りますが、物理的に時間も金もかかる自衛隊派遣より現実的かつてっとり早いですからね。まっいいじゃ無いですか。いざとなったら四国辺りを占領してヴァンパイア国として独立しますよ。もちろんヒトは一切殺さずにね」


「日本は安心だけど最悪12人は少ないわね。道具でアーニア対策が取れないか研究すべきでは?」


「難しいと思いますが既に着手してますよ。ただ、結果として頓宮の能力を封する道具を開発する訳ですから複雑な話しです。まっこれは開発の目処くらいがついた後の話しですがね」


 彦助達頓宮一族の態勢表明によってメイリ達の動きも決まった。


 彦助は政府に話しをつけるべく甲賀の里に帰り皇成達は武器の選定と身体に馴染ませるべく各自用意を始めたのだった。





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