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恒河沙  作者: 佐瑠未亜綺
第1部 死者が語る戦争
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進路

昼休みに理華と霊弥の課題を教えていた。今日の放課後に終わらせていないといけないのに何をやってるんだか。と思っているとなぜか霊弥が聞いてきた。

「夢子は先生を目指してるの?」と

そうしてふと思った。


(私の進路が決まってないな)


「いや目指してないよ、なんで急に?」


「夢子ってさ、教えるの上手いよなって思って先生目指してるのかなって」


「確かに私が教えてる時よりも理解が速いし、バカ二人の面倒見てるし」


と自然に悪口を言いながら褒めてくれる。


「別にこれといった進路はないし片隅にでも考えておこうかな...てゆうか理華はどこに行くか決まったの?」


と聞くと自慢げな顔で言った。


「私はローリング・ブラック大学にしたの」


と言うが海外であることしかわからない。すると後ろから「マジッ」と声が聞こえたので見ると和田と響香くんがいた。


「バカなのに知ってるの?」


「知ってるに決まってるぜ、ローリング・ブラック大学はイギリスにあって、魔法の研究がされてて、世界一の難関大学なんだぞ」


「なんでそんなに知ってるの、キモッ」


と気持ち悪いものを見た目で言う理華、言われて少し怒り顔な和田、状況がわかってない響香くん、課題を諦めた霊弥


そんな状況でも話は続く。


「知ってるに決まってんだろ、そこに“硝子の魔女”リベリル・アイリスがいるんだぞ」


「だからね、バカでも知ってるわけだ」


と理華が納得した。そこに霊弥が割って話だした。


「理華は大学で時行は軍学校、夢子は未定、響香くんはどうするの」


と聞くと少し驚いた顔を見せるがすぐに何か悩んだ顔をした。


(なにかあるのかな?)


「人にはいろんなことがあるの、私だってまだ決まってないのだから。というか霊弥こそどうするの」


自慢げに、誇らしげに笑う顔をしている霊弥は堂々と言った。


「決まってない!!」


それを聞いたみんなは多分同じことを思った。


(だろうね)

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