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恒河沙  作者: 佐瑠未亜綺
第1部 死者が語る戦争
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親友は何をもって親友なのか

何十枚もある書類によく目を通して判子を押し、追記を書くのを繰り返す。

2月から5月は1番忙しい時期である。入試試験や卒業式に入学式、入社式etc

給料の配分に昇給、下給の確認に成績による配置の組み分け...

考えても考えても終わらない地獄の期間でありトップである故責任がともなう精神の苦痛に悩まされる。

唯一の救いは家族がいないからこそ家に帰らなくてもいいことだ。

貴重品が盗まれたり空き巣に遭わないのかだって、それは大丈夫だ。来るようならば死んだ方がマシと思える苦痛を与えてくれる知り合いが家にいるからだ。

まあそんなことより私は忙しかった。たまに幻覚が見えるけど頭を治せば元に戻るから薬は偉大だ。無くなったと同時に親友が入ってきた。

「クソバカ野郎、薬を持ってきてやったぞ」

誰のことを言っているのか分からないから無視する。

「おい、俺は聴覚を消す薬も鼓膜を消す薬を作ってないんだから聞こえてるだろ理事長さんよ」

「やっと呼んでくれたね永人先生よぉ」

「別にいいだろ俺らの仲だろ」

「「親しき仲にも礼儀ありだろ」って言うんだろ、めんどくさいな」

(時間と経験は未来を知れるとはこのことか?気色悪いな)

そんなことを思ってると薬を机に置いてそのまま話しかけてくる。忙しいのにだ。だけどその一言で手を動かすのをやめた。

「なんで東郷一を殺した。あいつはお前の傑作なんだろ」

先週の金曜日からインフルになりまして投稿が遅くなりました。すみませんでした

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