表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恒河沙  作者: 佐瑠未亜綺
第1部 死者が語る戦争
62/73

2月上旬

俺たちは朝鮮から満州の承徳経由までの行軍、東郷部長と宇津海先輩は戦艦での行軍に決まった。

そして今日は戦艦に乗り朝鮮へ向かう日というわけだったから時行と話そうと思ったがあっちから話してきた。


「いや〜まさか今日からだとはなぁ」


「あぁこれからあの船に乗って朝鮮だとよ」


「海外に行くのは初めてだな、こんなにも楽しみにならない航海はないだろうな」


「まあいいじゃねぇか、俺たちが別に戦争をするわけではないし、まさか東郷先輩みたいに強襲するとは思えない」


「それが伏線じゃないといいが」


と一緒に軽口を叩く。

こいつと居ると本当に楽しいし頼りになる。いい親友を得た。


「お前らは楽しそうでいいな、死なないといいが」


と瀬戸沼先生が声をかけてきた。


「心配してくれてるのですか」


「そんなわけないだろ。俺は責任が勝手に振るし寝心地が悪くなるし最悪な気分で学校に行かなくちゃならないのでな、まぁ死にそうになったら泥水啜って生肉を食っても生きてこい。わかったか?」


「めっちゃ喋りますね」


と時行が言うように先生は今までで1番喋ったから少し驚く。すると隻眼と眼帯が俺たちを睨む。


「他にも迷惑かける奴がいないといいがな」


と呟くが誰に言っているのか分からなかった。

そして俺たち3人は戦艦に乗り込んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ