みんなで行こう軍隊へ
「理事長先生、何か俺らに用ですか?」
と敬語が使えない時行は予想通りだった。
「少し君たちに頼みたいことがあるのだけどいいかな」
「何ですか黒川理事長、まさか寮のことじゃないですよね」
と言うと『それのことか』と言いたげな顔で時行が見てきた。
「若干関係するかもだけど政府関係で頼みたいのだけど良いかな。そのかわり軍事学校が有利になるようにするから」
「だったらいいっすよ、俺の夢がかかってるし」
「沼田くんはどうかな」
「別にいいですよ、あんたが教えてくれた事が活きそうですし」
「理解が早いね沼田くんは、和田くんに説明すると2週間程行軍に参加して欲しいのだけどいいかな?もちろん君たちの安全は保証するよ」
「そんなことならいいっすよ、こちらこそよろしくっす」
「そういう訳で貴方も来てもらいますよ瀬戸沼先生」
と理事長が言うと後ろの扉が開き瀬戸沼先生が入ってきた。
「何でだよ、お前らは命が欲しくないのかよ」
「瀬戸沼先生には友人と会えるように手配と給料を上げておきますから」
「あいつのことならともかくありがとうございます理事長先生」
そうして話しは終わり先生と一緒に3人で出ていった。
「こういう時絶対に何か隠してるんだよなあの人は」
と呟く瀬戸沼先生は苦虫を噛み潰したような顔で先に歩いていった。
「内緒で君も行っていいからね、魂壊くん」
と虚空に話しかけると棚の中から出てきた。
「帰ったら教えてくださいね私に隠してる2人の隠し事を」
「教えるからね、沼田くんと養母の話してたことをね」
(養母のことは言わないけど)




