表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恒河沙  作者: 佐瑠未亜綺
第1部 死者が語る戦争
55/73

伊賀者

木の枝や葉を振り払いながら夜の街を歩く。


(めんどくさいことになってもぅたなぁ、連れて帰るつもりが逆にしてやられてもうた)


伊賀に帰るのには3日もかかる。


(どうやって言い訳をしようか)


時間が有り余るからこそ考えられるものだ。


そんな余韻にすらつかせてくれない気配がした。


「おい護右衛門ごえもん、クソ野郎の倅はどうした」


「おや来るのが早いこって、猿助さすけ殿は気が短いから困る」


「失敗したのか、だから一族の名前だけの奴は嫌いなんだよ」


「だったら猿助殿が早う来てくれたら連れ出せたのに、まさか信頼してくれてくださるとは本当は好きなんじゃないんどす?」


「減らず口は達者なのは血のおかげか、まあいいさっさと帰って報告しに来い」

と言って帰っていった。


(まぁ失敗したのは私の責任だからなしゃぁなしとしか言えへん、次は本気でやったるからな響香くん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ