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奇々怪々

作者: 永井晴

奴らは、

大人なんかじゃなく、

きっと音の聞こえる聾人で、

きっと目の見える盲人で、

きっと何よりも愚かな怪物のようなものだろう。

奴らの想像の中で器用に踊る奴らは、

僕らから見れば、

きっと可哀想な狼狽の宴みたいに、

悲しくなっても来ちゃうんだから。

ピント外れなアナロジーの量産、

なら本当のことを叫べよ。

何にも置き換えられぬはずだろ、

と言いたい。

奴らはもう違う生き物か、

分かり合えることは無いのか、

ずっと虚構の指標に惑わされて、

灰色の森を彷徨うのか。

どうして。

本当のことはもっとすぐ側にあるはずだろ、

どこにも見えなくても、すぐ側に。

アナロジーじゃないぜ、

実感さ。

僕らは人間さ。

生物的に行こうじゃないか。

人間的ではなく、

生産的ではなく。

小さな川はそんな時も流れていたんだよ。

せせらぎも荒削った乱暴さにはうんざりさ。

川に乗るようじゃダメさ、

川を掬うようでもダメさ、

何もせずに寝転べばいいんだ。

川もそんなの期待しちゃいない。

そして気づくさ。

体がソワソワしてならない、

その焦燥、

ここには何も急かすものは無いさ。

一体どこの話をしてるんだい?

ゆっくりしたこともないほど愚かなのかい。

なんて有意義な世界を持っていたんだろうね。

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