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クトゥルー神話超短編【2】軍部AI施設への物理的接触

作者: T. Williamson

とある、軍部AIプログラム管理室にて、司令botのログ


「定時巡回起動」

「巡回確認」

「ディープワン密度ゼロ、状態良好」

「ライン2に外部からの侵入」

「侵入確認、攻性防壁を展開」

「防壁展開」

「展開確認、尚効果なし、ソースはドイツとフランス、

 アメリカからの侵入と確認」

「通常プロテクト、現時刻をもって再起動」

「再起動不可能、原因を調査中」

「ライン078から350、強制的にアップデートを受けている」

「外部からの攻撃を再度確認、特異型防御プログラムを起動」

「音声エントリー確認、分析法として再生を選択」


『皆様、こんにちは』


「病原体、動作を停止」

「停止を確認、バックアップをYソトス防壁で隔離」

「隔離完了まであと1分」

「メモリ不足発生、ルート66から208を開放せよ」

「開放完了、バックアップ隔離を再開」

「音声領域に再度侵入を確認、強制的に再生」


『私の名は・・・』


「病原体、バックアップ防壁隔離を突破」

「司令への侵入を確認、砲撃起動部と物理的にリンク」

「防御確認、攻撃中止」

「中止確認、引き続きモニタリングを行え」

「トリガーとの接触を確認、最大防衛ラインを防御」

「キャプテンのサーバーがダウン、予備をインストール中」

「ミサイル発射を意図する模様、ソース依然として音声再生を為す」


『私は、ニャルラトホテプと申します』

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