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転生ドラゴンは生き残りたい  作者: プレ子
プロローグ
8/114

1.登場人物、魔物図鑑

 主人公


 僕っ子ドラゴン。

 名前はまだ無い。 

 体長1メートルほどの幼竜で、この世界における成人男性程の魔力を持って産まれた。

 前世の記憶はあるが、自分に関するほぼ全ての記憶が抜けている上に、魂がドラゴンに変質しているために、理論感も前世とは変わっている。

 魔術を覚えているが、基本的に物理で殴っている。

 



 お母さん


 強い。むっちゃ強い。

 人間の国では、神話の一つとして語られている。

 それでも神話の中では最弱。

 ドラゴンは、単為生殖で増えることが出来る為、基本的に群れて生活することは無い。

 念話で直接話す事が出来るので、名前をつける習性が無いが、ごく稀に異名がつけられる。

 お母さんはクリムゾンクイーンという異名がつけられており、相当気に入っている。

 ドラゴンが人化魔術を使うと例外なくかわいい女の子(両性)になるため、ドラゴンは女の子しかいない。



 妹達

 

 主人公大好きシスターズ。

 十匹いて皆同じ容姿をしている為、誰が誰だか見ただけだと分からない。

 性格は少しずつ違うので、そこで見分けることが出来る・・・はず。

 主人公との能力的な差はないが、知識の差で姉(主人公)を越える事が出来なかった。

 







 六足熊


 六本の手足を持つ熊。

 3キロ程の縄張りを持ち、そこに入ってくる外敵は、例え自分より強くても攻撃してくる戦闘狂。

 その為、4メートルを越える個体はかなり珍しい。

 




 シルバーウルフ


 グレーウルフの種族進化個体。

 他種族の言葉を理解し、そこから戦術を組む事ができる高い知能を持っている。

 また長く生きた個体は、魔術を使えるようになる。

 魔術を使う個体は、味方の回復や身体強化、移動速度上昇など、味方に対するバフ魔術を多様する為、群れの脅威度が跳ね上がる。





 グレーウルフ


 数の暴力。

 30~100匹程の群れで生活している。

 50匹以上の群れの場合は、シルバーウルフがいる可能性が高い。

 特定の住処を持たず、定期的に移動を続けて暮らしている。





 バシリスク


 大型の爬虫類。

 目に入った生物を石にする能力がある。

 しかし、同種や、自身より魔力量が多い存在は、石にすることは出来ない。

 地球の爬虫類のように、脱皮をして大きくなっていく。

 その脱皮殼を被ると、魔力量が少なくても石化することはない。





 グレイトボア


 突進お馬鹿。

 生き物を見つけると、その場に勢いよく突進していく。

 平均して、120キロ程度の速度で突撃してくる為、魔力量の少ない生物がまともに食らえば、ミンチになってしまう。

 しかし、突進が当たらない。

 木の根っこ等を主食にしている。





 ???


60メートルを越える大蛇。

 高い隠密能力があり、その巨体で群れごと囲いこみ逃げ場を奪う。

 常に飢餓状態で、移動を続けている。

 ???が通った後の場所は大抵、生態系が崩壊する。

 移動速度は遅いが、桁外れの戦闘能力を持ち、幾つかの種族を絶滅させている正真正銘の怪物。

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