1.登場人物、魔物図鑑
主人公
僕っ子ドラゴン。
名前はまだ無い。
体長1メートルほどの幼竜で、この世界における成人男性程の魔力を持って産まれた。
前世の記憶はあるが、自分に関するほぼ全ての記憶が抜けている上に、魂がドラゴンに変質しているために、理論感も前世とは変わっている。
魔術を覚えているが、基本的に物理で殴っている。
お母さん
強い。むっちゃ強い。
人間の国では、神話の一つとして語られている。
それでも神話の中では最弱。
ドラゴンは、単為生殖で増えることが出来る為、基本的に群れて生活することは無い。
念話で直接話す事が出来るので、名前をつける習性が無いが、ごく稀に異名がつけられる。
お母さんはクリムゾンクイーンという異名がつけられており、相当気に入っている。
ドラゴンが人化魔術を使うと例外なくかわいい女の子(両性)になるため、ドラゴンは女の子しかいない。
妹達
主人公大好きシスターズ。
十匹いて皆同じ容姿をしている為、誰が誰だか見ただけだと分からない。
性格は少しずつ違うので、そこで見分けることが出来る・・・はず。
主人公との能力的な差はないが、知識の差で姉(主人公)を越える事が出来なかった。
六足熊
六本の手足を持つ熊。
3キロ程の縄張りを持ち、そこに入ってくる外敵は、例え自分より強くても攻撃してくる戦闘狂。
その為、4メートルを越える個体はかなり珍しい。
シルバーウルフ
グレーウルフの種族進化個体。
他種族の言葉を理解し、そこから戦術を組む事ができる高い知能を持っている。
また長く生きた個体は、魔術を使えるようになる。
魔術を使う個体は、味方の回復や身体強化、移動速度上昇など、味方に対するバフ魔術を多様する為、群れの脅威度が跳ね上がる。
グレーウルフ
数の暴力。
30~100匹程の群れで生活している。
50匹以上の群れの場合は、シルバーウルフがいる可能性が高い。
特定の住処を持たず、定期的に移動を続けて暮らしている。
バシリスク
大型の爬虫類。
目に入った生物を石にする能力がある。
しかし、同種や、自身より魔力量が多い存在は、石にすることは出来ない。
地球の爬虫類のように、脱皮をして大きくなっていく。
その脱皮殼を被ると、魔力量が少なくても石化することはない。
グレイトボア
突進お馬鹿。
生き物を見つけると、その場に勢いよく突進していく。
平均して、120キロ程度の速度で突撃してくる為、魔力量の少ない生物がまともに食らえば、ミンチになってしまう。
しかし、突進が当たらない。
木の根っこ等を主食にしている。
???
60メートルを越える大蛇。
高い隠密能力があり、その巨体で群れごと囲いこみ逃げ場を奪う。
常に飢餓状態で、移動を続けている。
???が通った後の場所は大抵、生態系が崩壊する。
移動速度は遅いが、桁外れの戦闘能力を持ち、幾つかの種族を絶滅させている正真正銘の怪物。




