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竜と信仰の奇譚  作者: 長月十九
第五章 大航海時代
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第六話 金貨は踊る


 ――クラン、イエローブラッド。それがナップがマスターを務めるクランの名だ。

 これはかつて貴族をブルーブラッドと呼んだことに因んでおり、ナップ達は貴族を高貴な義務を持つ者として捉えた。逆に何の義務も持たないならレッドだろうと考え、自分達はそのどちらでもなく、中立の立場で秩序を保つ者として、イエローブラッドと名乗ることにしたそうだ。

 虫の体液みたい、と言ったらマジギレされたのは記憶に新しい。

 ともあれ、イエローブラッドは人員規模としては中の上程度だが、帝国事件の後に発足した秩序同盟の一員にも加わっており、トップクランの一つに数えられている。

 イエローブラッドの拠点はラシアの西側にあり、それなりの資金を投入したのか、外観は石造りの小規模な砦となっている。明らかに戦闘を想定した方向に発展しているので、危険思想の持ち主に違いない。

 俺は姐御を肩車しつつ、てくてくと砦の正面入り口に向かう。

 入り口前には数人の下っ端がたむろして、雑談に興じている。わざわざ門番を置いているわけではないらしいが、暇をしている奴の何人かは、門番を兼ねて入り口前に集まっているのだ。

 近付く俺達を視界の端で捉えたか、それとも足音が聞こえたか。

 下っ端連中は胡乱な顔でこちらへ振り向き、血相を変えて身構えた。


「流星……! 魔王様も一緒だと!?」


「クソっ、奴ら本気だ! ストッパーがいない!!」


「敵襲! 敵襲! マスターに伝令を!

 星の落ちる日が来た! 繰り返す、星の落ちる日が来た!」


 こいつらノリいいよなぁ。

 クランチャット使えばその場で連絡できるのに、律儀に伝令役が走るあたり芸が細かい。

 まあ、あれかな? 秩序同盟が発足したはいいものの、秩序を乱す馬鹿なんてそうはいないので、こいつらは手頃な悪役に飢えているのかもしれない。

 うん。借金の申し込みに来たわけだし、心証は少しでもよくしておきたい。

 それならこいつらの期待に応えて、ちょっと悪役を演じてみてもいいだろう。

 俺は姐御の足を軽めにキュっと握って合図を送り、


「よっ」


 それを受けて、姐御は肩の上で立ち上がり、狼狽える下っ端どもを睥睨した。

 何を言うでもない。だがその視線は雄弁に語る。――頭が高い、と。

 精神的な圧迫を受け、下っ端どもが一歩の後退を得る。その帳尻を合わせるように一歩。サービス精神を発揮してさらに一歩、俺は前に出た。

 そしてインベントリを操作して、右手に大斧、左手に大剣を持つ。ぶっちゃけどちらも片手では扱えない武器だが、まあ勢い勢い。今は絵面のインパクトが欲しい。

 俺は口端を歪めて笑い、


「――幹部を出しな。テメェらじゃ話になんねぇからよ」


 決定権のある幹部じゃないと交渉できないからなー。

 しかし話をしようと言っているのに、下っ端の一人が覚悟を決めた顔をして、剣を抜き放った。

 雄叫びを上げての突撃は、交渉拒否の意思表示。最早言葉は不要として、暴力を以って場を片付けようとしているのだろう。

 そこへ、姐御は静かにスキル名を口にした。


「――ウビ・カリタス」


 言葉の意味はたしか、愛あるところに神はあり、だったか。

 無詠唱型の魔法で、効果はどんな攻撃でも一度だけ防ぐ障壁を設置するというもの。

 先手を打って使用したのは、突撃そのものを攻撃と見做したからか。

 突如として眼前に出現した障壁に激突し、下っ端はもんどり打って倒れ込んでいた。


「おやおや、はしゃいで転んじゃいましたか?

 怪我はしてません? 治してあげますから、じっとしててくださいねー」


 善意を装い、倒れた下っ端にヒールを飛ばす姐御。

 だがそのヒールは治療を目的としたものではなく、リアルでは魔術にまで昇華した、拷問用の一点集中ヒールだ。

 ヒールを受けた下っ端は蹲り、それを見た残りの連中が声を震わせる。


「これが噂に聞く、魔王の指差し……!」


「何故かHPが回復するせいで、理論上は無限に攻撃できるという拷問魔法か!」


 何故も何もヒールだからなぁ。回復しなきゃ困るだろうに。

 だが震え上がってくれたのは好都合だ。

 俺は両手に持った交渉用の小道具をガキンと打ち鳴らし、


「今ならHPも無料で減らしてやれるぜ?」


 なんと対価を取らない出血大サービス。ただし血を流すのはお客様です。

 逃げるか、それとも迎撃するか。

 判断に迷う下っ端どもだったが、そこに第三者の声が響いた。


「あまり脅してくれるな、ガウス」


 苦笑混じりの声は、砦の奥から姿を現した緑髪の青年――ニャドスさんのものだった。

 彼は心配いらないと、手振りで下っ端どもに示して続ける。


「それで、タルタルさんまで一緒とは、何の用だい?

 クラレットさんや緑葉さんが同行していないとなると、穏やかじゃないが」


「心外ですねー。ニャドスさんまで、私をそういう目で見ますか」


 声は笑いつつも、乗せた感情が明らかに穏やかではない。

 まあ何度か合同狩りをしてるし、姐御は俺やカルガモの側の人種だと、ニャドスさんも認識しているのだろう。むしろ頂点に君臨しているので、認識は早急に改めてもらいたい。

 そして姐御は意識を切り替えるためか、咳払いを一つ挟んで言う。


「今日は相談……いえ、商談に来たんですよ。

 ダフニさんはいらっしゃいます? いなければナップさんでもいいですけど」


「あー。ダフニならいるけど、ナップは夜のバイトでいないよ」


 体でも売ってるんだろうか。

 俺がそんな感想を抱いていると、下っ端どもの一人が戦慄した声で言う。


「商談――悪魔の取引だ……!」


「サンクトゥス」


 有無を言わさず、姐御は範囲回復のスキルを使用した。

 範囲内に持続回復の効果を発生させるものだが……一点集中ヒールと同じことができるのか、範囲内にいた下っ端どもは光る大地の上に崩れ落ちた。

 さらに発生する回復判定の度に効果を発揮するのか、ビクンビクンと悶絶している。地獄がどんな場所かは知らないが、これよりは慈愛に満ちた場所だと思う。


「えげつないな……」


 真剣な顔をして呟くニャドスさん。おそらく戦力としての評価をしているのだろう。

 だが安心して欲しい。ゲーム内だからこそ、根性で耐えられる。

 そして彼は気を取り直し、姐御の言葉へ答える。


「さて、商談か。そういうことなら中で話そうか。

 あえて商談と言ったからには、単なる借金の申し込みじゃないんだろう?」


 俺は「ああ」と、自信満々に頷いた。

 どんな言い訳をすればいいかは、これから考えればいいだろう。


     ○


 調度と装飾の整ったその部屋は、ただの会議室と呼ぶには華美に過ぎた。

 床に敷かれた絨毯も、わざわざ作られた硝子窓も、本来、会議室には必要がない。そうまでしているのは、応接室――対外交渉の場という役割を兼ねているからだろう。イエローブラッドにはこれだけの財力があり、また品位を備えた者がいるのだと示し、優位に立つのが目的なのだ。

 部屋の中央には大きなテーブルがあり、上座となる位置にはニャドスさんが腰掛ける。


「この部屋に通すのは初めてだったかな?

 クラン同士での話し合いに使ってるんだが、まあ、好きな席に座ってくれ」


 そう告げる彼の両隣には、商談のためにやって来た幹部二人の姿もあった。

 片方はダフニさん。無利子かつ催促なしで金を貸してくれる聖人である。

 もう片方はあまり会ったことはないが、生え際のやや薄い髪をオールバックにした中年の男だ。たしか名前はヨーゼフで、ジョブは商人を経ての鍛冶師。ダフニさんを会計とすれば、彼はその補佐をしつつ、生産関連をまとめる立場だった筈だ。

 俺と姐御はニャドスさんの言葉に頷き、ニャドスさんの対面に腰掛ける。

 それを見たヨーゼフさんが、僅かに狼狽えた様子で、


「……席は余っているが?」


 問いかけたのは、俺が姐御を肩車したままだからだろう。

 あまり会ったことがないということは、彼もこちらをよく知らないということ。ならば相互理解を図るべきだろうと、俺は落ち着き払って答えた。


「そうだな。でも、相応しいイスは俺だ」


「なるほど。――奥深い」


 渋く頷いた彼に、呆れ顔でニャドスさんが言う。


「真面目に考えない方がいいよ? 彼ら、クレイジーだから」


「おうおう、これから商談しようって相手に失礼じゃねぇですかい?」


「ガウスさぁ、この前も見たよ俺?

 オージェント鉱山に全裸引き連れて挑んでたの」


 ……クランの仲間が捕まらなくて、臨時広場で臨時PTを組んだ時の話か。

 オージェント鉱山は金策にいいのだが、出現モンスターの中に防具を破壊する奴がいる。その対策として、じゃあ全裸で挑めばよくね? と提案したら、それが通ってしまったのだ。

 冗談のつもりだったのに、本気にする奴がいるから世の中怖いよな。

 つまり、


「間違ってるのは世間の方だ」


「どうして胸を張って言えるかな……」


 不思議そうにするニャドスさんだったが、いつまでも世間話をしている場合ではない。

 俺は正面の彼を見据えて、


「そんなことより本題、商談を始めようぜ。いくら出せる?」


 問う言葉に、目を丸くしたのはヨーゼフさんだ。


「は? 何に対してだね?」


 言いながら、彼はニャドスさんとダフニさんを見る。既に話が通っているのかも、と思ったのだろう。

 だが二人は揃って首を横に振り、まずダフニさんが口を開いた。


「すぐに動かせる資金は六百万前後ですね。売りに出しているアイテムも含めればもう百万ほど余裕はありますが、急ぐ場合は投げ売りすることになりますので、半値で見ておいてください」


「ああ、言っておくけど無理なく動かせる範囲の額だからね。他の予算に手を出せば、もっと出せる。それでも足りない場合は、秩序同盟の所属クランから調達することも可能だよ」


 二人の言葉に、姐御が息を呑む気配が伝わった。

 やってくれる。目的を伏せたまま、いきなり懐を探って交渉の主導権を握ろうとしたこちらに対し、二人がかりでの札束ビンタ。あえて誘いに乗ることで、一気に値段を吊り上げやがった。

 日和って十万でいいですなんて言おうものなら、クランそのものが安く見られる。俺個人がダフニさんに頭が上がらないのは問題ないが、それがクラン規模になってしまうのは駄目だ。

 となれば当然、こちらの答えは決まっている。


「ふーん。稼いでいると思っていましたが、そんなものですかー」


 失礼を承知で、姐御は積まれた額を安いと挑発する。

 話の流れと規模に理解が追いつかないのか、ヨーゼフさんは青い顔をしている。マジごめん。

 だが対照的に生き生きとしているのはダフニさんで、


「ご期待に応えられず申し訳ありません。

 ですが最悪、どんな手段を用いてでも二倍、三倍の額は用意してみせましょう」


 とても楽しそうに、中身の見えない商談へさらなる大金を投じようとする。

 ヨーゼフさんはいよいよ呼吸を荒くし、胸を掴んで耐えていた。本当にごめん。

 さて。相手のペースにされてしまったが、財布の底はある程度見えた。

 それなら別の角度から主導権を取り返そうと、俺は口を開いた。


「大体で二千万ってところか。――海へ挑むには不安が残るな」


 独り言のように呟いた言葉へ、ニャドスさんが眼光を鋭くする。

 そりゃそうだ。メインストーリーの進行はともかく、レベルキャップの開放に関しては俺達よりもずっと切実だろう。それに繋がる可能性のある新天地の情報ともなれば、食いつかずにはいられない筈だ。


「ガウス。何か情報を掴んだのかい?」


「いいや? ちょっと話し合って、断絶の砂海を越えるよりも、海に挑もうってことになってな」


 嘘ではないし、情報を隠しているわけでもない。

 だがニャドスさんは考え込んでしまう。まさか俺達が半ばノリで海へ挑もうとしているとは、夢にも思うまい。合理的に考えて、何かしらの確証を得たと深読みする筈だ。


「海か……」


 と、そこへ落ち着きを取り戻したヨーゼフさんが口を挟んだ。

 彼は思い出すように、虚空を見上げて言う。


「クランで言うと、陰向日葵やワスプが挑んでいたな。

 小さな船で様子見をしたらしいが、――海流と魔物に阻まれ沈没したと聞いている」


 言って、彼は俺と目を合わせた。

 イエローブラッド幹部の一人として、見極めようとしているのだろう。


「勝算はあるのかね? 無謀な賭けに投資することはできない」


「そのためのお金ですよー」


 詰問のような言葉に答えたのは、俺ではなく姐御だった。

 彼女は余裕を装って「ふふん」と笑い、


「コロンブスはご存知ですよね? 彼が大西洋航海のために掻き集めた資金は、およそ二百万マラベディ。単純に現在の貨幣価値に置き換えるのは難しいですが、五億円から十億円でしょうか。

 と言っても彼の船団は、キャラベル船二隻と、その発展形であるナオ船が一隻。長期航海に備えた物資の調達や、船員を雇う費用もありますから、一隻だけであればコストは大幅に下がりますね」


「……つまり、何が言いたいのだね?」


「お金があれば大西洋横断さえ可能だと、地球の歴史が証明しているということです。

 然るべき準備――大きく頑丈な船さえ用意できれば、陸続きの新天地を目指すことは充分に可能でしょう。まあポルトガルやスペインから、インドに直行するようなものですね」


 なお、新天地の実在は証明されていないし、あったとしても距離は不明である。

 歴史エピソードや、具体的っぽい金額を出して誤魔化しているが、実はまったく勝算になっていない。

 しかし謎の説得力にヨーゼフさんは頷き、横目でニャドスさんを見た。

 ニャドスさんは思案顔で呟く。


「……東からの漂流者の話があったね。昔話のようなものだが、人が流されて無事な距離でもあるということの証明にもなるか。

 そうするとやはり、課題は沈められない船を用意することだな」


「ですが大型船となると、相応に値も張るのでは?」


 ダフニさんが現実的なツッコミを入れる。

 しかしその懸念に対しては、姐御が即座に反応した。


「お忘れですか? 現在、王国は北のガイウス帝国との国交がほぼ断絶。

 コーウェンの港には、帝国との貿易に用いていた船が余っている筈ですよー」


「そうか……! 借りるにしろ買うにしろ、今なら安い!」


 興奮した様子でニャドスさんが言う。

 彼の中で理屈が通り、勝算と利益とがこの商談へ前向きにさせたのだろう。


「プレイヤーの動き次第ですけど、帝国との関係に変化が起きるまでは、安く済ませられると思いますよ?

 ただ、いつまで大型船が余っているか不明ですし、早ければ早いほどいいでしょうね」


「確かにそうだ。――タルタルさん、改めて条件を確認しようか」


 イスに座り直し、乗り気になったニャドスさんは笑顔で言う。


「イエローブラッドは金銭面で支援する。では、その見返りは?」


「新天地に到達したならば、その情報を。

 航路の確保ができた場合、そちらの人員を輸送することも可能ですね」


「いいね、妥当なところだ。それで、必要とする金額は?」


「あ、ちょっと待ってくださいねー。確認しますからー」


 言って、姐御は横手に表示フレームを投影した。

 そこには緑葉さんの顔がバストアップで表示される。一対一のささやきではなく、他の人にも聞こえるようにした公開設定でのささやきだ。


「緑葉さん、そちらは順調ですかー? 船のお値段、どうです?」


『予想はしていたけど、べらぼうに高いわね。キャラベル船で一億四千万ぐらいよ。

 これ、買おうと思ったらそのぐらいって話で、借りるだけなら船員込みで一千万ぐらいね。でも保証金やら何やらで、その場合でも最終的には二千万前後になると思うわ』


 緑葉さんから伝えられた情報に、イエローブラッド側の三人は渋い顔になった。

 借りるなら捻出できる金額だが、そうですかと簡単に出せるわけでもない。実際には伏せているだけでもう少し余裕はあるだろうと睨んでいるが、誤差のようなものだ。

 保証金と言うからには、一千万ぐらいは船が無事なら返ってくるのだとしても、無事に済まないリスクも考えなければならない。

 しかし緑葉さんは明るい声で、


『そうそう、ガレオン船もあったけど笑えるわよ。お値段、驚きの十三億。

 これでも億単位で値下がりしてるって話だけど、本当、笑うしかないわ』


 ……さらに高い例を出して、キャラベル船ならお得だと錯覚させたいのだろうか。

 姐御は礼を言って表示フレームを消すと、イエローブラッド側に決断を迫る。


「という感じですけど、どうしますか?

 私達も多少は出せますけど、雀の涙ですし」


 問いかけに、三人は顔を寄せ合って相談し、やがて意を決してヨーゼフさんが言った。


「――千五百万を限度として融資しよう。

 これは我々が得る利益の評価と、そちらが持つであろう情報の対価も含んだ金額だ」


 新天地に到達さえできれば、そのぐらいは回収できると予想したか。

 姐御は背を曲げて口元を隠し、ささやきで「どうしますか」と確認してきた。

 そうだなぁ。

 俺はテーブルに両手を置き、姐御を落とさないよう、浅く頭を下げた。


「悪い! やっぱこの話、なしにしようぜ!」


「――――かふっ」


 ヨーゼフさんが乾いた息を吐き、苦しげに胸元を掴んだ。

 常識人って大変だなぁ、と俺は他人事のようにそう思った。

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