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竜と信仰の奇譚  作者: 長月十九
第三章 サンクチュアリ・オブ・ウードン
50/134

登場人物紹介2

※三章終了時点のものです。


名前:ガウス・ナンバー

本名:守屋幹弘

身長:167(リアル166)

ジョブ:戦士

高校二年生のVRゲーマー。

言霊信仰を利用した新能力に目覚めるが、自主的に永久封印した。自分の力だという認識があまりなく、力への執着もないので、面倒そうなものは捨てるのが一番。

教会で聖騎士オズワルドのコネを獲得。フレンド登録できたことに驚いていたが、以前にも戦士ギルドの受付にフレンド申請して拒否されていたので、申請そのものはできるシステムだということに、気付けるヒントはあった。しかしあの時、冗談のような描写でマジで記憶を封印していたため、気付くことはなかった。

こいつは冗談のように言うだけで、大抵のことは本気で言っている。

ゲオル内では星クズの呼称が定着し、有名人の仲間入りを果たした。



名前:カルガモ・フェザー

身長:173

ジョブ:盗賊

愉快な害鳥。年齢は三十路手前の模様。島人の外道筆頭。

ウードン帝国事件を悪化させた一人。タルタルの推測通り、耐性がないために洗脳された。

ホーリーグレイルを守る最後の番人として選ばれ、最強の敵として立ち塞がるが、自力で正気を取り戻して死んだ。決着後に正気アピールをしなかったのが悪い。

信仰による武器強化は正気に戻った後も可能だが、使う気は二度とない。使ってしまうだけで、それは己の理想とどこぞの馬鹿を、裏切ることになると自戒している。

洗脳中に暴れたこともあって、ゲオル内では前衛最強の一人と目される。



名前:タルタル・ステーキ

本名:牧野百合

身長:145

ジョブ:神官

姐御と慕われるほんわかバーバリアン。年齢は24歳。

戦争中は何気に裏方を貫くつもり満々だったが、演説でカンペ役を頼まれて、ガウスの肩に座る度胸の持ち主。人を乗り物にすることが当たり前になり過ぎて、おかしいと思わなかった。

乗騎としては背の高いスピカもお気に入りだが、あっちは暴れ馬みたいなもので、日常的にはガウスの方が愛馬。最後には長年の信頼関係がものを言う。

特に目立った活躍があったわけではないが、クラン秘跡調査団のマスターになったことで、やべー奴らを従える魔王として恐れられていく。



名前:クラレット

本名:北上茜

身長:167

ジョブ:魔道士

高校一年生。茜なので、キャラ名は赤系統の色から選んだ安直な子。

ガウスの精神が変な方向へ行きそうになった時、支えたり後押しをしたりと、縁の下の力持ちとして活躍。でも全裸になるのは読めなかったし、流石にどうかと思った。

地味に遠慮がなくなってきているが、理不尽なことはしない。でも容赦はなくなった。

帝国のホーリーグレイルを砕いた一人として、ゲオル内では一部から注目されるようになった。



名前:ツバメ

本名:神鳥朝陽

身長:158

ジョブ:呪術士

クラレットの親友で同じく高校一年生。

三章の裏側で一番苦悩してた子。同行していたカルガモが洗脳されたり、リアルでも奇妙なことが起きていたりと、内心の恐怖はかなりのものだった。それを表に出さず、いつもの自分として振る舞っていたが、クラレットにだけはバレていた。

戦争中、外道戦術を考案する才能が芽吹き、闇堕ちさせられた。主にガウスが無茶振りし続けた結果であり、本人としては清純派路線に戻りたい。

帝国のホーリーグレイルを砕いた一人として、ゲオル内では一部から注目されるようになった。



名前:スピカ

本名:守屋奈苗

身長:172

ジョブ:戦士

ガウスの妹で高校一年生。まだまだ成長期は続く。

タンクとしてちょっと頭おかしい硬さを発揮したが、ステ振り・スキル振りが特化していることに加え、攻撃の受け方が上手いのが理由。鎧の曲面で受け流すことを、技術ではなく本能レベルでやっている。

ガウスが危惧していたように、方向性こそ違うが戦士としての才能は兄より上。直感スキル込みのガウスより反応も僅かに速く、動体視力にも優れている。ぶっちゃけ肉体スペックがほぼ全て上。

戦争では多数を相手に耐えることの難しさを痛感し、攻撃面も磨いた方がいいと考え始めた。



名前:双龍

身長:183

ジョブ:商人

通称ロンロン。顔だけは超イケメン。

一度も登場しなかった黒幕。事態をややこしくした最大の原因。ある意味、裏で一番楽しんでいた人。

ホーリーグレイルを高く売りたいウードンから丸投げされ、商人仲間のネットワークで人を集めたり、ゲーム内におけるクランの諸権利をNPCから聞き出したりと、八面六臂の大活躍。超有能。

彼の計画では帝国を拡大し続けるか、失敗してもクランメンバーを商人プレイヤーの客として囲い込むことで、利益を確保する予定だった。しかしうどんに洗脳されたことで計画が狂い、小麦粉の独占や井戸の確保など、利益にならないことに投資してしまう。

正気に戻った後は自分の正気を疑うも、大量の小麦粉を利用して相場操作で儲けようとした。



名前:のーみん

身長:169

ジョブ:戦士

クソゲとエロゲをこよなく愛する変人。

実は天然の耐性で、完全には洗脳されていなかった。とはいえ洗脳されていることに変わりはなく、判断力や物事の優先順位はおかしくなっていた。他の人間がトランス状態だとすれば、彼女は酔っ払いみたいなもの。

シールドバッシュ連打で聖騎士をハメ殺したことで、ネタ扱いだった知力特化戦士に一考の余地を生む。変なキャラを作る連中からの注目を集め、順調に変態ビルド仲間が増えることになる。



名前:緑葉

身長:158

ジョブ:猟師

女学生口調を愛用する、人生がテンション高めの人。

僅かな耐性と意思の強さで、洗脳されながらも精一杯に抗い続けた。心理面はほぼガウスの推測通りだったが、双龍との共犯関係もあり、罪悪感も強かった模様。自分の不始末のケリもつけないで、妙な事件の解決を押し付けるだけとあっては、肩を並べる資格がないと思っていた。

他のプレイヤーからはバリスタの印象が強く、恐怖の誤射女として噂される。



名前:うどん貴族、ウードン・カイザー

身長:173

ジョブ:商人

島人の中でも数少ない常識人。

だがその実態は「皆が自分と同じぐらいうどん好きになればいいのに」と願うだけで、あの惨状を引き起こしたうどん星人である。

彼の名誉のために言うと、現象としては「彼のうどんへの愛」が与えられた上で、うどんを最優先とする思考に染められるので、本来の彼もあそこまでうどんキメているわけではない。また、付与されたうどんへの愛は加算であり、彼自身も例外ではなかったので、洗脳中はうどん愛二倍のビーストモード。

戦争後、ゲオルでは帝国を作った人物として悪評が流れるものの、良くも悪くも大きなイベントを起こしたということで、一定の存在感を得る。



本名:勅使河原、テッシー

身長:170

幹弘の友人であり、自称親友。

うどんは別に好きでも何でもない。



名前:ダフニ

本名:城山メイ

身長:161

ジョブ:格闘家

星華台高校の三年生。顔剥ぎセーラー事件の発端。

リアルでもパッシブスキルのような感じで、握力などが高いまま。代償としてカロリー消費が増えていることに不安はあるものの、ダイエット考えなくていいやと喜んでいる面もある。

ガウスに貸した金は本当に返してもらえるのか、ちょっと不安。

戦争では堅実に活躍し、ガチ勢としての面目を保つ。大砂蟲狩りでは早々にホーリーグレイルが手に入ったこともあり、快くガウス達に譲ったが後で後悔した。物欲センサーさん大活躍。



名前:ナップ

身長:185

ジョブ:神官

ダフニが所属する(予定の)クランのリーダー。

カルガモに誘われたことで、素面のまま仲間を裏切った外道。後で説明するつもりだったが、その前に洗脳されたことで機会を失い、帝国での栄達を望むようになった。

戦争では目立たなかったと言うか、城門前に陣取っていたのでバリスタで吹っ飛んだ。これは緑葉の努力の結果で、植え付けられた思想に矛盾しない範囲で足掻いた結果、厄介な戦力を城門前に集めてまとめてズドンした。

死に戻り後、庭を占拠したレジスタンス相手に激闘を繰り広げており、ズドンされていなければレジスタンスはかなりの苦戦を強いられていたと思われる。

正気に戻った後はダフニ達に連行され、ガチ説教された。



名前:ドンナニャドス

身長:176

ジョブ:魔道士

ナップの右腕的存在で、クールな大人。

合理性の権化。使えるものは何でも使おうと考えるせいで、全裸を作戦に組み込むという暴挙に出る。見た目はともかく囮としての効果はありそうだと、納得するレジスタンスもノリがいい。

レジスタンスの軍師、参謀として認識され、後に発足するクラン同盟でも大きな発言力を持つに至る。ただし個人としての目立った活躍はあまりなかったため、一般プレイヤーからの評価までは得られていない。が、それも今後のためにわざと手を抜いていた結果である。



名前:デル2

身長:170

ジョブ:戦士

ナップ達の切り込み隊長。

戦争をいつ始めるか決定したが、これがファインプレー。翌日の決行になっていた場合、帝国の人員はさらに膨れ上がり、レジスタンスの勝ち目はなくなっていた。

ドンナニャドスのような知恵者ではないものの、重要な局面を見抜く眼力は確か。

戦争ではその実力を遺憾なく発揮したものの、キャラを作り直してレベリング中だったため、大活躍とまではいかなかった。その動きを見て、一部のプレイヤーが注目するに留まる。



名前:トーマ

身長:167

ジョブ:格闘家

ガウスと意気投合した、主にソロや臨時PTで活動するプレイヤー。

あちこちに出入りするため顔が広く、臨時広場の常連なら誰もが知っている。

ガウスを焚き付けて変な自信を持たせた結果、全裸に名前を呼ばれて「全裸の友」という不名誉な称号を得た。後で泣きたくなった。

戦争ではその他大勢の一人として、地味に戦って地味に散った。



本名:伊吹

身長:158

幹弘が所属する剣道部の副部長。女子部員のまとめ役。

あまりゲームをしない人だったが、幹弘との会話がきっかけで手を出すようになった。

剣術道場にも出入りしており、そこの先生に勧められて鹿を刀で斬ったことがある。その時の感触が強く印象に残っており、VRゲームでの半端にリアルな感触が気持ち悪いと感じる、わりと真性の人。



本名:田島

幹弘のクラスメイト。義妹が三人いる。

さらに離れて暮らす義姉が二人いて、存在さえ知らない実妹が一人いる。

めっちゃ絵が上手くて料理も得意。

何故か目元が見えなかったり、写真も顔が光で隠れていたりする。

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