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竜と信仰の奇譚  作者: 長月十九
第七章 花咲ける根無し草
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第十話 手を取り合う者達


 ドヴァリから逃げ出した俺は、素知らぬ顔でクランの拠点に顔を出した。

 俺の行動については、もうスピカがチクっているだろう。現状、俺達は敵対しているとも言えるし、そうでないとも言える。まだ分岐点なのだ。姐御は正義感があるように見えるが、見方を変えれば不利益を嫌っているだけだ。俺と敵対しても損しかなく、手を組めば利益があると理解した時、天秤は傾くだろう。

 一度は趨勢が決したものの、今の俺は我が神の力を得て、頼れる仲間も増えた。第二ラウンドを始めるのは今しかないのだと、俺は決意を持ってリビングに入った。


「おーっす。皆、元気してる~?」


 敵意がないことを示すために明るい声を出しつつ、素早くリビングの戦力を確認する。

 姐御、クラレット、ツバメ、スピカ。ここまでは予想通りだ。隅っこにロンさんも転がっているが、転がっているなら中身は不在だろう。あれは数に入れなくていい。気になるのはシャーロットさんもいることだ。わりと正義の人なので、どう出るか。普段はドライを装っているフシがあるように見えるが。

 そしてもう一人。何故かソファーにトーマが座っていたので、俺はその隣に腰を下ろした。


「珍しいなトーマ。遊びに来たのか?」


 親しげに笑って尋ねると、トーマは眉を下げて笑い、


「いや、困ってたらタルタルさんに誘われてさ。匿ってもらってるんだ」


 俺は斧を抜いてトーマの脳天に振り下ろした。

 だが姿勢に無理があり過ぎた。トーマは迫る斧を白刃取りしやがった。


「い、いきなり何すんだよ!?」


「うっせぇ間男! ここは俺の縄張りだぞ!

 姐御とクラレットは俺の女なんだ……!」


 白刃取りされたまま、さらに力を込める。この形になってしまえば、勝負を決めるのは技や反射神経ではない。単純なステータスだ。未だ上級職にすらなっていないトーマでは、いつまでも耐えられない。

 へへっ、このまま潰れちまえよ……! 根無し草を花にジョブチェンジさせてやるぜ、真赤なお花によぉ!

 血走った目で笑う俺に、トーマが叫んだ。


「た、たす、助けてぇ!? タルタルさーん!」


 ちっ、止めてくれそうな相手を的確に選びやがって。

 しかし何故か姐御は頬を赤く染め、目を逸らして言った。


「えーっと……その、ガウス君の言うことにも一理ありますよねー、って」


「なくない!? こいつの肩持つ要素、一つでもあった!? ねえ!」


 理不尽だと訴えるトーマだったが、姐御は俺の味方らしい。これが長年の信頼関係というものだ。

 それならクラレットはどうかなと目を向ければ、そちらも赤面して、


「う、うん。程々に……ね?」


 やり過ぎなければオッケーとのお達しだ。ひゃっほう。

 そうしている間にも斧は着実にトーマへと迫るが、俺はそこで斧を手放し、その場から飛び退いた。一拍を置いて、電撃が先程までいた位置に着弾する。トーマが巻き添えを食らっていた。

 それはともかく、俺は次撃を警戒しながら術者――シャーロットさんに目を向けた。


「何のつもりだ、って聞いてもいいんスかね」


「いや、私はどうでもいいんだがな」


 意外に冷めたお言葉。ということは、真の下手人は一人しかいない。

 ツバメ。俺と彼女の視線が交錯し、火花を散らした。


「スピカちゃんから聞いたけど、やっぱり変だよガウス君」


 言いつつ、ちらりと姐御とクラレットを見て、また視線を俺に戻す。


「なんか二人まで誑かされてるし……!」


「ち、違うよツバメ? そういうんじゃないよ?」


「そうです、そうです。ちょっとその、一理あると思っただけでして!」


「お黙り! 二人じゃ言いくるめられそうだし、ここからはあたしが仕切ります!」


 むん、と胸を張って強く言い切る。

 なるほど、こうなったか。姐御とクラレットは俺の味方になるかもしれない。そう考えたからこそ、スピカはツバメにもチクったのだろう。確かにそれは正解だった。

 敵に回した時、実は一番厄介なのがツバメだ。眩しいほどに善性で、理屈よりも感情を――正義を優先する。やはり正義の敵は別の正義ということなのだろう。

 彼女は力強い瞳で真っ直ぐに俺を見て、


「あたしの知ってるガウス君は、人のことを堂々と俺の女なんて言ったりしなかったよ」


「お前が見てないところで言ってたかもしれないぜ?」


「それはないね。だってガウス君、ヘタレだし」


 こいつは俺のことを、どういうイメージで見ているんだ。

 酷い偏見だと思うものの、反論するよりも早くツバメは言葉を続けた。


「甘やかしてくれる人には甘えるけど、それだけじゃん。

 無自覚でやってることあるけど、人を口説くこともなかったし」


「よせ」


 俺は腕を前に突き出し、身振りでもやめろと伝えた。


「反論したいのに反論の言葉が浮かばない。

 自分でもそんな気がしてきたから、それ以上はやめてくれ」


「あ、うん……」


 聞き分けがよくて助かる。精神攻撃は非人道的だよな。

 コンセンサスが取れたところで、次は俺のターンだ。

 俺はトーマをビシっと指差して、


「思い出せツバメ、諸悪の根源はあいつだ」


「俺ぇ!? ずっと状況に流されてるんだけど!?」


「俺が不在の時を狙って上がり込んだ、不埒者だぞ……!」


 正義の敵は別の正義。それは確かなことなのかもしれない。

 だけど俺は、身内だけでも大切にしたい。違う正義を掲げる相手であっても、ツバメが身内であることに変わりはない。だからその正義を――矛先を向ける相手をずらしてやればいい。

 これからも仲良くするために俺は、


「頼むツバメ。トーマに騙されないでくれ!」


 瞳をビカビカとピンク色に光らせた。

 だが、そこで視線を遮る動きがあった。スピカだ。

 ツバメを庇うように前へ出たスピカは、眉を立てて叫ぶ。


「させない! ツバメちゃんだけは、兄ちゃんの毒牙にかけさせないんだから!」


「誤解だ! ツバメをエロい目で見たことは一度もない!」


「……そうなの?」


「うん」


「そっかぁ」


 納得してもらえたところで、風を切って剣が飛来した。

 うおお、危ねぇ!? 油断してた! 大きく上体を反らし、ギリギリで回避する。誰が剣を投げたかなんて、言うまでもない。ツバメは表情を殺した顔で、口の端だけを歪ませて笑った。


「それはそれでムカつく」


「ご、ごめんなさい」


 俺は何も悪くないと思うのだが、逆らっちゃいけない気がした。

 しかし何ということだ。些細な一言をきっかけに、正義は悪に染まってしまった。……いや、俺が今まで、ツバメの良いところだけを見ようとしていたのだろう。

 友達思いで、間違ったことが許せなくて、困っている人には手を差し伸べる。しかしその一方で、容赦がない奴でもあった。ウードン帝国との戦いでは、井戸に毒を入れようとした前科もある。さらにカルガモと同じく、面白さ優先で妙なことを口走る害鳥でもあるのだ。

 ……そう思ってみれば、こいつは話が通じないわけでもないんだよな。笑い話で済む程度の悪事になら加担するし、その方が面白いと思わせることができれば、引き込むことも不可能じゃない。

 よし。俺はもう一度、トーマの隣に腰を下ろして、


「ま、話を戻すけどよ、諸悪の根源はこいつなんだよ」


「本当か? なあ、本気で言ってるのか?」


「こいつがいなければ、俺達が争う必要もなかったんだ……!」


「俺は気付けば修羅場に巻き込まれてて泣きたいんだけど」


 律儀にツッコミを入れてくれるのは美徳かもしれないが、今は邪魔なだけだ。インベントリから剣を抜いて、いつでも始末できるように切っ先を向けると、トーマは物分りがよくなってくれた。

 ぶっちゃけこいつが拠点にいたのは予想外もいいところだ。姐御が声をかけて匿ったということは、トーマを勇者にすることを最優先の目標に設定したのだろう。利益が欲しいだけなら、こいつを抱え込むデメリットは無視できないからな。

 おそらく姐御は意図的に情報を伏せて、トーマを操る気だ。そのために匿って、外部の情報から遮断した。もちろんフレンドからのささやきなど、システム的に断てないものもあるが……遠くの親友よりも近くの知人だ。頼れる相手を自分達に制限するのも、狙いの一つだろう。

 ならば俺は逆を行く。

 俺の天才的なインテリジェンスは、それが正解だと訴えていた。


「いいかトーマ、よく聞け。そもそもの始まりは、お前がネジスキに目をつけられたことなんだ」


「……お前とナップさんが悪いってことだな?」


「結論を急ぐな。イエローブラッドの台頭、わらびもちの焦り、俺の借金……様々な要素が複雑に絡み合い、いつの間にか本当にトーマ派が生まれていた。分かるよな? でっけぇ獲物が現れた以上、俺達は無視できねぇ……! お前の存在が俺達を狂わせたんだ!」


「凄いなガウス。どういう人間性してたら、そういう結論になるんだ」


 余計なお世話だ。俺が正しいということは、俺が確信しているので問題ない。

 いよいよ本題だ。俺はガッとトーマと肩を組み、


「よく考えろトーマ。これはお前にとっても損じゃねぇ、ビッグビジネスのチャンスなんだ。ちょいと旗頭になってやるだけで、馬鹿みてぇな額の利益が転がり込む。ここ最近の問題も全部片付く。俺は誰にでもこんな話をするわけじゃない。お前だからこそ、一緒に儲けようと持ちかけてるんだ」


「トーマさん、兄ちゃんの話は無視して! 無視!」


「耳を貸す必要ないからね!」


 スピカとツバメが喚き立てるが、甘い甘い。金の魔力に抗える奴なんざ、そう多くはねぇ……! 小さな額ならいいカッコしようと棒に振るかもしれねぇが、トーマは決して馬鹿でも無能でもない。俺の提案がどれほどの利益を生むかぐらい、察しが付く筈だ。

 事実、トーマは頭の中で算盤を弾いていたのだろう。不自然に長い沈黙を経て、彼は笑った。


「悪いなガウス。考えてみたけどそれ、モブキャラの俺には荷が重そうだ」


 こ、この野郎……! 今の言葉は嘘ではない。それぐらいは俺にだって分かる。

 こいつは莫大な利益を生むと理解しながら、くだらない正義感とかで断ったのではなく、単にヘタレやがったのだ……! いや、マジでどうすんだよ。強引に巻き込んでも、いざとなったら逃げるぞこいつ。

 雲行きの怪しさを感じ取ったのか、ツバメも焦りを感じさせる声で語りかけた。


「で、でも、このままだと、トーマさんも巻き込まれるんだよ?

 ガウス君が一連の犯人だって明かして、立ち上がらなきゃ」


「ほとぼりが冷めるまで逃げるよ。熱くなってる連中も、その内に頭を冷やすだろ?」


「ええー……」


 困ったようにツバメが俺を見る。このままだと、勇者に仕立てあげるのも無理だもんな。

 こういう時は退路を断つのが一番なんだが、下手したらこいつ、ログインしなくなりそうだしな。だが退路が残っている限り、こいつは逃げる。論理パズルか何か?

 ちっ、やはり我が神の力に頼るしかないか。

 俺がそう判断した時、リビングにノックの音が響いた。

 誰だと思って振り向けば、そこには開いた扉の前でスカしたポーズを取っているナップがいた。


「やあ、お取り込み中失礼。勝手に入らせてもらったよ」


「テメェ、どうしてここに」


「簡単な推理さ」


 ナップは薄い笑みを浮かべ、


「トーマが行方を眩ました時、自分の意思ならうちを頼る筈だ。自慢じゃないけど、わらびもちからトーマを守れる戦力を有しているのは、うちだけだからね。

 だけどトーマはうちに来なかった。それなら火中の栗を拾った人物がいることになる。そんなことをしそうで、なおかつトーマと繋がりがあるのは、タルタルさんとガウスぐらいだ。どっちが言い出したことであれ、俺はここに来ればトーマに会えると踏んだのさ」


 ……もっともらしいことを口にするが、トーマの交友関係の広さを知っていれば暴論だ。つまりこいつは推理したのではなく、ここにトーマがいると知っていたか、その可能性が高いと別の情報から推測したのだ。

 なるほど。――裏切ったな、ヨーゼフ!

 ナップが動いたのなら、奴からの連絡はあって当然だ。何の連絡もなくナップがここに現れたことが、事実を雄弁に物語っている。ヨーゼフはナップを抱き込んで、利益の独占を目論んだのだろう。

 となれば、幹部陣も事情を把握している、か。……僥倖なのはデル2さんの件がおそらく露見していないこと。あれがバレていれば、ナップはPKと俺の繋がりぐらいは見抜く。その場合、有無を言わさずに俺を始末することを最優先にしていた筈だ。

 そこまで考えて、俺は穏やかに微笑んだ。


「お前は友達思いだな」


 ナップは照れたようにはにかんで、


「よせよ。別にトーマが心配だっただけじゃないんだ」


 その返答で、俺達の意思疎通は完了した。

 こいつに友情なんて殊勝なものはない。トーマに利用価値があるから利用したい。実にシンプルで、清々しいほどにクズな動機だが、だからこそトーマに悟られるわけにはいかない。

 俺達の立場は似たようなものだから、裏側に渦巻く大人の事情を美しい友情に変換することで合意し、光と闇の共同戦線が成立したってわけだ。

 だが本質的には敵同士。ナップはトーマを挟んで反対側に腰を下ろして、


「分かるよトーマ。色んなことが嫌になって、逃げたくなる気持ち。俺は支えてくれる仲間がいたから、何とかやれてるけど……クラン運営なんかしてると、逃げたくなることばかりだ。だからお前が逃げても、とやかく言わないさ。ただ、逃げ場所にうちを選んでくれたら……きっと守ってやる」


 流石だ。理解者面して分かる分かると言っておけば、人間なんてちょろいもんだと熟知している。イエローブラッドに逃げ込めって本題と、論理的に繋がっていないのに説得力がある。相手のためを思って言っているように聞こえるから、当事者にはその穴が見え難いのだ。

 しかし手口としては邪悪過ぎる。本当に理解してやるつもりはさらさらなくて、トーマの利用価値しか見ていない。こんな邪悪な生き物にトーマを渡してはいけないと、俺もトーマを説得する。


「逃げてもいいってのは、気楽な外野だから言えることだよな。そりゃあな、逃げていい場面もある。だけど逃げちゃいけない場面ってのも、確かにあるんだ。なあ、そうだよな姐御?」


「へっ、私ですか?」


 急に話を振られて戸惑う姐御だったが、打ち合わせをしていないのだから当然だ。下手なことを言って俺に利用されても困るだろうし、踏み込んだ話はできない。姐御にできるのはどうでもいい一般論か、ごく個人的な意見を述べることだけだ。

 そして忘れちゃいけないが、姐御もトーマを利用する側である。踏み込んだ話は避けつつも、トーマの印象をよくしようとするだろう。

 少しだけ考え込んだ姐御は、すぐに俺の予想通りに動いた。


「まあ、ガウス君の言う通りですかねー。どうにもならない時は、逃げちゃってもいいと思いますよ? でも、ただの現実逃避は駄目です。意味もなく逃げ回ると、後で失ったものを取り戻そうとしたって、取り戻せないこともありますからー。

 大人として言わせてもらいますと、そういうどうしようもない後悔こそ、避けるべきものです」


「タルタルさん……」


 予想通りどころかガチで真面目な話をしやがった。

 トーマも心を動かされた様子なのがまずい。ナップを選んでもそれはそれで利用できるが、姐御だけは駄目だ。火薬庫と化したトーマを預けた場合、姐御が苦労してしまう。


「まあ今回は逃げていいと思うぜ! それが一番だ!」


 だから俺は方針を百八十度変えた。


「えぇ? ちょっと待て、逃げるなって話じゃなかったのか」


「そうは言ってねぇだろ。逃げちゃいけない場面もあるっていう一般論だよ、一般論。

 つーか考えてみろよ。イエローブラッドに任せてりゃ、わらびもちもトーマ派も上手く解決してくれるぜ? ナップは利益がある限り、信用できる男だからな」


「そうだぞトーマ。お前の名前さえ借りられたら、俺はどうでもいいんだ」


 俺の方針転換に合わせて、身も蓋もない本音をぶっちゃけやがった。

 いや、どうでもいいってのは、俺へのメッセージか。トーマという利益を確保できるなら、俺の借金を不問にする。……最高の条件じゃん?

 俺はトーマの肩を叩いた。


「うちとしても力になってやりてぇけど、イエローブラッドに頼るのが正解だぜ。

 ネジスキと違って変な誤解はしてねぇから、お前だって気楽だろ?」


 ナップも朗らかに笑ってトーマの肩を叩いた。


「クランに入れって話じゃないから安心してくれ。お前は何もしなくていいんだ」


 そして俺達は、声を揃えて最高の笑顔で告げる。


「「皆で幸せになろうよ」」


「お、おお……? よろしくお願い、します……?」


 理解が追いつかなくなったのか、トーマは混乱したまま身の振り方を決めた。

 うむ、これでいい。収まるべきところに収まった、って感じだな。


「よし! それじゃあ早速、うちの拠点に行こうか!

 あ、お邪魔しました」


 ぺこりと頭を下げて、ナップはトーマの手を引いて駆け足で出て行った。

 トーマが冷静さを取り戻して心変わりされる前に、既成事実を作ってしまおうと考えているのだろう。やはり邪悪な男だ。よりにもよって、トーマから逃げ場を奪ってしまおうだなんて。

 ともあれ、二人がいなくなったところで、俺は皆に向けて言う。


「問題も解決したし、これで俺達の関係も元通りだな」


「……胡散臭い」


「兄ちゃん、まだ何か企んでるでしょ」


 仲直りできると思ったのに、ツバメとスピカの視線が冷たい。

 ああ、どうしてこんなことになってしまったのか。


(兄さんがノリで生きてるからじゃないか……?)


 我が神が的外れな託宣を下された。俺に限ってそれはない。

 とりあえずいつものように、姐御とクラレットを手招きする。しかしすぐに仲直りは二人でも難しいのか、姐御はおずおずと遠慮がちに膝へ座り、クラレットも隣に座るものの若干距離があった。

 悲しいがこれも現実だ、受け入れよう。

 俺はハードボイルドに微笑んで、ぎゅっと姐御を抱き締めるのであった。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 「誤解だ! ツバメをエロい目で見たことは一度もない!」 「……そうなの?」 「うん」 「そっかぁ」 すんなり納得するんか……www この状況でも微妙にまったりしてるガウス達に和んでいいの…
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