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認知症のおばあちゃんへ。

2013.1.7

作者: 空猫月
掲載日:2013/03/06

2か月ほど、投稿するかしまいか、悩みに悩んで、結局投稿することに決めました。


認知症を患ったおばあちゃんへ。

2013年1月7日、あたしが思ったことを素直に記す。

 たちが悪い。


 自分が「はんこも通帳も全部ぬすまれた」って大騒ぎして、


 何度も同じ話をして、


 警察よんで、


 「家族はかまってくれないのに、警察は親切だった」っていって、


 「おばあちゃんが嘘ついてるって思うんだよね」ってきめつけられて、


 「自分には味方がいない」って被害者ぶって。


 なにそれ。


 おばあちゃんだけが辛いんじゃないし。


 その話聞いて、でも何もしてやれないあたしだって悔しいし。


 同じ話何度も聞かされて、家族だってうんざりしてるし。


 おばあちゃんのことで、みんなぼろぼろなのに。


 泣いた。


 けど、「泣かなきゃストレスたまるから」って、機能的なことを考えて泣いた。


 あたし、苦しいからって素直に泣けないのか。


 理由をつけてじゃなきゃ、泣けないのか。


 感情がないみたいで、何も感じてないみたいで、


 自分が、機械みたいで。


 悲しくなったけど、やっぱり無理しなきゃなけなかった。


 で、だ。


 暴走したおばあちゃんは、最後に言うんだ。


 「ごめんね、自分の感情だけで怒って。ソラに八つ当たりしたから、罰が当たった」


 って。


 包丁を使うのを誤って自ら傷つけた指を見せるんだ。


 こんなこと、されたら、ねぇ?


 怒れないよ。


 憎めないよ。


 嫌いになれない。


 どれだけ辛くても、きつくても、おばあちゃんが嫌になっても。


 そういうところがあるかぎり、あたしはおばあちゃんっ子なんだろうな。


 ずっと、介護にさえならないような手助けを、


 自分のできる範囲で、本当にちょっとずつ、小さくだけど、


 やっていくんだろうな。

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― 新着の感想 ―
[一言]  その後どうなっているでしょうか。    認知症のキーワード検索できました。 うちの祖母も認知症でアルツハイマー型とレビー小体型の併発です。うちはどうにかしてホームに入ってもらう予定です。 …
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