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第一部 登場人物紹介 魔物編

        


・【サトウタイチ】


 本作品の主人公。ではあるが、神夢起現書記が作る物語では、大魔王軍中ボス待遇で登場という立ち位置。

 仮の姿アバターは【ゲーベルト】なる種族で、全身褐色の肌に銀髪と尖った耳、そして額に二本ちょこんと生えたツノが特徴。

 基本的に上半身は裸。腰には愛刀の【グエネヴィーア】を帯刀。

 アメリアスと対のイヤリング【ヒスイの翼】を所持、一度に三人までなら任意の場所に瞬間移動できる。(ただし、一度行った場所である事と、魔族語名称での場所指定が条件)その所以のため、アメリアスからは必要時以外は外せとの命令を受けている。

 その体の内には【六雄神】の一人【アポルディア】を秘めている。が、タイチの意志では自由に【神憑】は起こせず、仲間の危機などのピンチにしか登場しないため、いつもやきもきとした思いをしている。

 この世界において【タイチ・ハーレムワールド】なるものの建設を夢とし、日夜悲しい妄想に耽っている。

 中身が「人間」であるため、魔物や現在の多くのロキシア(アドラベルガ世界での人間の総称)が持っていない、また忘れ去った「熱さ」を臆面もなく見せるため、一風変わった魔族として周囲から一目置かれる存在となる。


[第一部現在で公開している魔法・ブロウ]


虎の牙(ティガー・ファング)        

漆黒の投槍(シュバルツ・ランツェ)     

赤い盾(ロート・シルト)          

幻影(ゲシュペンスト)

猛襲の弓(シュツルム・ボーゲン)      

雷光の狼(ブリッツ・ヴォルフ)        

燃え上がる鷹(ローエン・ファルケ)     

氷の鷲(アイス・アードラー)       

暴風雪(シュネー・シュツルム) 


 ブロウ(神憑時のみ)

おおかみがきたぞ!ウルフ・ザ・スタンピート


 ブロウ(グエネヴィーア装備時)

薔薇の月(ローゼン・モーント)


 ファイナル・ブロウ(グエネヴィーア装備時)

*名前はまだ無い必殺技


 スキル

*嫌な予感



・【ベルアゼール】(アドラベルガ時)


 天使ベルアゼールが、この物語のサトウダイチ(・・・)専属ナビゲータを務めるため、彼女本体から「賢い部分」だけを抽出して出来上がったキャラクター。

 外見は現実世界のベルアゼールとほぼ同じで、白金色に輝くロングヘアに、右目はアクアブルー、そして左目はチョコレートブラウンと、両の目の色が違う西洋系オッドアイ少女。主にライトカラーのゴスロリファッションを着こなしている。

 開始当初はサトウダイチに随伴していたが、ダイチに不要とされ、有耶無耶のうちにタイチと行動を共に。

 その際、一時身を寄せたヴァンパイアの最高貴族【ベイノール家】で、八分の一(ワンエイス)のヴァンパイアとして通し、偽造ではあるがヴァンパイア族の身分証明書を得る。(この時点で既に聖なる種族とバレている)

 

[第一部現在で公開している魔法・ブロウ]


 魔法

炎の槍(ローエン・シュペーア)

氷の刃(アイス・シュベルト)

飛翔(フルーク)

結晶の光(クリスタル・リヒト)


 スキル

*嘘八百



・【チーベル】


 天使ベルアゼールの「残念な部分」を集めて作られた、ちょっと毒舌なタイチ専属のナビゲーター・ホムンクルス。

 外見はベルアゼールに似てはいるものの、小悪魔っぽくアレンジがなされ、瞳の色は両目ともチョコレートブラウンに統一されている。

 開始当初は山本小鉄ばりの解説要因であったが、レアな回復闇魔法を使用できる事から、現在では回復要因として活躍。

 アニメや漫画、ゲームなどのオタク系雑学に明るく、特に古いアニメに詳しい。

 お風呂好き。


[第一部現在で公開している魔法・ブロウ]


 闇魔法

癒し(ハイルング)



・【くいだおれ太郎】(自称・ラインハルト・フォン・ローエングラム)


 タイチが所有する【伝令妖精】の♂で、テレポートにて任意の相手(あらかじめ気配を覚えさせる必要がある)の元へと伝令を運ぶ任務を受け持つ。

 目つきの悪さとやる気のない態度、そして関西弁を喋るという事から不良品のレッテルを貼られて、倉庫で埃をかぶっていたところをツングースカが持ち出し、タイチへと支給される。

 実は心根が熱く、自分という存在を買ってくれる持ち主が現れるのを夢見ていた。

 現在では、タイチの協力要請をきっかけに積極的な姿勢を見せるようになる。

 伝令妖精は一応最下層ながら「魔物種族」で、皆一様に金にがめついという特徴アリ。



        ◆ ツングースカの家族


・【ツングースカ・レニングラード】


 大魔王軍近衛師団・師団長の座に君臨する、チェルノブイ族の女性。

 魔蒼の民と呼ばれる所以の蒼い肌に緋色の瞳。そしてつややかな黒髪には、猛牛のような立派な角が生えている。

 長身に大きな胸、程よくくびれた腰、そして安産型のヒップを漆黒の軍服系衣装に包み、戦人としての装いをしている。

 が、家ではフリルの付いた白いシャツとジャケット、そしてパンツといった麗人の出で立ちとなる。

 豪放磊落にして深謀遠慮、煩わしい事が嫌いで力任せに押し切るタイプ。だが普段は温和で、部下との絆を何より大切にするという実に男前な性格。

 大魔王様に絶対の忠誠を誓い、賜ったトレンチコートを生涯大切にしている。

 左目は眼帯をしており視力が無い。これはインキュバスの謀反の際、レベトニーケと共に戦った【悪魔】より受けた傷が原因。(この活躍により、大魔王からトレンチコートを下賜される)

 本来チェルノブ族は温和で、ロキシアとの交流もある特殊な種族だったが、【レネオ殺盗団】なる組織に襲われ、ツングースカ以外の全ての者を失う。

 そのせいで、彼女はロキシアを憎むようになり、生涯をかけた復讐を誓う事となる。

 タイチに亡くした弟の面影を見出し、やがてそれは「情」となり……。

 愛称はツィンギー。


[第一部現在で公開している魔法・ブロウ]


 ブロウ

血まみれのナイフ(クローフィ・ナイフ)

血が滾るクローフィザキパーィエト


 ファイナル・ブロウ

最大に滾れ、我が血マーキシマム・クローフィ・ザキパーィエト



・【シベリアス・レニングラード】


 魔蒼の民、チェルノブイ族の男性。

 年齢はタイチと同じくらいで、外見的にも性格的にもタイチに似ているとの事。

 レネオ殺盗団に村を襲撃され、善戦空しく命を落とす。

 後に【ブエルトリク】により【バロウワイト】として知性も何もなくした状態で復活、最後はツングースカにより討たれる。

 アメリアス、キューメリーとは士官学校時代の同窓。

 武器は射手座の剣(サジタリアス)



・【グーリン族のばーさま】


 ツングースカがまだ幼い頃から彼女の身の回りの世話をする、グーリン族の婆様。

 グーリン族固有の全身緑色がかった肌と、物理分身が特徴的。

 若い頃は一度に四十人まで分身できたのが自慢。

 分身を解除し合体すると、ウホウホマッチョなゴリババァとなり、溢れんばかりのパワーを振るう事が出来る。



・【ミラルダ】


 グーリン族の少女で、ばーさまの孫娘。

 緑がかった肌に三つ編みとソバカス眼鏡、そして訛った言葉使いが特徴的の献身的な女の子。

 だが、中身はガチ腐女子でBL系同人誌のを愛読、執筆もこなす。

 ツングースカ邸の危機に、危険察知能力が働き、ばーさまと共に邪神派幽鬼と戦う。

 以降、ツングースカ邸(第二部からはタイチ邸)の専属メイドとして、家事全般をこなす。



        ◆ ベイノール家


・【アメリアス・ロディ・ベイノール】


 大魔王軍近衛師団、第一(屍鬼族)部隊・隊長。

 ヴァンパイア族の最高貴族ベイノール家の長女。ロキシア女性とのハーフで、このために大魔王候補から外される。

 士官学校時代は「狂犬」と呼ばれ、周囲から恐れられていた。それは自らがロキシアの血を引いている事からくる、周囲の目への抵抗であり、本当は心の優しい妹思いな貴女である。

 夜、最も活躍するヴァンパイアの中で、夜眠くなるという困った生理現象を持つが、通常のヴァンパイア同様夜の力を得ると強くなる模様。

 年恰好はタイチと同じほどで、金髪ツインテールにちょっとキツ目な瞳と、ベッタベタなツンデレスタイル。

 これはタイチの趣味が反映しているのかどうか定かではない。

 普段はレースも華麗なダーク系の編み上げドレスにロングブーツを着用。

 戦闘時にはカジュアルなドレスとブーツに着替える、流石は「金持ちのご令嬢」といったお洒落さんである。

 自分に対してズケズケとモノを言うタイチを、最初こそ蔑視していたが、次第に彼の心の熱さに惹かれ、よく行動を共にする事に。

 しかしながら、当の本人はタイチへの想いにまだ気が付いていない様子で、そんなもやもやした気持ちを「キツイ態度」や「暴力」としてタイチへと見舞ってしまう。

 ベルーアとは良き友人で、最初に出会った頃から彼女を、「闇の種族」とは相容れない「聖なる種族」と見抜いていたが、そういった事柄には全く気にせず、友情を深めていく。


 割と巨乳。

 愛称はアメリー、兄貴。


[第一部現在で公開している魔法・ブロウ]


 魔法

真紅色の巨砲シャルロッハロート・カノーネ

漆黒の光リヒト・フィンスターニス


 ファイナル・ブロウ

真紅の流星シャルロッハロート・メテオール



・【グランゼリア・レヴァ・ベイノール伯爵】


 大魔王軍最高貴族の四家ベイノール家の当主であり、ヴァンパイア族の頭領。

 ゴーンドラド一の喧嘩番長として名を馳せ、竹馬の友であるアップズーフ卿と共に「男の教科書」と呼ばれていた。

 ご陽気者な振る舞いを見せるが、その実、他の追随を許さない戦闘力と深慮遠謀に長けた才覚を持ち、それでいて家中の者達への思いやりも忘れない完璧貴人。そのため臣下の者からは絶大な信頼を得ている。

 タイチやベルーアの本質をいち早く見抜くも、「身の内にいつ変貌するかわからない脅威を抱くもまた一興」と、笑って甘受。二人を客として迎え入れた。

 近親種である幽鬼(邪神派)から謀反の誘いを受けていたが、これをきっぱりと拒否。

 アメリアスを利用しようとする幽鬼達の動きをいち早く察知し、作戦行動に随行。

 が、バロウワイトとなったツングースカの弟【シベリアス】を目の当たりにして動揺したアメリアスを庇い、瀕死の重傷を受ける。(この時、ツングースカを気遣い「天主の代行者にやられた」と虚偽を告げてる)


[第一部現在で公開している魔法・ブロウ]

 ブロウ

悪夢の影シャッテン・アルプトラウム


 ファイナル・ブロウ

殺人拳骨モルトファウスト

本域の真紅色の巨砲エルンスト・シャルロッハロート・カノーネ



・【グレイヒネル・ウォル・ベイノール】

 ヴァンパイア族の最高貴族ベイノール家の次女。アメリアスの腹違いの妹。

 アルテミアより幾分年下かと思われる年頃。それ故に姉や父らと別れて暮らす現状に寂しさを募らせる毎日を送っていたが、タイチの一言によりそれを払拭。大魔王としての立場に向き合う。

 タイチを(主におもちゃとして)気に入り、女性ばかりの近衛師団へと編入させる。

 大魔王神憑以前の愛称はグレイビー。



・【マリィ】


 大魔王軍最高貴族の四家、ベイノール家に仕える双子の純潔ヴァンパイアの少女で、アニィの姉。

 甘蜜色のロングヘアにメイド服とカチューシャという出で立ちで、アメリアスの就寝を警護。

 侵入者を排除する事に何の躊躇いも持たないという、仕事に徹したプロ。

 両親は邪神に魂を売り渡してしまい、そのために友人であったベイノール卿に討たれる。

 その後、卿に身を保護され、戦いのイロハを教わりながら、アメリアスの側近として仕える事に全てを捧げてきた。

 アニィとは真逆の性格で、社交的ではあるが、隠し事のためにはいけしゃあしゃあと嘘をつける性格。

 おっぱいは普通。

 


・【アニィ】


 大魔王軍最高貴族の四家、ベイノール家に仕える双子の純潔ヴァンパイアの少女で、マリィの妹。

 甘蜜色のショートヘアに、メイド服とカチューシャという出で立ちで、アメリアスの就寝を警護。侵入者を排除する事に何の躊躇いも持たないという、仕事に徹したプロ。

 両親は邪神に魂を売り渡してしまい、そのために友人であったベイノール卿に討たれる。

 その後、卿に身を保護され、戦いのイロハを教わりながら、アメリアスの側近として仕える事に全てを捧げてきた。

 マリィとは真逆の性格で、人見知りが激しく無口。

 だが一度気に入った者には割と心を開き、嘘が付けなくなるタイプ。

 おっぱいは小さい。



・【セルバンディス】


 大魔王軍最高貴族の四家、ベイノール家に仕える純潔ヴァンパイア。

 物腰柔らかな口調と、少女のように線が細く華奢な美少年という見た目ではある。

 が、執事頭であり、ベイノール家私設軍隊【ベイノール・ガーディアンズ】の最高責任者でもある事から、相当な腕前と推測できる。

 タイチの無骨さに憧れる台詞から、もしかしたら……かもしれない。

 ち○こがでかい。



        ◆アップズース家


・【レフトニア・クレメンデイル・アップズーフ】


 大魔王軍近衛師団副官の任に就く虎獣ワー・タイガー族。

 獣人族の最高貴族であるアップズーフ家の長女。

 一見仔猫を彷彿とさせる小柄でかわいい少女ではあるが、その中身は父親である四大貴族の一人【ゴレリウス・ドーガ・アップズーフ】譲りの凶暴さ、そして清廉潔白さを有している。

 半面、これまた父親譲りの情にもろい部分もあり、「敵」と公言しているロキシアとも、気が合えばすぐに打ち解けてしまうという柔軟さをも持つ。

 その小さな外見から猫系と揶揄され、一応は怒る素振りを見せるが、なんだか「まんざらでもない」といった感じではある。

 通常は軍服を着用しているが、戦いなどで興が乗ると上半身の着衣を脱ぎ捨て、ブラ(スポーテイーなもの)姿になるという困った癖がある。

 アメリアスとは幼い頃から家族同然の付き合い。

 愛称はレフティ。


[第一部現在で公開している魔法・ブロウ]


 ブロウ

虎の爪(ティガーナーゲル)


 ファイナル・ブロウ

究極の虎の牙アルティメイティブ・ティガーファング



・【ゴレリウス・ドーガ・アップズーフ伯爵】

 獣人族の最高貴族であるアップズーフ家の当主で、獣族の最高権力者。

 ベイノール卿と共に大魔王軍の双璧と謳われ、その武勇伝は男の教科書として語り継がれている。

 筋骨隆々で沸点が低く、しかも情にもろいという、いかにも単細胞の見本のような性格。

 だが、性根はまっすぐで謀を嫌う人柄に、家中から絶対的な支持を得ている。

 現在は獅子座の剣の捜索に力を入れている模様。



        ◆ラーケンダウン家


・【ライトニウス・フレリオール・ラーケンダウン】


 大魔王軍近衛師団副官の任に就く幽鬼種・レイス。

 大魔王軍四大貴族筆頭であったヨークブルグ・フレリオール・ラーケンダウン王の市井の子で、王と共に誅殺され幽鬼となる経緯を持つ。

 普段は甲冑姿にボロのフードを目深にかぶり、目だけを輝かせる異形な姿だが、実体化マテリアライズした姿は、スカイブルーの髪色をしたハーフ・ボブの美少女である。

 アスタロス騒動以降、それに伴う幽鬼謀反事件のあおりを受け、大魔王軍領西方の地ホーンマズの拠点【ボーグル砦】へと、ラーケンダウン王共々赴任させられる。

 武器は【牡羊座の剣(アリエス)


[第一部現在で公開している魔法・ブロウ]


 アリエス所持かつ黄金の羊(クリュソマロス)化時のブロウ

黄金羊の毛(ゴールデン・フリース)



・【ヨークブルグ・フレリオール・ラーケンダウン王】


 亡国フレリオールのかつての王で、市井の娘であるライトニウス共々家臣らに誅殺され、幽鬼種デミ・リッチとなる。

 邪神派幽鬼の指揮者であるオーリン・フレリオール・ラーケンダウンは実の息子で、そのためライトニウス共々大魔王軍領西方の地ホーンマズの拠点【ボーグル砦】へと転封。かの地の守備を命じられる。

 普段はボロ(かつては高貴な一品であったと思われる)のフードをまとい、頭上には朽ちかけた王冠を頂いている。

 フードの中には、ただ赤い目だけがらんらんと光り、異様な不気味さを放っているのが特徴的。

 生前も幽鬼となった後も、ライトニウスをいたく可愛いがり、良き父としての側面を見せている。

 普段はボケた老人然とした振る舞いだが、大魔王軍最高貴族の四家筆頭は伊達ではなく、智謀者として底が知れない面を見せる。

 なお、大魔王様の前では、「王」ではなく「卿」と呼ばれる模様。



        ◆バイツェル家


・【レベトニーケ・キール・バイツェル】


 大魔王軍最高貴族の四家バイツェツ家の当主であり、夢魔族サキュバス・インキュバスの頭領。

 大魔王軍領・北方守備の要である都市【マガルーガ】の最高責任者を務める。

 早くに両親を亡くして当主の座を受け継ぐも、配下のインキュバスが起こした謀反により、北方守備(建前上は破格の昇進)へと送られた経緯を持つ。

 その挫折感と権威復活のため、大魔王様への忠義は残しつつも、一時は邪神派幽鬼側に加担。しかしアメリアスの言葉により己の行動を恥じ入り、改めて最高貴族の威厳をまといなおす。

 ボンキュボンなエロい体をボンテージルックに包み、日夜男を誑かす事に精を出す反面、キューメリーやアルテミアら子飼いの者達への(性を含めた)教育も忘れない、良き指導者の面も見せる。

 おばさん扱いされるとキレる。

 武器は乙女座の剣(ヴァルゴー)



・【キューメリー】


 大魔王軍近衛師団、第三(魔族)部隊・隊長。

 夢魔族サキュバスの少女で、年恰好はタイチと同じくらい。

 蝙蝠のような羽と、その実力を象徴するかのように頭の両サイドから生えている立派な角が特徴。

 同族であるインキュバスの謀反により村を焼かれ、危ういところをアルテミア共々レベトニーケに救われるも、その時に負った心の傷により、男性(魔物、ロキシア関係なく)恐怖症に陥る。

 ベージュの長い髪の毛をサイドテールにまとめ、白のボンテージファッションに身を包み、その胸はアメリアスをも凌ぐ大きさという、男性を惑わす要素を十二分に装備している。

 にもかかわらず、未だそれらが「男性を惑わすため」に活躍した事はない。

 アメリアスとは士官学校時代からのライバルであり、当時の渾名は「猟犬」。男性魔物達を惑わすのではなく、狩っていたらしい。

 同じ境遇のロキシアの姫【エリオデッタ】との出会いから、男性恐怖症を克服する決意を固める。

 そのため、タイチを特訓の練習台として試練と向き合い……一応、それなりの成果は上がっている模様。


 武器は桃色の鞭(ローザ・パイチェ)


[第一部現在で公開している魔法・ブロウ]


 ローザ・パイチェ使用時のブロウ

悪夢の毒ギフト・アウプトラウム



・【アルテミア】


 見た目小学生風のサキュバス少女。

 明るく元気な性格で、第七部隊のムードメーカ的存在。

 淡い色の髪の毛をお団子頭にまとめ、両サイドから生えるまだ小さな二本の角。そしてまるでスクール水着のような衣装が印象的な、かわいい少女。

 同族であるインキュバスの謀反により村を焼かれ、危ういところをキューメリー共々レベトニーケに救われる。以後、彼女を「お姉さま」と慕い、キューメリーと共にレベトニーケに仕えていた。

 結構しっかりした性格で、時折見せる「子供っぽさ」は、もしかしたら彼女の計算であり、実はかなりのビッチ属性ではないかと思われる。(タイチ談)


 武器は地龍の長斧(グランド・ドラッヘ)なる竜王種の長斧。


[第一部現在で公開している魔法・ブロウ]


 グランド・ドラッヘを有するブロウ

地龍の一撃グランド・ドラッヘ・シューラーク



        ◆キンベルグの家族(ガンドー家)


・【キンベルグ・ドルス・ガンドー】

 ゲーベルト族最高位に位置する老人。

 大魔王様の側近で、常に苦虫を噛み潰しているかのような表情。その堅物ぶりは、孫のギュミリーズに受け継がれている。

 タイチを一目見て「得体の知れぬ何かを持つ若者」と高く評価。

 大魔王様のために日夜尽くしており、【ラッキーシード】を無理やり食べさせるという悪戯を成功させるため、タイチを背後から取り押さえる練習を家で人知れず行うといった念の入れようを見せる。

 孫達には非常に甘く、なんでも言う事を聞いてしまう欠点がある。



・【ギュミリーズ・フォアヴ・ガンドー】


 大魔王軍近衛師団・師団長補佐役を務めるゲーベルト族の少女。

 凛々しい顔つきに、銀色のウェービーロングの髪と、祖父であるキンベルグ同様の堅物な性格が特徴。

 が、酒が入ると鬱陶しいほどの泣き上戸となる。



        ◆その他


・【ベミシュラオ】


 飄々とした優男。

 自称「記憶喪失のドッペルゲンガー」。その実は、タイチ達の前に神夢起現書記でアドラベルガにやってきた【ニンゲンの英雄】。

 自らを犠牲に、邪神ルシファーを封印。が、ルシファー共々封印を解かれ、記憶を無くし彷徨っているところをツングースカに拾われる。以後、彼女に絶対の忠誠心を捧げ、その下で働く事となった。

 酒を飲んでの失敗が多く、とある剣に封印されていたところを救出され、タイチとの機知を得る。


[第一部現在で公開している魔法・ブロウ]


 ブロウ

突撃シュツルム・アングリフ



・【大魔王・ハーデス】(グレイヒネル)


 大魔王軍の頂点にして祖。

 正体は「冥府神ハーデス」であり、代々最高貴族の四家のうちから器となる体を得(神憑)て、この世界に君臨。

 現在は、ヴァンパイア族の最高貴族であるベイノール家の次女【グレイヒネル・ウォル・ベイノール】の身体を使用。悪魔チックな闇色のビキニに同色のブーツ、そして裏地の鮮烈な赤が印象的な漆黒のマントを羽織った出で立ちをしている。


最後まで目を通していただき、誠にありがとうございました!


お気付きの点などございましたら、お気軽にご一報ください。

ごめんなさいと言います。

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