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第5話 森の奥の怪物とクチャラー大活躍

前回は「クチャラー」スキルを恐る恐る使ってみた主人公。

でも、ただの“音付き食事”で終わるわけがなかった!?

今回、クチャラーの真の効果が少しずつ見えてきます。

森の奥深く。

先日の初陣で見かけた魔物たちの気配が、徐々に濃くなっていた。

「……またかよ、あの森」

俺――パンを握りながらスキル【クチャラー】の準備をする。

王女アリスも真剣な表情だ。


「気をつけて、今回は大きいのがいるわ」

アリスの声に、俺の心臓が跳ねる。

「大きいって、俺の耳耐えられるのか……?」


森を進むと、視界の奥から巨大な狼型魔物が現れた。

牙をむき出しにし、こちらを威嚇している。

「……まさか、こいつ一人で村まで来る気か?」


俺はスプーンを握り直す。

「いくぞ……クチャラー発動!」


ズゾゾゾッ!!


スキルが炸裂し、魔物は耳を押さえて後退。

枝や葉が揺れ、地面が震え、魔物はうろたえる。

「効いてる……効いてるぞ!」

アリスも感心した顔で剣を構える。


しかし、魔物は一瞬で態勢を立て直す。

「まだ……まだ力を出してないってことか……」

俺は焦るが、次の一口でスキルをフルパワー発動。


ズゾゾゾゾッ!!


衝撃波と共に魔物はついに倒れ、森は静寂を取り戻した。

「……すごいわね。あなた、本当に使えるのね」

アリスは微笑む。

俺は涙目でパンを噛みしめる。

「便利だけど……耳が死ぬ……」


その夜、森の奥で新たな気配がうごめいている。

俺は気づいていた。

「……次は、もっと強いやつが来る……」


こうして、俺とアリスの森での冒険は続く。

スキル“クチャラー”の力は、まだ序章に過ぎなかった。

お読みいただきありがとうございます!

正直、クチャラーに隠された効果なんて最初は考えてなかったんですが、書いてるうちに「音でパワーを引き出す」って設定が浮かんでしまいました(笑)

次回はいよいよ村に危機が迫ります。クチャラーは本当に役に立つのか!?

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