第12話「酔いと歌の襲撃」
酒と歌と怒りに突進する影の女・めぐる。
タクトたちは森の中で不意を突かれ、思わず身構える。
この酔っ払い歌姫との初遭遇が、どんな騒動を生むのか――緊張と笑いが入り混じる戦いの幕が上がる。
タクトたちは思わず後ずさる。
「こ、こいつ……本気で突っ込んでくるぞ!」
めぐるは酒瓶を片手に、足取りもおぼつかないまま突進してきた。
「聞けぇぇぇ! わたしの完璧な歌声を!!」
高らかに叫ぶ声は、怒りと酔いで震えている。
アリスは剣を構え、タクトは身構えた。
リクは恐怖で小さく震えながら、思わず放尿スキルが反応。
「ぼ、ぼく……またやらかすかも……」
めぐるが大声で歌うと、予想以上の音波が森に響き渡る。
木々が揺れ、地面の小石が飛び、リクの頭に当たった。
「うわっ、痛い!」
「攻撃力高すぎ……!」タクトは驚愕する。
しかし、酒に酔いすぎためぐるは足元がおぼつかず、バランスを崩して転倒。
「うわぁぁっ!」
酒瓶を落とし、歌声も途切れる。
アリスは呆れた顔で言った。
「……敵なのか味方なのか、全く読めないわね」
タクトは剣を下ろし、めぐるを見つめる。
(……どうやら、普通の戦い方は無理そうだ)
リクは水たまりを見て顔をしかめつつ、タクトの肩にしがみつく。
「……やっぱり、ぼく、この戦闘に向いてない」
めぐるは泥だらけで、怒りと酔いで唸りながらも、どこか憎めない笑みを浮かべた。
「ふふ……でも、わたし、悪い奴じゃないんだからね……」
森に響く奇妙な歌声と、酒と笑いの混ざった騒動。
タクトたちは息を整えつつ、めぐるの次の動きを警戒した。
――次回、酒乱歌姫・めぐるの予想不能な行動が、タクトたちを再び翻弄する。
酔っぱらいの歌声と暴走で、戦いは予想外の混乱に。
タクトたちはなんとか乗り切ったものの、めぐるの実力と予測不能な行動に頭を抱える。
次回、酒乱歌姫・めぐるが再び動き出し、さらに騒動を巻き起こすことは間違いない。




