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電子マネーが蒸発する時

 キャッシュレス決済が現金よりヤバい、と感じるときがある。決済業者が潰れて、チャージしているお金が蒸発する時。


 昨年秋、京都大阪エリアのスーパーが倒産した。その際、スーパー独自の電子マネーも事実上、蒸発した。 プリペイドの電子マネーには、業者の保有残高の半額を法務局などに供託しろ、という法律があるが、残高が一千万円までなら例外なので、保全されずに一般債権扱いになって(たぶん)蒸発してしまうらしい。

 このようなことは電子マネー以前にも時々あって、百貨店倒産で発行済みの共通商品券が無効になったり、ガススタ倒産で灯油券とかガソリン券が紙くずになったりしたので、ある程度の金融リテラシーがなければプリペイドのキャッシュレス決済って怖くてできないよね、と感じている。


 それでも複数の電子マネーで二万円くらい残高があるけど(なかなか減らない)。


 最近の動きとしては、独自の電子マネーを運営しているガススタが、運営をアウトソーシングする例があった。いつも使っているセルフスタンドの会員カードが変更になり、調べたら国内何社かのガススタが同一の会社(NECプラットホームズ)にアウトソーシングしているのを知った。残高保全をどうしているかまではわからなかったが、素直にSMFC系列で保全されていることを期待している。



 風説の流布になりかねないが、

今の大手のプリペイド電子マネー・QRコード決済でも、大手だから消滅はないとしても、他社への移管で利便性やお得さが変わってしまうリスクは避けようがないと思われる。既にLINEペイはPayPayに事実上統合、最先発組のOrigamiPayはメルペイに統合、pringはGoogleが傘下に収めている(まだ活用されていない)。古くは、Edyがビットワレットから楽天に移管・傘下となっている。

 また、各種ポイントサービスがプリペイド電子マネーに移行・統合されることも期待できる。


 この先予測されるのは、

楽天の金融子会社売り払いの先に、Edy事業もみずほ系列に渡る可能性が高まることだろうか。J-Coin PayとかBank Payと統合されたら、少なくとも銀行系Payサービスにとっては加盟店が飛躍的に増えることとなるのでメリットは高いと思われる。それにQRコードのサービスに比べてFelicaのサービスは処理速度が速いので、消費者にとっては店頭での決済体験は優れる。

 ただ問題は、

みずほ銀行のコンピューターシステムは定期的に「やらかす」ので、巻き添えで使えなくなる危険があることだろうか。

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