陸マイラーだったあの日
陸マイラーとかポイント廚とか。
陸マイラー(おかまいらー)とは、お金をマイル(ポイント)に替えて|儲かった気になっている人種《信者なので治療法はない》である。
かくいう私も陸マイラーの時代があった。まだその時は飛行機に乗ることがあったのだが、ライフスタイルが変わって3年に一度くらいしか飛行機に乗らなくなったので、航空会社のクレジットカードを持つのがバカらしくなり(年会費がもったいない+LCC使えるし)、足を洗った。
飛行機に乗ると、大手の場合は会員カードにマイルが付与される。何度も乗ってマイルが貯まると、飛行機に乗らなくてもマイルが貯まり、無料航空券や上級席へのアップグレードに使えるようになる。これが航空会社のマイル制度。
一般にクレジットカードを使うとポイントが付く。航空会社の会員カードに提携クレジットカードがついたものがあり、このポイントがマイルに変換できたり直接付与される。東京羽田〜那覇を割引なしの運賃で往復1968マイル、往復運賃をカード決済して962マイルで合計2930マイルに増やせる。
ただしこのカードは年会費が高い。一般カードで条件付き無料が標準のところ2200円+マイル割り増しオプション会費3300円、ゴールドカードで(某社で)17600円(オプション込み)。オプションつけないと還元率の低いカードに成り下がる。
この年会費を払ってまでメリットがあるか?(この年会費分でLCCなら成田〜札幌を往復できる)、ライフスタイルと信仰による、としか言えない。
世にいろいろなポイントシステムがあるが、航空会社のマイル制度は相互変換のハブを担うことがある。詳しくはまとめサイト参照、もしくはDIMEという雑誌で年1回は特集があるので図書館へ。ポイント廚じゃないと追い切れませんよ。
マイルとかポイントは(利用法が限定された)一種の通貨である。でも陸マイラーとかポイント廚とかがキャッシュレス決済の世界では発言力が強いんだなあ。信じる者は救われる。
マイルで飛行機に乗らなければ必要ねえんだよ、陸マイラーなんて。