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勿忘草の咲く丘に  作者: ヘディ
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これは僕と僕の人生を変えてくれた彼女との物語。

あれは2年前だろうか…2年前の僕は高校3年生だった。しかし決して良い高校生活をおくっていると言えるような生活をしていなかった。家にひきこもり、オンラインゲームを1日中やって、月に1度学校へ行くか行かないか…いわゆる「不登校」ってやつだ。そんな生活が2年間も続いていた…。入学してすぐは友達も人並みに、勉強も人並みにって感じだった。充実はしていたと思う。だが急に糸がプツンと切れたかのようにやる気が出なくなってしまった。それからというものは自分の部屋に引きこもり、勉強もしないでただただ食べて、寝て、ゲームしかしていなかった。ほんと…今思うと最低な事をしてきた…でもそんな僕を変えてくれたのが彼女だった。

3年生一学期の5月。僕は3年生になってから初めて学校に来た。当然僕のことは誰も知らない。僕はそっと教室のドアを開けた。

ガラガラガラ

一気にみんなの視線が僕にきた…

「誰あいつ」

「髪の毛ボサボサじゃんw」

「あんなヤツいたっけ?」

コソコソと言っているのかもしれないが丸聞こえだ。

僕は自分の席を探して座った。(よかった…隅の席だ…)ホッとして本を読んでいるといかにも優等生って感じの女の子が僕の目の前に来た

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