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10年前シリーズ

【架空楽曲】10年前にバカにした、嫌な女に私はなった。

作者: 朝倉 ぷらす



大丈夫 大丈夫って自分に言い聞かせて

大丈夫じゃないのはSEX以外のすべての(あいだ)

私をあなたの過ちに 割れた夢の残り香を

冷えた身体(カラダ)に重ねて伝えて 二人で一つを温めた



配置と上司が変わっても 忙しいのは(おんな)じで

中途半端な人付き合いの上書きだけが面倒で 惰性で混ざった飲み会だけど

最後の囁き断り切れない あなた口説くの上手(うま)そうね

私お手軽だったでしょう ベッドで甘えるギャップの振りして

(たかぶ)らせて気を引いて 安い挑発 あなたに構ってほしい

それで最後は「襲ってきたでしょう?」


ずるいでしょ



大丈夫 大丈夫って自分に言い聞かせて

大丈夫じゃないのはSEX以外のすべての(あいだ)

私をあなたの過ちに 割れた夢の残り香を

冷えた身体(カラダ)に重ねて伝えて 二人で一つを温めた



冷えた背中が熱くなる 私の価値を感じる瞬間 醒めていく

引き抜いて 縛って捨てるゴムの中 あなたと私の関係ドロリとたっぷり

詰まって見える そんなウソ

気軽に捨ててしまえる交わり だから今夜も帰って来てくれる

期待してるのは誰? 笑顔が疲れてきたのは初めからだって誤魔化して

自分から求めていれば世話ないわ


ずるいかな



大丈夫 大丈夫って自分に言い聞かせて

大丈夫じゃないのはSEX以外のすべての(あいだ)

身体に塗りたくってグチャグチャに

なったショートケーキを舐めとって 中に出させて温めた



ホテルに残ったあなたから 家族に向けて電話なんてされちゃうと 

愛し合ったシーツのシワ 滑稽(バカ)みたいに思えて嫌だから

だからいつも私が後から出るの

激しく求め合ったその後に いつも囁く「責任取って。」の甘噛みで

チクリと毒を注ぎ込む たったそれしきの優越感だけが

私の心を支えています


ずるいわ



大丈夫 大丈夫って自分に言い聞かせて

大丈夫じゃないのはSEX以外のすべての(あいだ)

身体に塗りたくってグチャグチャに

なったショートケーキを舐めとって 中に出させて温めた


大丈夫 大丈夫って自分に言い聞かせて

大丈夫じゃないのはSEX以外のすべての(あいだ)

私をあなたの過ちに 割れた夢の残り香を

冷えた身体(カラダ)に重ねて伝えて 二人で一つを温めた


私をあなたの過ちに 割れた夢の残り香を

冷えた身体(カラダ)に重ねて伝えて 二人で一つを温めた

なろうって、曲の歌詞を使うことはできないじゃないですか。

ですから本作は、私が小説内で「音楽」を扱いたいなって思ったときに使うために、書いてみたものなのです。


みなさんも小説などを書くときに、不倫ソングの歌詞の引用的なものをしたくなって、本作のイメージが合いそうなら、私の許可なく引用してくださって構いませんのよ。

ただ、使った場合、後書きにでもちょこっと「朝倉 ぷらす作の「10年前にバカにした、嫌な女に私はなった。(https://ncode.syosetu.com/n0629gg/)」を使用しました。」などと書いてくださると嬉しいですっ><

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― 新着の感想 ―
[一言] 桜子さんの作品から飛んできました。 情感たっぷりで、ぐっときます……
[一言] ぐちゃぐちゃな感じが伝わってせつないですね(´・ω・`)
2020/05/22 17:29 退会済み
管理
[良い点] すごく悲しくて寂しい詩ですね。リアルで悲しくて、何故だか泣きたくなる詩だと思いました。
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