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村を追放された最弱召喚士がチート級モンスターたちを召喚して、いつの間にか最強になってました。  作者: 遥風 かずら
第二章:光を求める者

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51.資格を与えし者 導き編


 召喚されたくてされたわけじゃなかった……というのは正しくありませんね。


 実際に召喚されたのはカエルであって、わたくしなどでは無いのですから。


「そもそもルムデスさんって、神聖のエルフなんでしたっけ?」

「ええ」

「それがどうやったら、ライゼルなんかに仕えることになるの?」

「フフッ、初めはそうではなかったのです。召喚されたわけでもなく、偶然が重なって出来た、事象の流れに従ったまでですから」

「それじゃあもしライゼルから召喚されたら、ルムデスさんはもう一度契りを?」


 アサレアさんが放った言葉は、わたくし自身に疑問を投げかけた。


 本来召喚士というのは、イビルさんのような植物妖精を従えるはず。

 間違っても、わたくしのようなエルフを召喚し、主と認めて仕える存在などではないのでは。


 悪魔のトルエノを呼び出したと聞いていましたけれど、それも結果に過ぎないこと。

 それでももし、あの方に望まれれば、わたくしはどんな顔をしてお姿を晒せば良いのでしょう?


 いずれにしても、神聖のエルフを召喚などと、それはおかしなこと。


 契りを交わしていない召喚士に呼ばれたら、今のわたくしはわたくしでは無くなり、無慈悲な光を与えるだけの存在になるだけでしょう。


「あれっ!? ル、ルムデスさんっ! 何か、全身が光ってますけど……」

「――え」

「ま、まさか召喚?」

「……この感じ、そうですか。アサレアさん、”彼”の求めに応じて来ます。ですが、わたくしの記憶は閉じられたままに終わると思います」

「ど、どういう? あっ――」


 冷酷無比なお姿をお見せすることになるでしょうが、どうかわたくしを嫌悪せず、見たままでまたお望みを頂ければ、わたくしはいつでもライゼル様の元に――

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